エフィニックス®、Trion® Titanium FPGA ファミリを発表


米国カリフォルニア州サンタクララ発, July 15, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- 革新的なプログラマブル製品プラットフォームおよびテクノロジーを持エフィニックス (Efinix®) は本日、Trion® Titanium FPGAファミリを発表した。

Trion Titanium (トライオン タイタニウム) FPGAは、16nm プロセスノードで製造されており、エフィニックスの Quantum™コンピューティング ファブリックを使用している。エフィニックスの第1世代 Trion  (トライオン) FPGAに使用された Quantum ファブリックをベースにした Quantum コンピューティング ファブリックは、強化された「eXchangeable Logic and Routing (XLR)」セルにより、処理能力と配線能力を向上させています。16nm プロセスにより、クロック周波数を3倍に引き上げ、高性能化を図ることにより、Trion Titanium FPGA は演算処理の高速化アプリケーションに最適であると同時に、配線の柔軟性が向上したことで、かつてない使用率を実現しました。
16nm プロセスノードと Quantum コンピューティング ファブリックによる2倍の効率向上により、Titanium FPGA は、前世代の Trion のわずか4分の1の面積で、非常に小さなダイサイズに大量の処理能力を搭載しています。さらに、16nm ノードの低消費電力は、Titanium デバイスの消費電力が、Trion デバイスに比べて3分の1であることを意味し、高度に統合されたアプリケーションに関連するすべての熱問題を解決します。この組み合わせにより、モバイル、エッジ コンピューティング、AI、IoT などのマルチチップ構成のシステム・イン・パッケージ (SIP) 設計に理想的な製品となります。
エフィニックスの共同創設者である CEO 兼社長のサミー・チャン (Sammy Cheung) は次のように述べています。「FPGAは、固定機能ロジックよりも、演算用アクセラレータとして使用されるケースが増えています。再設計された Quantum コンピューティング ファブリックと低消費電力の 16nm プロセスにより、Titanium FPGA は、実装スペースに制約のあるアプリケーションでエッジ・プロセッサの負荷を無理なく軽減します先月発表されたエフィニックス RISC-V SoC と組み合わせることで、Titanium FPGA は、完全な SIP SoC向けの演算コアおよびアダプティブ(適応型)・ハードウェア・アクセラレーションを形成します。」

Titanium ファミリは、25K ~ 500K のロジック・エレメントを搭載した FPGA で構成されており、実装が容易な BGA パッケージで提供されています。FPGA には、PCIe Gen4、DDR4、10Gbps イーサネット、2.5Gbps MIPI コントローラなどのハードウェアIPを幅広く備えており、ビジョン・システムや産業用オートメーションからエッジ・コンピューティングまで、広範なアプリケーションにおいて最適なパフォーマンスとシームレスなシステム接続性を提供します。

エフィニックスの共同創設者で CTO 兼エンジニアリング担当シニア・バイスプレジデントであるトニー・ガイ (Tony Ngai) は次のように述べています。「Titanium ファミリを設計するにあたり、私たちはゼロから開発を行いました。再設計された XLRと高効率 DSP 機能から、最適化されたエンベデッド RAM ブロック、カスタム設計された I/O に至るまで、システム要件を分析し、最高レベルの再構成可能なアクセラレーション FPGA の設計に取り組みました。その結果、エフィニックスの特許取得済み Quantum アーキテクチャをベースにした、本当にユニークかつ革新的な製品が誕生しました。」

エフィニックスについて

プログラマブル製品のイノベーターであるエフィニックス (Efinix®) は、Trion® および Trion Titanium FPGA シリコン・プラットフォームによってエッジ AI コンピューティングの未来を牽引しています。Trion ファミリの中核をなすのは、従来のFPGAテクノロジを上回る PPA (パワー、パフォーマンス、エリア(面積)の優位性) をもたらす、エフィニックスの革新的な Quantum™ FPGA テクノロジです。Trion FPGA は、4K ~ 500K のロジック・エレメントを搭載し、小型のフォームファクタ、低消費電力で、量産に適した価格設定になっています。エフィニティ (Efinity®) 統合開発環境 (Integrated Development Environment) ツールは、RTL からビットストリームまで、完全な FPGA 設計が可能なパッケージソフトウエアです。Trion FPGAは、その優れた PPA (パワー、パフォーマンス、エリア) により、カスタムロジック、コンピューティング・アクセラレーション、機械学習、ディープラーニングなどのアプリケーションに対応します。

詳しくはhttps://www.efinixinc.comを参照ください。

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スティーブ・ストラッツ (Steve Stratz)
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