メディバイオ(Medibio)、水泳の世界チャンピオン選手マイケル・フェルプス氏を取締役会メンバーに任命


シドニー(オーストラリア)発, June 06, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- 鬱病や慢性ストレス、その他の精神障害の診断に役立つ効果的な客観的テストを開発したメディバイオ・リミテッド(Medibio Limited、ASX:MEB、以下「メディバイオ」または「同社」) は本日、歴代で最も素晴らしい成績を達成した水泳選手であり、メンタルヘルスの推進者、マイケル・フェルプス(Michael Phelps)氏を同社の取締役会メンバーに任命したことを発表した。

フェルプス(Phelps)氏は、2016年に水泳競技から引退して以来、メンタルヘルスについての認識度を高めるために積極的に取り組んできた。メディバイオ(Medibio)の取締役会メンバーに任命される以前は、フェルプス(Phelps)氏は世界一流の医師や医療専門家のチームと協力して、様々なメンタルヘルス関係の問題特定と治療に関連する課題に取り組み、メディバイオ(Medibio)の技術を役立てられる様々な方法について探求してきた。同氏は、メディバイオ(Medibio)の技術を使用して自己のデータセットを分析し、メンタルヘルスの診断に関連する課題を解決できる同社技術の独特な位置づけを体験した。

フェルプス氏は次のように述べている。「この任命を受けたことを光栄に感じています。メディバイオ(Medibio)の技術を私自身が体験して、その技術がメンタルヘルスの診断、そして必要となる支援やサポートを求める上で大きな影響を与えると確信しています。スポーツでは身体面のパフォーマンスに注目し、運動選手は頭からつま先まで分析を受けますが、多くの場合にはメンタルヘルスは注目されておらず、これまでそのようなデータ分析は行われていませんでした。私自身も、10代の頃からメンタルヘルスの問題を抱えながら、最近になって大変な苦境に陥って以来、自分が必要としていた理解や治療、サポートを得られるようになって、私の人生が良い方向に変化しました。私にとって、メンタルヘルスの視点からの自己認識がエンパワーメントになったのです。しかしながら、スポーツやその他の環境で、ストレスや不安感、メンタルヘルスについての懸念について理解して話し合い、それらに立ち向かうのがどれほど難しいことであるかを実感してきました。これらはすべて、必要な支援やサポートを得るためには乗り越えがたい障壁だと感じてしまいがちです。メディバイオ(Medibio)の技術は、メンタルヘルスを客観的かつ正確に、簡単に診断するために役立つため、人々の人生に大きな違いをもたらすことができると考えます。このような課題を抱えている方々を支援し、課題に取り組むためのプロセスをわかりやすく簡素化したいと思っています。」

メディバイオ(Medibio)のマネージングディレクター兼CEO、ジャック・コセンティノ(Jack Cosentino)は次のように述べている。「メンタルヘルス・コミュニティの真のチャンピオンとして、マイケル(Michael)を当社の取締役会メンバーに迎えられることをとても嬉しく思っています。マイケル(Michael)を取締役会のメンバーに任命することで、当社が業界をリードする技術力で提供している客観的なメンタルヘルス診断に対する切迫した必要性についての認識度と支持が高まります。生涯を通じて水泳競技で抜群の成績を上げてきたマイケル(Michael)はデータ主体のソリューションについて理解していて、メンタルヘルスの推進者としても活躍しているため、当社の取締役会の素晴らしい一員になります。マイケル(Michael)の知名度は、メンタルヘルスの課題と、メディバイオ(Medibio)の診断システムが提供する具体的なソリューションの認識度を大幅に高めてくれます。」

最も偉大なスポーツ選手の一人として認められているフェルプス(Phelps)氏は、水上での安全、メンタルヘルス、ドーピング防止イニシアチブをはじめとした慈善活動で同氏の時間や知名度を活用してきた。同氏のメンタルヘルスの推進の努力は最近、薬物乱用・精神保健管理庁(Substance Abuse and Mental Health Services Administration、SAMHSA)から2017年度全国精神保健認識の日(National Mental Health Awareness Day 2017)の名誉会長(Honorary Chairperson)として任命され、また同組織の特別表彰(Special Recognition Award)でも認められている。フェルプス(Phelps)氏はまた、チャイルドマインド研究所(Child Mind Institute)のメンタルヘルスや学習障害に対する偏見をなくす取り組みである「#MyYoungerSelf」ソーシャルメディアキャンペーンの大使に任命された。

フェルプス(Phelps)氏は2008年に、水泳と特に子供たちの間で健康でアクティブなライフスタイルを推進する、マイケル・フェルプス基金(Michael Phelps Foundation)を設立した。同基金の主幹プログラム「im」は、KidsHealth.orgとマイケル・フェルプス・スイミング(Michael Phelps Swimming)との提携により開発され、水上での安全性、レクリエーション・プール活動、水泳トレーニング、健康、ウェルネス、目標設定についての教育を提供している。

さらに、オクタゴン(Octagon)のオリンピックおよびアクションスポーツ部門のマネージングディレクターでフェルプス(Phelps)氏のエージェントであるピーター・カーライル(Peter Carlisle)氏が代替取締役会メンバーとして勤務する。オリンピックとアクションスポーツ運動の第一人者として幅広く認められているカーライル氏は、そのキャリアで一貫して運動選手のためのアドボカシーに携わり、一流の運動選手の間でメンタルヘルスの課題が多く見られるにもかかわらずそれが見過ごされやすいこと、また、認識度、教育、治療、サポートを大幅に強化する必要性について自身の目で見てきた人物である。オクタゴン(Octagon)に入社する前には、オリンピックとアクション・スポーツ専門の代理エージェンシー、カーライル・スポーツ・マネジメント(Carlisle Sports Management)を設立し、プレティ・フラハーティ(Preti Flaherty)で弁護士を務めた。メイン大学法学部の法学博士号およびベイツ・カレッジの文学学士号を取得した。

メディバイオ(Medibio)の会長、クリス・インダーマウアー(Chris Indermaur)は次のように述べている。「当社が独特なメンタルヘルス障害診断技術の進歩に努め、臨床・企業の検証に向けて積極的に取り組んでいく中で、取締役会メンバーとしてマイケル(Michael)とピーター(Peter)を迎えられることを本当に嬉しく思っています。両氏の参加は、株主の皆さまから暖かく歓迎されると確信しています。」

さらに、同社は「MDBIF」のティッカーシンボルで、米国にて株式を上場することを目標にしていることを発表した。FINRAは米国のカナコード・ジェニュイティ (Canaccord Genuity Inc.)をマーケットメーカーとして、ティッカーシンボル「MDBIF」の時価相場設定を開始することを許可した。メディバイオは、OTCQBベンチャー市場(OTCQB Venture Market)での上場を求め、上場時に詳細を提供する。

メディバイオについて
メディバイオ・リミテッド(Medibio Limited、ASX:MEB)は、鬱病や慢性ストレス、その他の精神障害の診断と管理に役立つ客観的なテストを開発するエビデンスベースの医療技術会社である。西オーストラリア大学(University of Western Australia)で過去15年にわたって実施された研究を基にしたこのテスト手法は、特許取得済み(および特許出願中)のサーカディアン、睡眠、自律システムバイオマーカーのパネルを活用して、客観的に精神疾患を数量化・特徴づけている。メディバイオの鬱病診断はジョンズ・ホプキンス大学医学部(Johns Hopkins University School of Medicine)やオタワ大学 (The University of Ottawa)などで実施中の臨床試験で検証中である。この臨床試験は、精神障害診断に対する初の客観的エビデンスベース・アプローチとしてFDAの承認を得るためのメディバイオ(Medibio)の申請をサポートする。また、メディバイオ(Medibio)の技術は、ストレスや精神的ウェルビーイングを評価するための客観的な方法も提供し、職場におけるストレス/ウェルビーイングの市場、ウェアラブル技術やアプリ市場にも応用が可能である。

 
詳細情報: ウェブサイト (www.medibio.com.au)
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