エタ・コンピュート、エネルギーハーベスティング分野を標的とする、電力消費量が世界最小のマイクロコントローラipでデビュー


ロサンゼルス, April 11, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- 無限の可能性があるIoT (モノのインターネット) から電力消費という障壁を取り除くことに特化している企業、エタ・コンピュート (Eta Compute) は、その代表的ソリューション「エタコア (EtaCore™)」を発表した。この製品は電力消費量が世界最小のマイクロコントローラIPであり、機能性や性能を妥協せずに最小限のエネルギーハーベスティング供給で動作する。ディープなサブスレッショルドで動作する同社の低電量消費SoCおよびマクロコントローラIPは、よりインテリジェントなIoTをサポートする多様なアプリケーションの基盤となると予想されている。

常時オンで常時検出機能が動作するデバイスを導入するには、恒久的な動作を可能にするために、全体的な電力消費量を削減するディスラプティブソリューションが必要である。エタ・コンピュート独自の低電力消費設計、IPおよびカスタムデザインは、様々な温度、処理、電圧、電源供給で動作することができる。IPはディープ・サブスレッショルドで動作し、0.25~1.2ボルトで動作するARMコーテックス=M3 (ARM Cortex-M3) コアが搭載されている。その結果、0.25Vまでの低電圧で確実に動作する、より少数のコンポーネントで構成された小型製品が実現された。

エタ・コンピュートは、プロセスの変化や不正確なデバイスモデル、パス遅延の変化などから影響を受けない、動的電圧スケーリングをサポートする唯一の市販化済みセルフタイミング・テクノロジーである。完全なSoC製品を開発中の顧客のために、エタ・コンピュートはRTC、AES、DSPなどの、追加の低電圧対応IPを追加した。ADCセンサーインターフェイスの電力消費量は3uW未満であり、効率の良い電力管理により最低0.25Vまで動的電圧をスケーリングダウンすることができ、80%以上の効率が実現可能である。

  • 動的電圧スケーリングのためのPMICは、2V~1.5V、効率80%以上が可能
  • 3uW未満の電力消費量の12b 200kサンプリング/秒のSAR ADC
  • 15nW未満の電力消費量のリアルタイムクロック・デジタルIP
  • オーディオ用途に最適化した、低電力消費量の埋め込みDSP
  • 128、192、256ビットのキーサイズに対応する128ビットのブロックサイファーAES

プロセスに左右されない低電力消費の独自の設計方法では、効率の良い常時オンで常時検出機能が動作する処理が実現されるエタ・コンピュートのIPは、シリコン実証済みIPおよびカスタム回路変換と組み合わせることで、設計の所要時間、コストやリスクを削減する。IPは任意のファウンドリープロセスやテクノロジーノードに適用可能で、顧客による採用が簡易化されている。

エタ・コンピュート は、エネルギーに制限のあるIoT用センサーやデバイスで使用されるマイクロコントローラやSoCの電力消費量を画期的に削減するために特化して設立された。最初のソリューションは、機能性や性能に妥協せず電力効率を10倍も引き上げる、電力消費量が世界最小のアナログおよびデジタルIP、CPUコア、およびSoC設計を実現し、IoT向けの低電力消費に革命をもたらしている。


            

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