オルカ (Orca) のワールプール (Whirlpools) はソラナ (Solana) のエコシステムを強化し、ユニスワップ (Uniswap) の優位な立場に挑む


シンガポール発 , March 23, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- ソラナ (Solana) 分散型取引所 (DEX) のリーダーであるオルカ (Orca) は本日、新しい集中流動性提供サービス「ワールプール (Whirlpools)」 を発表し、ソラナエコシステムにさらなる資本効率をもたらしました。

ワールプールは今日、ベータ段階を開始し、マーケットメーカーにはより高い収益率を得る機会を提供し、取引者には3種類の取引プールの中でより低いスリッページで利益を得る機会を提供します。

この展開により、マーケットメーカーが本日から、これらのプールに流動性を「集中」させる特定の価格範囲を選択し、その流動性でより高い手数料と報酬を得ることができるようになります(集中流動性という用語の由来)。このより深い流動性のおかけで、これらの資産ペアのスワップ価格が向上されます。

最もアクセスしやすく、安全で、かつ技術的に進んだ分散型取引所として構築されたオルカは、今後数週間から数ヶ月の間に他の取引プールにワールプールを展開し、最終的には取引所に上場されている全てのトークンペアでワールプールを提供できるようになると見込んでいます。将来、オルカはまた、ソラナエコシステム内の誰もが独自のワールプールを作成できるようにする、許可のないリスティングのサポート構築も予想しています。

ワールプールはオルカチームが開発した完全なカスタムスマート契約を使用しており、この契約は、近い将来オープンソース化され、ソラナエコシステムの他のチームも、この新しく、より資本効率の高い流動性ソースを利用できるようになります。

ワールプールは、より高い資本効率を提供し、マーケットメーカーに高い収益率をもたらすことができると期待されているが、同時にリスクも大きくなります。さらにワールプールは、既存の集中流動性AMMと比較して、より合理的でユーザーフレンドリーな預金とポートフォリオのUXも提供します。

ワールプールを通じて提供されるより深い流動性はスリッページコストを削減し、取引者はスワップ取引でより良い価格の利益を得ることができるようになります。

オルカの共同設立者であり、エンジニアリング責任者のモリ・ユタロ (Yutaro Mori) 氏は、この機能をソラナのユーザーに提供できることに胸を躍らせていると述べています。

彼は次のように言いました。「このコミュニティはしばらくの間、オルカに集中流動性を求めてきていましたが、ワールプールはそれを実現してくれます。」

「ワールプールは、1日に数億もの取引量が見込めるブルーチップだけでなく、取引量が数十万件のロングテールトークンでも活躍することを期待しています。

ワールプールは信じられないほど素晴らしいのパフォーマンスを発揮し、人々があらゆる代替可能なトークンを取引するための理想的な場所になると思います。」

ワールプールはオルカで本日導入され、3月24日から報酬が支給されます。最初は、3つの取引プール (MSOL-USDC、SOL-USDC、ORCA-USDC) で利用できます。詳しくは、オルカのミディアム (Medium) で閲覧できます。

ワールプールの利点は、ほとんどのAMMが採用しているコンスタント製品モデルのように、ゼロから無限大までの理論上の価格範囲で手数料を得るのではなく、流動性供給者は資産の価格が所定の範囲内にあるときのみ預金を使用するよう集中させ、該当する取引ごとに高い手数料を得ることができることです。

イーサリアム(Ethereum)のユーザーは、ユニスワップ (Uniswap) v3を通じて数ヶ月間に集中的に利用できる流動性を享受し、ソラナユーザーのアクセスはより限定的でした。しかし、今後はオルカのユーザー中心型DEXの利点を活用できるようになりました。

また、ユニスワップ v3には他にも以下のようないくつかの違いがあります。

  • ソラナの取引手数料が下がり、保証金がかなり低いLPでも実現可能になります。
  • コアスマート契約に組み込まれたイールドファーミング。
  • より簡単で、ガイド付きの流動性供給体験(例えば、オルカは推定APRを表示し、プリセットおよびカスタムの両方の価格範囲を提供します)。

ワールプールのベータ版は少なくとも2週間実施され、オルカのオルカノート (Orcanauts) NFTコレクションの所有者のみが利用できます。

オルカは、ソラナでユーザーフレンドリーかつ資本効率の高い分散型取引所を提供するという使命とともに、影響力のある善意の活動を支援することに力を注いでいます。オルカは、金融教育非営利団体のアフラトゥーン (Aflatoun) と提携して暗号通貨とDeFiの教育カリキュラムに資金96万米ドル (約1億2000万円) を寄付したほか、オルカ・インパクトファンド (Orca Impact Fund) を通じて、気候変動と持続可能性に焦点を当てている慈善団体に全スワップ手数料の一部を寄付しています。2021年12月までに蓄積された手数料に相当する100万ドルを超える最初の寄付は、オーシャンコンサーバンシー(Ocean Conservancy)に送られる予定です。

オルカについて

オルカは、マーケットメーカーと小売取引者の両方に最高級のユーザー経験を提供することを約束する、信頼できるDEXです。オルカは、あらゆる努力を通じて、ソラナエコシステムのための自動化されたマーケットメーカープロトコルになることを目指しています。

オルカについて、詳しいことは、www.orca.so を閲覧するか、ツイッターtwitter.com/orca_so を閲覧してください。

 

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