日ニューヨーク発 , July 26, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- インスティテューショナル・インベスター誌 (Institutional Investor) は本日、エレクトロニック、ハイタッチ、ポートフォリオのトレーディングチーム、およびバイサイドに地域市場特化を提供しているベスト企業で構成される、「全アジア・トレーディング・チーム」のランキングを発表した。最大の影響力を持つ機関投資家から14,500票以上が集まった。
クレディ・スイス (Credit Suisse) は17項目でランキング入りし、その内6項目についてはトップの評価受けてバイサイドからの最高評価を獲得した。モルガン・スタンレー (Morgan Stanley) は15項目でランキング入りして僅かな差で2位、UBSは13項目でランキング入りして3位であった。
インスティテューショナル・インベスター・リサーチ (Institutional Investor Research) のプロダクト・ディレクター、ハワード・タング (Howard Tang) は「アジアでの取引実行には、地域に合わせたタッチが必要です。同地域独特の流動面について理解しているパートナーがなければ、効果的な取引は不可能なため、当社のリサーチで特定の市場まで掘り下げています」と述べている。
バイサイドのキャッシュエクイティトレーダーを対象に、オーストラリア・ニュージーランド、中国・香港、インド、日本、韓国、発展途上トレーディング市場、フロンティアトレーディング市場の7地域におけるハイタッチ、エレクトロニック、地域市場特化のプロバイダについての調査を行った。ポートフォリオ・トレーディングについては、地域は特定しなかった。
インスティテューショナル・インベスター誌では、アジアの305社のバイサイド企業の392人のトレーディング責任者およびトレーダーとのインタビューを行った。投票に参加した企業の43%以上はトレーディング企業に500万ドル (約5億5,700万円) 以上の手数料を支払い、これらの企業の47%では運用資産が10億ドル (約1,110億円) を超えている。
同調査には、ハイタッチ、エレクトロニック、ポートフォリオ・トレーディング、および地域市場特化の23項目についての詳細なデータが含まれ、取引実行プロバイダに同業者との比較基準を提供し、様々なファンド、地理、投資規模でのパフォーマンスを理解するために役立っている。
2017年全アジア・トレーディング・チームのリーダー
順位 | 社名 |
1 | クレディ・スイス (Credit Suisse) |
2 | モルガン・スタンレー (Morgan Stanley) |
3 | UBS |
4 | バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ (Bank of America Merrill Lynch) |
5 | シティ (Citi) |
6 | CLSA |
6 | ゴールドマン・サックス (Goldman Sachs) |
8 | インスティネット / 野村 (Instinet/Nomura) |
9 | ドイツ銀行 (Deutsche Bank) |
9 | マッコ―リー (Macquarie) |
11 | 大和証券 (Daiwa Securities Group) |
11 | J.P.モルガン (J.P. Morgan) |
11 | みずほ証券 (Mizuho Securities) |
14 | アウエルバッハ・グレイソン & カンパニー (Auerbach Grayson & Co.) |
14 | デッカー・アンド・カンパニー (Decker and Co.) |
14 | HSBC |
14 | 未来アセット大宇 (Mirae Asset Daewoo Co.) |
リーダー順位についてはこちらを参照のこと。
インスティテューショナル・インベスター誌について
インスティテューショナル・インベスター誌では、評価の高い業界ベンチマークとして役立つ独自のリサーチやランキングなども実施している。詳しくは、institutionalinvestor.comを参照のこと。