マサチューセッツ州ウェイクフィールド発, Feb. 09, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- 2016年12月に、ジューラ (Xura) の関連企業がマイテル・ネットワークス・コーポレーション (Mitel Networks Corporation、「マイテル」、Nasdaq:MITL) (TSX:MNW) の一部門であるマイテル・モビリティ社 (Mitel Mobility, Inc.、「マイテル・モバイル」) およびランジューア・ネットワークス (Ranzure Networks, Inc.、「ランジューア」) を買収する確定契約を結んだことを発表。本日ジューラは、取引完了時に新しく合併した社名をマヴェニア・システムズ (Mavenir Systems, Inc.、「マヴェニア・システムズ」あるいは「マヴェニア」) とすると発表した。ジューラの関連企業は、以前に発表済みのランジューア・ネットワークスの買収を2017年2月1日に完了した。ジューラの関連企業によるマイテル・モバイルの買収は、通常の締結条件の対象になるが、2017年第1四半期に完了すると予想されている。
この旧名マヴェニア・システムズを再採用した新企業は、マイテル・モバイルの旧組織 (同様にマヴェニア・システムズという名称) の元CEOであり、ランジューア・ネットワークスの共同創設者・CEOであったパーディープ・コーリ (Pardeep Kohli) が主導する。
マヴェニア・システムズは2015年にマイテルが買収してマイテル・モバイルと改名したが、世界初のボイスオーバーLTE (「VoLTE」) およびメトロPCS (MetroPCS、現T-モバイル (T-Mobile)) のRCS5のライブネットワーク実装、T-モバイル米国のIMSベースのボイス・オーバーWiFi (「VoWi-Fi」) の初のモバイルネットワーク実装などをはじめとした、4G LTEモバイルソリューションの業界リーダーシップを確立した。
ジューラ、マイテル・モバイルとランジューアの合併によって構成される新企業マヴェニアは、モバイルネットワークインフラスタックの各レイヤーをまたぐ、5G対応の完全仮想化ソフトウェアソリューションのリーディングプレイヤーとしての地位を確立し、コミュニケーションサービスプロバイダ (「CSP」) がクラウドを採用し、ネットワークを仮想化する中で、収入、効率、柔軟性及びスケーラビリティの促進を助けることになる。新しいソリューションセットでは、サービスイノベーションを促進し、最適化を実現し、モノのインターネット (「IoT」) と5Gアプリケーションによるトラフィック量の急増への対応が可能になる。
ジューラのCEO、パーディープ・コーリは以下のように述べている。「マヴェニアはグローバルブランドとしての強力な評判と、製品ライン全体における市場を先導するイノベーションに実績があるため、この名称は理想的な選択肢でした。マヴェニアでは初の全規模仮想化およびソフトウェア定義ネットワーキングをモバイルコアネットワークに実装したことなどをはじめとして、複数の業界初のイノベーションをリードしてきました。今後もこの成功を基にして、無線アクセスやパケットコアから、5Gアプリケーションやサービスまで、クラウド実証済みの進化型ネットワーキングソリューションを提供し、お客様やエンドユーザーの方々のために、イノベーションや新体験を促進してまいります。この買収およびマヴェニア・システムズのブランド再ローンチの準備として、マイテル・モバイルはモバイル・ワールド・コングレスにマヴェニアとして参加します。」
ジューラについて
ジューラ(Xura, Inc.) では、多様なモバイルデバイスやプラットフォームにおけるグローバルコミュニケーションを可能にするデジタルサービスソリューションのポートフォリオを通じて、コミュニケーションサービスプロバイダ (CPS) やエンタープライズがデジタルエコシステムのナビゲーションやマネタイズを行い、同社のクラウドベースの提案を経由して画期的な新しい体験を提供できるようにしている。同社のソリューションは、140ヶ国以上で350社を超えるサービスプロバイダやエンタープライズを経由して、30億人以上とのタッチポイントを持っている。詳しくは、www.Xura.comを参照のこと。
ランジューア・ネットワークスについて
仮想化LTEコアネットワークや無線アクセステクノロジーにおける経験豊かな当業界のベテランが創設したランジューアは、シームレスで超高速の5Gネットワークの開拓を専門としている。ランジューア・ネットワークスでは、サービスプロバイダが5Gとモノのネットワークを対象とする進化パケットコアの分野でマイテル・モバイルのテクノロジーをサポートするため、マイテル・モバイル・テクノロジーのライセンス契約を行っている。ランジューアは、テキサス州リチャードソンに拠点を構え、オタワ (カナダ) およびベンガルル (インド) に開発センターを持つ。詳しくは、www.ranzure.comを参照のこと。
サイリス・キャピタルについて
サイリス・キャピタル (Siris Capital) は、データ、テレコミュニケーション、テクノロジー、およびテクノロジーイネーブル型ビジネスサービス企業へのコントロール投資を専門としたプライベートエクイティ会社である。抜群のシニア運営・経営陣 (またはエグゼクティブパートナー) がサイリスと共同で投資機会の特定、検証、運営を行う同社の取り組みは、サイリスの投資に対するアプローチを反映している。こうした人材を活用し、サイリスでは経営陣と協力して運営上及び戦略上の付加価値を提供している。詳しくは、www.siriscapital.comを参照のこと。