（東京・米カリフォルニア州サンフランシスコ )モバイル端末とウェブアプリケーション向けの位置データプラットフォームの大手であるMapboxは、日本での事業開始とMapbox.jpの公式サイトの公開を発表しました。
Mapboxには同社の地図作成プラットフォームを使用する160万人もの開発者が登録しており、世界中で45,000以上のアプリケーションに活用されています。今回日本で開設するMapbox.jpのサービスは、SnapchatやFacebook、SuuntoやTableau、またThe Weather Channelなどの企業に利用されているものと同じで、何億人ものユーザがこの地図作成プラットフォームを利用しています。
Mapboxは、日本の位置データプロバイダーの大手である株式会社ゼンリン（以下、ゼンリン）とのパートナーシップの下、日本でのサービス向けに強化した地図データをベースにサービスの提供を行います。ゼンリンは日本での地図作成において70年もの事業経験があり、そのデータは日本の道路や周辺地域などをほぼ100%近くまで網羅しています。ゼンリンのデータをリアルタイム地図プラットフォームに統合した場合、地図のカバー率は劇的に向上し、Mapboxが、国内において、広範囲のリアルタイムの交通情報などを提供すれば、動的な情報の変化を検出できるようになります。こうした動的な情報は、毎日140億以上もの匿名化または統合されたデータとしてセンサーで読み取られており、より正確な交通データの提供やリアルタイムの地図更新に利用されています。
MapboxのCEOであるエリック・ガンダーセン(Eric Gundersen)は、次のように述べています。
「地図というものは、私たちの日常での行動や会社の事業形態にまで影響を与えます。現在、毎月6億4千万以上の人々がわれわれの地図を利用しています。日本で事業を開始することでさらに多くの人々に利用していただけることを大変楽しみにしています。われわれは、SoftBank Worldにおいて、この地域におけるパートナーシップや、さまざまなアプリケーションに埋め込まれている学習するリアルタイムAI地図により当社がいかに突出した企業であるかについて皆さんに説明したいと思います。」
詳細
Mapboxは、7月18日（木）と19日（金）にSoftBank Worldの展示会場内にある9 番ブースに出展します。 MapboxのCEOであるエリック・ガンダーセンは、7月19日（金）のSoftBank World の基調講演に登壇する予定です。また同日午後2時より、コンシューマ向けアプリケーション、自動車、物流、ライドシェア、ビジネスインテリジェンス、また5Gモデリングを含む通信を対象にしたロケーションソリューションのデモンストレーションを行います。
Mapboxのサービスは本日より提供開始しております。
詳しい情報についてはwww.mapbox.jp をご覧ください。
Mapboxについて:
Mapboxは 160万人以上の開発者向けリアルタイムのロケーションプラットフォームです。 MapboxはAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)とSDK(ソフトウェア開発キット)を通じ、世界地図、リアルタイムの交通情報、位置検索、そしてナビゲーションを提供します。当社のサービスはCNN, Facebook, IBM, Instacart, ロンリープラネット, ポルシェ, Snap, Tableau, そしてThe Weather Channelを含む業界リーダーたちに力を与えてきました。Mapboxは他のプラットフォームの基礎となり、企業のデータ分析、ドローン会社によるフライオーバーの掲載、友達同士によるお互いの検索、不動産会社による物件のビジュアル化、衛星会社によるクラウドフリー画像の加工、また保険会社の資産追跡を可能にします。2010年に設立したMapboxのオフィスはサンフランシスコ、ワシントンD.C., ヘルシンキ, ミンスク, 上海, そして東京にオフィスを構えています。Mapbox.comでさらに詳しい情報を得、ブログをフォローしてください。またはTwitterの@Mapboxをフォローしてください。