アトランタ発, March 30, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- 特殊ハイドロコロイド溶液生産における世界的リーダー、CPケルコ (CP Kelco) は本日、オクラホマ州オクモルギーにある工場で、「ケルコジェル (KELCOGEL®) 」ジェランガムの製造のための新しい生産設備が完成したことを発表した。多様な食品や飲料、その他の用途に使用されるジェランガムの生産能力が拡張されたことで、この高性能製品ラインに対する需要の拡大に対応できるようになる。
CPケルコの社長、ドン・ラブライト (Don Rubright) 氏は「ジェランガム生産とイノベーションにおける世界的リーダーであるCPケルコは、長期にわたりこの多用途・多機能材料の持続可能なプロバイダーとして業界に貢献していく意向です。当社ではジェランガムの生産能力を拡大して、この確約を履行しています」と述べている。
これまでは、CPケルコのカリフォルニア州サンディエゴにある施設がケルコジェル・ジェランガムの主な製造所となっていた。CPケルコのバイオガム・プラットフォーム担当シニアディレクター、ショー・ギルマー (Shaw Gilmer) 氏は「オクモルギーの当社のジェランガム製品は、当社の製造・品質管理手順を守り、サンディエゴにある当社の施設で生産している製品と同等の品質と機能性を持っています。適格性審査プロセスがスムーズに進むようにお客様に協力いたします」と語った。
顧客重視の姿勢、細部まで行き渡る技術的ノウハウ、最高水準の品質および食品安全管理システムを駆使するCPケルコは、オクモルギー施設のジェランガム製品でも多岐の製品検査・検証を実施してきた。試用のためにCPケルコの顧客に対する製品サンプルの送付が開始され、新しいジェランガム生産能力は2017年4月から全面的利用が開始される予定である。
ケルコジェル (KELCOGEL®) ジェランガムについて
CPケルコは、ケルコジェル・ジェランガムを30年近く前に業界に投入した。同社では、食品・飲料からパーソナルケアや医薬品に至る応用分野において、この柔軟性に富んだ高性能材料についての豊富な経験を有している。ジェランガムは、ジェル化、テクスチャ、安定化、懸濁化、皮膜形成、構造決定などが必要な多様な製品において、低濃度で使用可能である。
CPケルコについて
米国ジョージア州アトランタに本社を構え、J・M・フーバー・コーポレーション (J.M. Huber Corporation) の傘下にあるCPケルコ (CP Kelco) は、特殊ハイドロコロイドの大手メーカーであり、世界各地に事務所や設備を有している。多様なハイドロコロイド溶液を100ヶ国以上で供給している同社は、その専門技能を駆使して多様な用途のコンセプトやアイデアを具体的な製品として実現している。同社の特殊原料は地域の消費者ニーズに合わせてカスタマイズされ、コンシューマー向け製品、家庭用製品、産業用途など、多岐にわたって使用されている。主要製品ラインは、ジェランガム、ペクチン、キサンタンガム、セルロースガム、カラギーナン、デュータンガム、微粒子化濃縮乳清タンパク質、およびその他の独特バイオポリマーである。詳しくはwww.cpkelco.comを参照のこと。