ニューハンプシャー州ハドソン発 , July 31, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- GTATコーポレーション (GTAT Corporation) (商号: GTアドバンスト・テクノロジーズ (GT Advanced Technologies)) は、電気自動車などのパワーエレクトロニクス用途に使用するCrystX™炭化ケイ素 (SiC) 材を発表した。電力管理と温度管理の優れた特性を持つ炭化ケイ素に対する需要が急速に高まっている。炭化ケイ素は、電気自動車などの産業用途で、小型化・軽量化しながら高い効率性を実現できる。
結晶成長技術における数十年に及ぶ経験を有するGTアドバンスト・テクノロジーは、CrystX炭化ケイ素の生産を大幅に増やして、この材料がもたらす技術的利点を求める成長市場に対応する。GTATの社長兼最高経営責任者 (CEO) であるグレッグ・ナイト (Greg Knight) は次のように述べている。「積極的なコストダウンが重視される中、当社には結晶成長における長い経験でもたらされた、CrystX炭化ケイ素製造のすばらしいプラットフォームがあります。当社は大量生産を大規模に進めており、業界他社のどこよりも迅速に生産量を増やすことができます」SiCによってモジュールや回路の小型化・軽量化が可能になるため、電気自動車の市場を大きく広げることができる。これは、高出力および高温の使用条件のために通常のケイ素材の使用が避けられてきた、他の業界用途でも当てはまる。
CrystX炭化ケイ素は、ウェハー対応のバルク結晶形状でGTATから入手できる。現在入手可能なCrystX炭化ケイ素のフォームファクターは直径150 mmで、高さ25 mm以上のターゲットに使用可能である。「急速に拡大するパワーエレクトロニクスおよびEV市場に対して、当社は非常に高品質のCrystX炭化ケイ素を、グローバル市場が求める生産量とコストで製造することができます」とナイトは述べている。
GTATコーポレーションについて
GTATコーポレーションは、太陽光発電、パワーエレクトロニクス、光エレクトロニクスの各産業向けに、高度な材料と革新的な結晶成長技術を生み出している多角的テクノロジー企業である。同社の技術革新は、現在の多様化されたグローバル市場全体で、新世代の製品の成長を加速させている。同社について詳しくは、www.gtat.comを閲覧されたい。
問い合わせ先
クリス・ヴァン・ヴェーン (Chris Van Veen)
Chris.vanveen@gtat.com
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