Auth0、すばやい統合により「Appleでサインイン」を迅速に実装

サードパーティサインインをサポートするアプリは、Appleでサインインの実装が必須に


ワシントン州ベルビュー発, Sept. 28, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- ユーザー認証サービスIdentity-as-a-Service (IDaaS) で世界をリードするAuth0は本日、エンドユーザーがApple IDの認証情報でアプリにログインできるAppleでサインイン (Sign in with Apple) を統合し、一般に利用可能であることを発表した。Appleでサインインは今後、サードパーティログインやソーシャルログインを採用するアプリでの実装が必須になるだろう。Auth0ダッシュボードのシンプルなトグルスイッチを使用することで、開発者はネイティブフローとWebベースフローの両方を直ちにサポートし、サードパーティ認証サービスプロバイダーのアップデートに対してアプリをアップデートすることができる。

この実装により開発者が実行するタスクは、ソーシャルログインを独占的に使用する際にAppleでサインインをアプリに統合すること、あるいは非準拠のアプリに対するリスク回避やリスク除去である。Touch IDやFace IDによってハードルのないスムーズなサインイン体験を実現するだけでなく、Appleでサインインは、ユーザーの個人的なメールの共有を防ぐために必要なメールアドレスの暗号化を行うことで、プライバシー保護というより重要な問題も解決する。

6月のWWDC (開発者会議) で初めて発表された後、Auth0はすぐにAppleでサインインを統合したベータ版を公開した。その後、同社はネイティブフローとWebベースフローを公開し、Appleのガイドライン準拠のための調整を行う一方で、開発者に対しては、統合をいち早く実現する機能の提供を進めている。この統合によって、エンドユーザーにとってはログインの煩わしさが解消され、セキュリティの強化が見込まれるようになる。

Auth0のCTO兼共同設立者であるマティアス・ウォロスキー (Matias Woloski) は、次のように述べている。「世界中には14億台のアクティブなAppleデバイスが存在し、Appleでサインインの要件に従う必要のあるアプリのログインは数十憶件以上を超えるでしょう。当社は開発者とともに絶えず技術革新に取り組み、彼らの多くがこの要件に感じるであろう負担を軽減したいと考えていました。Appleでサインインの統合によって、プラットフォームの拡張性は高まり、ワンクリックで、またはクリックすることなくあらゆるアプリケーションへの安全なアクセスを提供するというミッションの達成が近づいています。」

Auth0に認証をオフロードすることで、開発者は、自社のアプリをAppleの要件に直ちに準拠させることができるようになり、アプリの利用時にハードルのないスムーズな体験を提供できる。さらに、ネイティブiOS、iPadOS、MacOSアプリケーションによる、ユーザー名とパスワードの組み合わせを不要にするFace IDやTouch IDの利用が可能になる。

Appleでサインインの技術的な実装については、Auth0のブログを参照されたい。また、近々開催されるAppleでサインインのWebセミナーに登録して、Auth0のエキスパートの解説も視聴されたい。

Auth0について
ユーザー認証サービスIdentity-as-a-Service (IDaaS) で世界をリードするAuth0は、さまざまな市場の数千社もの顧客企業向けに、Web、モバイル、IoT、内部アプリケーション用のユニバーサル認証・認可プラットフォームを提供している。1か月に25億回以上のログインをシームレスかつセキュアに認証する拡張可能なプラットフォームは、デベロッパーに愛用され、世界中の企業から信頼を得ている。本社は米国ワシントン州ベルビューで、ブエノスアイレス、ロンドン、東京、シドニーに支店があり、70か国以上で顧客にサービスを提供している。

詳しくは、https://auth0.comを閲覧するかTwitter@auth0をフォローされたい。

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