世界のトップ路線の提供座席数は、1日平均39,000席
主な調査結果:
- 2025年の済州 (CJU)~ソウル金浦 (GMP) 線の予定座席数は1,440万席であった。
- アジア太平洋地域が優勢で、世界のトップ10路線中9路線を占める。
- 香港 (HKG)~台北 (TPE) 線は、引き続き最も運航便数の多い国際路線である。
- ジェッダ (JED)~リヤド (RUH) 線は、トップ10路線中前年比で最も急成長しており、提供座席数は2024年比で13%増加。
ロンドン発, Dec. 22, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界の旅行業界に向けた主要なデータ・プラットフォームであるOAGは本日、2025年度の混雑航空路線ランキングを発表した。 この分析はOAGのグローバルエアラインスケジュールデータ (Global Airline Schedules Data) に基づくものであり、世界の路線パフォーマンスとトレンドの概要を提供する。
2025年に最も混雑した航空路線は済州~ソウル金浦線で、予定座席数は1,440万席であり、2024年比の増加率は僅か1%であった。 2019年の提供座席数水準に回復するにはまだ17%不足しており、この路線には成長の余地がある。 この激戦路線には7社が就航している。
2位と3位はともに日本の路線で、札幌新千歳 (CTS)~東京羽田 (HND) 線が1,210万席、福岡 (FUK)~東京羽田 (HND) 線が1,150万席である。
上位10路線は全て国内線であり、アジア太平洋地域が10路線中9路線で、圧倒的多数を占めている。 アジア太平洋地域外の唯一の路線は5位のジェッダ (JED)~リヤド (RUH) 線で、上位10路線中最も高い成長率を示している。 JED~RUH線の座席数は980万席で、前年比13%の成長を記録した。 4位のハノイ (HAN)~ホーチミン (SGN) 線も前年比4%増加し、10位の上海 (SHA)~深セン (SZX) 線は提供座席数が5%増加し、昨年の11位からトップ10入りを果たした。
国際線に焦点を当てると、香港 (HKG)~台北 (TPE) 線が2025年に最も混雑した路線で680万席、次いでカイロ (CAI)~ジェッダ (JED) 線が580万席、クアラルンプール (KUL)~シンガポール・チャンギ (SIN) 線が560万席となっている。
OAGの主任アナリストであるジョン・グラント (John Grant) は、次のように述べている。「これらの路線の重要性と規模は過小評価すべきものではなく、世界中の新興市場の強さを浮き彫りにしています。 アジア太平洋地域が世界のトップ10路線のうち9路線を占め、しかも全てが国内線であることは、これらの路線が最近いかに回復してきたか、そしてそれらの路線を運航する航空会社にとっていかに重要であるかを示す、顕著な指標となっています。」
2025年の世界混雑航空路線のグローバルおよび地域別ランキングと調査方法については、OAGのウェブサイトを参照されたい。
OAGについて
OAGは、世界の旅行業界に向けた主要なデータ・プラットフォームであり、業界初となる単一ソースによる需給および価格データを提供している。
報道担当者向け問い合わせ先: pressoffice@oag.com
OAGについて詳しくは、http://www.oag.com/busiest-routes-world-2025
を参照されたい
本発表に付随する写真はこちらから入手可能: https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/7550a475-fbd9-437b-a8f0-a73f0eacaa8a