タイコ・リテール・ソリューションズ、小売業者の630億個以上の商品を店内で「すぐに小売できる状態」で保護

世界の一流小売業者が、「センサーマティック」ソースタギング・プログラムを利用して売上げを伸ばし、万引きを防止


スイス、ノイハウゼン発, Feb. 06, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- タイコ・リテール・ソリューションズ (Tyco Retail Solutions) は本日、ソースタギングを実施した小売商品が630億個を超え、店内のより多くの商品を小売業者が保護するための支援を実現したことを発表した。「センサーマティック (Sensormatic)」商品ソースタギングで小売業界のマイルストーンを打ち立てた同プログラムでは、2011年以来7年連続で成長を達成している。タイコの同業界で最大のプログラムは、世界の一流小売業者が最人気の消費者向け商品や衣料品を保護するために役立っている。さらに、ソースタギングでは、ほとんどどのような商品カテゴリーであっても保護が可能であるため、商品レベルの保護を標準化した万引きの発生率の引下げに役立つ。

同社のプログラムでは、電子物品監視 (Electronic Article Surveillance、EAS) を組み込んだ使い捨てラベルや再使用可能なハードタグなどを生産時に取り付けている。現在、センサーマティック・ラベルの過半数の取付けは、店舗ではなく商品のメーカーや包装会社が行っている。センサーマティック・ソースタギングでは、直ちに売り場に出せる「すぐに小売できる状態」で商品が届くため、小売業者にとって便利なものとなっている。また同プログラムは、店舗で手作業でセキュリティタグを付ける作業をしなくて済むようになるため、店員が顧客対応に専念できるようになる。

タイコ・リテール・ソリューションのグローバルな立場とデータドリブンのサービス型センサーマティック・ソース・タギング (Sensormatic Source Tagging as a Service、STaaS) を活用することで、小売業者はタイコが管理するコラボレーションを通じて、費用対効果が優れた包括的な商品保護を直ちに実現できる。センサーマティック・ソースタギングは、マイルストーンとして以下のような記録を達成している。

  • まだ開始後2年強であるが急成長中の同プログラムでは、労力の節約になる適切な商品とサプライヤーに注力してタギングを行い、売上げを促進し、万引きを防止できる。
  • 世界中で630億個にのぼる消費者向商品をタギングし、小売業者や消費財メーカーが盗難率を削減し、一貫したタギング遵守を行うために役立っている。
  • 万引き被害の最も多い肉類では、電子レンジに入れても安全なラベルを埋め込み、昨年4千万パッケージを万引きから守るために役立った。
  • 同様に万引き被害率の高い衣類では、100億個以上の見えやすいハードタグを生産時に取り付け、小売業者が商品のタギングに費やしていた数百万時間もの労力を節約した。
  • 50億個のモノのインターネット (IoT) 対応ハードタグを再流通し、商品レベルでの可視性と安全性を提供し、より良い在庫管理に貢献している。
  • 年間4億個以上の縫い付け型ラベルが使用され、高級衣料品やテキスタイル製品の目立たないタギングも実現している。

タイコ・リテール・ソリューションズの最高顧客責任者であるトニー・ドノフリオ (Tony D’Onofrio) は次のように述べている。「世界的な一流小売業者やメーカーとの協力により、センサーマティック・ソースタギング・プログラムを共同で成長させていることを大変嬉しく思っています。50年以上にわたり新技術を開拓してきたセンサーマティック (Sensormatic) は、その品質と革新を小売業者の皆様からご信頼いただいているブランドです。再流通式のRFID対応ハードタグは、フルスケールの衣料品用RFIDプログラムの展開に対する費用対効果が良く環境にも優しいアプローチとして、小売での採用率が高まっています」

詳細情報、この他のコスト節減メトリックス、プログラムのマイルストーンなどについては、こちらから閲覧可能である。

同社のインフォグラフィックでは、センサーマティック・ソースタギング・再流通プログラムについての詳細情報を閲覧可能である。

ジョンソン・コントロールズについて
ジョンソン・コントロールズ (Johnson Controls) は、150カ国以上において幅広い顧客にサービスを提供している多角化されたテクノロジーのリーダー企業であり、複数の業界を網羅している。12万人にのぼる従業員は、スマート都市やスマートコミュニティ実現のために、インテリジェントな建物や効率の良いエネルギーソリューション、統合インフラ、次世代の輸送システムを創り出し、それらを互いに円滑に連動させている。持続可能性に対する同社のコミットメントは、同社のルーツとなった電動ルームサーモスタットを発明した1885年にまで遡る。同社は、建物やエネルギーの成長プラットフォームに戦略的重点を置くことで顧客を支援し、全ステークホルダーにより大きな価値を提供するよう尽力している。詳しくは、http://www.johnsoncontrols.comを参照するか、Twitterで@johnsoncontrolsをフォローされたい。

タイコ・リテール・ソリューションズについて

ジョンソン・コントロールズの傘下にあるタイコ・リテール・ソリューションズ (Tyco Retail Solutions) は、分析に基づく損失防止、在庫管理インテリジェンス、トラフィックインサイトのリーダー的プロバイダーである。同社のソリューションはリアルタイムの可視性と予測分析機能を駆使し、小売業者が最大限の事業成果を実現し、顧客体験を向上させるために役立つ。小売市場に150万台を超えるデータ収集機器を導入しており、年間400億回の買い物客来店情報を収集し、数十億個もの物品の追跡・保護を行っている。同社の小売業者向けポートフォリオには、最先端のセンサーマティック (Sensormatic®)、ショッパートラック (ShopperTrak®)、トゥルービュー (TrueVUE™) ブランド並びに各種建物用テクノロジーソリューションが含まれている。詳しくは、TycoRetailSolutions.comを参照するか、LinkedInTwitterYouTubeチャネルで同社をフォローされたい。

問い合わせ先: アン・ラインズ (Anne Lines)

タイコ・リテール・ソリューションズ代理、マター (Matter)
電話番号 + 1 978-518-4512
JCIretail@matternow.com

本発表に付随する写真は、http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/04ad9638-cc96-4940-ab81-3f275b12813dから入手可能である。