アイトラッキングデータの同期を目指す研究者向けの最新インサイト

バイオパック、アイトラッキングデータと生体データの革新的なインテグレーションを発表


カリフォルニア州ゴリータ発, Dec. 12, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- バイオパック・システムズ (BIOPAC Systems, Inc.) は、生体データとアイトラッキングデータを統合する、視覚刺激提示を備えた新しいアイトラッキングソリューションを発表した。リモートスクリーン対応アイトラッキングバー (Remote, Screen-based Eye Tracking Bar) のハードウェアとソフトウェアによって、研究者は単独のインターフェイスを介して視覚刺激を提示し、生体データとともにアイトラッキングデータを収集できる。

研究者は、視線の位置、滞留時間、瞬きの頻度、瞳孔径などの標準的なアイトラッキングメトリクスと、心拍数、EMG、EDA/GSR、SCR/SCLなどの生体データと関連づけることが可能となった。さらに単独のインターフェイスで同期データを確認することで、研究者は科学実験によって貴重なインサイトを簡単に手に入れられるようになる。

この新しい非接触型アイトラッキングバーには、2種類のサイズと、解像度を変更できる複数の周波数オプション (40 Hz、60 Hz、120 Hz、200 Hz) がある。暗瞳孔検出技術によって、どんなコンピューター画面上でもリアルタイムのアイトラッキングが実現する。同システムは柔軟性に富み、赤外線カメラを使用して独自の光源を用意することで、日光が溢れる屋外、自動車の車内、暗い室内、完全な暗闇の中など、異なる光源環境においても動作できる。大型のヘッドモーションボックスにより、デバイスに固定されている場合に比べて、より自由に頭を動かすことも可能だ。

アイトラッキングメトリクスとしては、視線パス、視線プロット、ヒートマップ、注視領域、ユーザー定義の関心領域 (Areas of Interest: AOI)、スカーフプロット、ストリングプロット、円グラフ、重要業績評価指標 (Key Performance Indicator: KPI) などが挙げられる。一方、生体データとしては、バイオパックのAcqKnowledgeソフトウェアによって記録されるすべての信号 (ECG、EDA、EMG、SCR、SCL、BP、PULSE、RESPなど、MP160データ収集装置あたり最大16の入力チャネル) を取り込むことが可能。

バイオパックのCEOであるフレイザー・フィンドレー (Frazer Findlay) は、次のように述べている。「アイトラッキングは、精神生理学、エルゴノミクス、ユーザー体験、デザイン、製品開発、市場調査など、特定分野の調査にとって重要なメトリクスとなります。アイトラッキングデータと生体データを単独のインターフェイス上に表示する機能によって、研究効率が高まり、研究者は科学的研究の領域をさらに拡大できるようになるでしょう。」

バイオパックのアイトラッキングシステムの詳細については、バイオパックのWebサイトを閲覧されたい。

バイオパック・システムズについて

1985年に設立されたバイオパック (BIOPAC) は、ライフサイエンスのハードウェアとソフトウェアの一流の選択肢として世界中で認められている。世界の上位100校の大学や、グローバル・フォーチュン500 (Global Fortune 500) 企業の99%のライフサイエンスの研究・教育システムのニーズに応えている。バイオパックでは、生理学的測定と解釈のための高品質の科学的ツールを生産している。同社のソリューションは、教育ソリューションから研究室、実世界、バーチャルリアリティの研究環境で使用する最先端のデバイスまで、幅広く取り揃えている。バイオパックの製品について詳しくは、www.biopac.comを閲覧されたい。

この発表に関する写真はこちらで入手可能: https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/8f4910df-8827-4c8e-808d-1c97165d515c


            

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