マイニング装置の出荷は1月に開始予定で、これにより、平均フリート効率を19.9J/THに引き下げるという重要なステップが達成される見込み
205 MW ベガプロジェクトは2025年第2四半期のエネルギー供給開始に向けて順調
マイアミ発, Jan. 09, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 大規模エネルギー・インフラストラクチャの大手垂直統合オペレーターであり、北米最大のビットコイン・マイナーの1つであるハット8コーポレーション (Hut 8 Corp.) (NASDAQ | TSX: HUT) (「ハット8」または「同社」) は本日、2024年12月の運営アップデートを発表した。
「施設インフラのアップグレードは予定通りに進んでおり、2025年第1四半期に最初のフリートアップグレードを実施する体制が整いつつあります」と、ハット8のCEOであるアッシャー・ゲヌート (Asher Genoot) は述べている。 「マイニング装置の生産が順調に進んでおり、1月には出荷を開始できる見込みです。これは、平均フリート効率を19.9J/THまで引き下げるという重要なステップとなります。 マイニング装置のパフォーマンスを最適化するために、引き続き、現行のフリートの一部をオフラインにして、施設でのインフラ強化を完了させます」。
「将来を見据え、AIとビットコインマイニングの両方で、引き続きインパクトの大きいプロジェクトに注力していきます。 こうしたプロジェクトには、現在さまざまに検討・開発が進められている複数の大規模AIデータセンター開発計画に加え、205メガワットのベガ施設が含まれます。このベガ施設では、ラックベースのTier Iデータセンターアーキテクチャを導入し、ラックあたり最大200キロワットの密度で、チップに直接液体冷却を行うASICコンピューティングを実現する予定です。 このプロジェクトでは、施設のホスト型マシンの購入オプションを行使すると仮定した場合、早ければ2025年第2四半期にも、セルフマイニングハッシュレートを約24EH/s、平均フリート効率を15.7J/THに向上させる道筋が見えています」。
ハイライト
- ベガ施設の建設は計画通り進行しており、2025年第2四半期のエネルギー供給開始に向けて順調 (左の画像参照)
- 新規マイニング装置の導入に備え、既存施設のインフラをアップグレード
- テキサス州にあるアイオニック・デジタル (Ionic Digital) の施設の業務移行を完了
- 開発パイプライン全体でAIデータセンターの開発機会を進展
運営のメトリクス
特に明記されていない限り、期間の平均値1 | 2024年12月 | 2024年11月 |
管理下にある総エネルギー容量 (マイニング)2、3、4 | 665 MW | 967 MW |
管理下にある稼働中のマイニング装置総数5 | 121.4K | 201.1K |
管理下にある総ハッシュレート6 | 13.2 EH/s | 21.0 EH/s |
セルフマイニング7 | ||
稼働中のマイニング装置8、9 | 53.2K | 56.2K |
稼働中のハッシュレート10 | 5.5 EH/s | 5.7 EH/s |
ビットコイン生成高3、11 | 89 BTC | 94 BTC |
準備金に保有されているビットコイン3 | 10,171 BTC12 | 9,122 BTC |
マネージド・サービス13 | ||
管理下にあるエネルギー容量3 | 280 MW | 582 MW |
管理下にある稼働中のマイニング装置9 | 85.5K | 155.8K |
管理下にあるハッシュレート | 9.4 EH/s | 16.4 EH/s |
ホスティング | ||
管理下にある稼働中のマイニング装置9、14 | 68.2K | 75.2K |
管理下にあるハッシュレート15 | 7.7 EH/s | 8.4 EH/s |
エネルギー・インフラストラクチャ・プラットフォーム3
現在の/契約済みの収益源16 | ||||||||
施設 | 場所 | オーナー17 | 電力 容量 | セルフ マイニング | マネージド ・サービス | ホスティング | HPC | 電力 販売 |
ベガ18 | テキサス州パンハンドル | ハット8 | 205 MW | はい19 | ||||
メディシンハット | アルバータ州メディシンハット | ハット8 | 67 MW | はい | ||||
ソルトクリーク | テキサス州オーラ | ハット8 | 63 MW | はい | ||||
アルファ | ニューヨーク州ナイアガラフォールズ | ハット8 | 50 MW | はい | はい | |||
ドラムヘラー20 | アルバータ州ドラムヘラー | ハット8 | 42 MW | |||||
ケロウナ | ブリティッシュコロンビア州ケロウナ | ハット8 | 1.1 MW | はい | ||||
ミシサガ | オンタリオ州ミシサガ | ハット8 | 0.9 MW | はい | ||||
ヴォーン | オンタリオ州ヴォーン | ハット8 | 0.6 MW | はい | ||||
バンクーバーII | ブリティッシュコロンビア州バンクーバー | ハット8 | 0.5 MW | はい | ||||
バンクーバーI | ブリティッシュコロンビア州バンクーバー | ハット8 | 0.3 MW | はい | ||||
キングマウンテン21 | テキサス州マッケーミー | ハット8 (JV) | 280 MW | はい | はい | はい | はい | |
イロコイフォールズ22 | オンタリオ州イロコイフォールズ | ハット8 (JV) | 120 MW | はい | ||||
キングストン22 | オンタリオ州キングストン | ハット8 (JV) | 110 MW | はい | ||||
ノースベイ22 | オンタリオ州ノースベイ | ハット8 (JV) | 40 MW | はい | ||||
カプスケーシング22 | オンタリオ州カプスケーシング | ハット8 (JV) | 40 MW | はい | ||||
合計 | 1,020 MW | |||||||
今後のカンファレンスおよびイベント
- 2025年1月9日~17日:第27回年次ニーダム・グロース・カンファレンス (Annual Needham Growth Conference) 、ニューヨーク市
- 2025年1月19日~22日:パシフィック・テレコミュニケーションズ・カウンシル (Pacific Telecommunications Council) :PTC’25、ホノルル
- 2025年2月24日~25日:キャパシティメディア・メトロコネクトUSA (Capacity Media Metro Connect USA)、フォートローダーデール
- 2025年2月25日~27日:インフォキャストERCOTマーケットサミット (Infocast ERCOT Market Summit)、オースティン
注:
(1 | ) | 12月の全数値は、2024年12月10日をもって終了したハット8のアイオニック・デジタル(以下「アイオニック」)とのマネージド・サービス契約を除外したものである。 |
(2 | ) | 管理下にあるエネルギー容量 (マイニング) には、(i) アルファ、メディシンハット、ソルトクリークからなるセルフマイニング施設の180 MW、(ii) 現在建設中のベガのホスティング容量205 MW、(iii) キングマウンテンの管理下にある280 MWの容量、(iv) 2024年11月分のみ、2024年4月に初めて電力供給が開始されたシダーベールの容量215 MWとフルに想定した、2024年12月10日をもって終了したハット8とアイオニックとのマネージド・サービス契約による302MWが含まれる。 |
(3 | ) | 期末現在。 |
(4 | ) | ベガ施設がビットメイン (BITMAIN) のマイニング装置をホストする予定であるため、同施設の容量205 MWを含む。 |
(5 | ) | セルフマイニング、マネージド・サービス、ホスティングのインフラのラックに収納され、電力とネットワークを備えたすべてのマイニング装置 (100単位で四捨五入) を含み、キングマウンテン施設のすべてのマイニング装置を含む。 |
(6 | ) | セルフマイニング、マネージド・サービス、およびホスティングのすべてのハッシュレート含み、キングマウンテン施設のハッシュレートの100%を含む。 |
(7 | ) | ハット8のセルフマイニング業務は、キングマウンテン施設における100%の業務を含む。 |
(8 | ) | 稼働中のマイニング装置は、電力とネットワークが物理的に装備されているマイニング装置と定義され、100単位で四捨五入される。ハット8の合弁パートナーが保有するキングマウンテンJV持分50%を差し引いた稼働中のセルフマイニング・マイナーは、12月には44.5K、11月には47.2Kであった。 |
(9 | ) | マイニング装置は100単位で四捨五入される。 |
(10 | ) | 稼働中のマイニング装置総数の目標ハッシュレートを示す。ハット8の合弁パートナーが保有するキングマウンテンJV持分50%を差し引いた稼働中のセルフマイニングのハッシュレートは、12月には4.7EH/s、11月には4.8EH/sであった。 |
(11 | ) | ハット8の合弁パートナーが保有するキングマウンテンJV持分50%を差し引いたビットコイン生産量は、12月には74BTC、11月には79BTCであった。 |
(12 | ) | ハットが以前発表したフリートアップグレードの資金調達のために、第三者のウォレットに担保および送金された968ビットコインを含む。 |
(13 | ) | マネージド・サービスには、(i) キングマウンテンの管理下にある容量280 MWと、(ii) 2024年11月分のみ、2024年4月に初めて電力供給が開始されたシダーベールの容量215MWをフルに想定した、2024年12月10日をもって終了したハット8とアイオニックとのマネージド・サービス契約による302 MWが含まれる。 |
(14 | ) | ハット8の合弁パートナーが保有するキングマウンテンJV持分50%を差し引いた管理下にある稼働中マイニング装置は、12月には34.1K、11月には41.1Kであった。 |
(15 | ) | ハット8の合弁パートナーが保有するキングマウンテンJV持分50%を差し引いた管理下にあるハッシュレートは、12月には3.8EH/s、11月には4.5EH/sであった。 |
(16 | ) | ハット8、その子会社、および/またはそれらが参加する合弁事業への収入源を反映している。 |
(17 | ) | 所有とは、所有またはリースしているデータセンターの場所における電力インフラの所有権を意味する。ただし、HPC施設については、所有とはリースしているデータセンターの場所における機械および電気インフラの所有権を意味する。 |
(18 | ) | 施設は現在開発中である。 |
(19 | ) | 2025年第2四半期までに収益を生み出すと予想 |
(20 | ) | 現在、施設は閉鎖中。ハット8は、施設を再稼働させるオプション価値を持つリースを維持している。 |
(21 | ) | ハット8とFortune 200に名を連ねる再生可能エネルギー生産者との合弁会社が所有しており、ハット8は約50%の会員権益を保有している。 |
(22 | ) | ハット8とマッコーリー (Macquarie) の合弁会社が所有しており、ハット8は約80%の会員権益を保有している。 |
ハット8について
ハット8コーポレーションは、北米全土でセルフマイニング、ホスティング、マネージド・サービス、従来のデータセンター運営を行うエネルギー・インフラストラクチャ・オペレーター兼ビットコイン・マイナーである。 フロリダ州マイアミに本社を置くハット8コーポレーションのポートフォリオは、アルバータ州、ニューヨーク州、テキサス州における5つのビットコインマイニング、ホスティング、マネージド・サービス施設のほか、ブリティッシュコロンビア州とオンタリオ州の5つの高性能コンピューティングデータセンター、オンタリオ州の4つの発電施設、アルバータ州の1つの非稼働施設の15の施設から構成される。 詳細については、www.hut8.comにアクセスし、X (旧Twitter) で @Hut8Corp をフォローされたい。
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ハット8コーポレーション、投資家向け問い合わせ先
スー・エニス (Sue Ennis)
ir@hut8.com
ハット8コーポレーション、報道担当者向け問い合わせ先
media@hut8.com
本発表に付随する写真はこちらで入手可能:https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/8d3d3de2-641c-4c62-bf62-4baf42f09e4b