エメンド・バイオセラピューティクス、オムニ・ヌクレアーゼ・プログラムでタケダとの協力におけるマイルストーンを達成


ニューヨーク発 , Aug. 20, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- エメンド・バイオセラピューティクス (Emendo Biotherapeutics) は本日、武田薬品工業株式会社 (Takeda Pharmaceutical Company Limited、タケダ) との契約で定められた最初のマイルストーンを達成したことを発表した。その結果、タケダからエメンドへの投資の後半が終了し、2019年2月1日に署名されたコンバーティブルノートによる資金調達が完了した。

エメンドは、タケダのベンチャー部門である武田ベンチャー投資株式会社 (Takeda Ventures, Inc) からコンバーティブルノートによる投資を受ける契約と、エメンドが特許を持つ、2つの遺伝子を編集するヌクレアーゼプログラムであるオムニ (OMNI) を、研究および開発で使用するオプションをタケダに付与するライセンスオプション契約の、2つの契約をタケダと締結している。さらに、タケダが選択した遺伝子でオムニヌヌクレアーゼを最適化するために、エメンドが特許を持つヌクレアーゼ・エンジニアリング・プラットフォームを使用する。

提供された資金は、エメンドのヌクレアーゼ遺伝子発見プラットフォームと、ポートフォリオ開発プログラムをさらに進歩させ、新たに発見されたクリスパーオムニ (CRISPR-OMNI) ヌクレアーゼのパネルの最適化を継続するために使用される。

エメンドの遺伝子編集プログラムであるオムニは、オフターゲットの切断を最小限に止めながら際立って特異的な遺伝子を編集することを可能にし、複雑な遺伝子疾患において高度に集中した治療的介入を可能にするものだ。今回のマイルストーンの達成は、同社が、哺乳類細胞で高い活性を示すオムニヌクレアーゼである、新しいクリスパーヌクレアーゼを発見できたということを示している。

エメンドのCEOであるデイビット・バラム (David Baram) は次のように述べている。「このプロジェクトのこれまでの進捗と、新しい高活性クリスパーヌクレアーゼの胸躍る発見には非常に満足しています。タケダのような革新的な企業との協力は非常に効果的です。これにより弊社は、大手製薬会社の視点を取り入れながら、遺伝子編集マシンを理解し設計することができます。」

エメンドについて

エメンド (Emendo Biotherapeutics) は、重症疾患の遺伝子薬と細胞療法を開発するゲノム編集の会社である。同社の最先端技術は、超特異的かつ高活性のクリスパーオムニヌクレアーゼを生成するように設計され、安全で効果的な遺伝的ソリューションに向けて標的配列ごとに綿密に最適化された、同社が特許を持つタンパク質工学/選択プラットフォームを基盤としている。オービメッド・アドバイザーズ (OrbiMed Advisors LLP) と、武田薬品工業株式会社のベンチャー部門である武田ベンチャー投資株式会社の投資によって、2015年に設立された。

エメンド・バイオセラピューティクス提供

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http://emendobio.com


            

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