ボストンおよびイスラエル・テルアビブ発, Sept. 28, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 医薬品分野に革命をもたらしている人工知能 (AI) のイノベーターであるクリスAI (Quris-AI) は本日、大手サイエンス・テクノロジー会社の独メルク (Merck KGaA) (ドイツ・ダルムシュタット) との協働の拡大を発表した。 これは、最初の協働、すなわち従来のインビトロおよびインビボのアプローチと比較して、薬物毒性を予測するクリスAIの能力を評価するための前臨床試験の成功を受けてのものである。
独メルクは次にクリスAIのプラットフォームの能力をさらに活用して、一連の新薬候補の肝毒性リスクを効果的に特定する。 その後、独メルクは、特定の疾患領域について最大5年間の独占的ライセンスを取得するオプションを有する。 独メルクがそのオプションを行使する場合は、クリスAIは非公開の金額を受領する可能性がある。
「最初の協働の結果に基づき、BioAIプラットフォームが当社の医薬品開発および試験プログラムをどのように前進させることができるかを模索し、動物実験への依存を低減するAI対応INDプロセスに向けて取り組むことを期待しています。」独メルクのヘルスケアビジネスのグローバル研究開発責任者のダニー・バー=ゾウハー (Danny Bar-Zohar) は述べている。 「安全で効果的な新薬候補の開発により集中できれば、時間とコストの大幅な削減が可能になります。」
前臨床パイロット試験では、クリスAIのプラットフォームが薬剤性肝障害を引き起こす薬剤を正確に予測できることが実証された。 クリスAIのBioAIプラットフォーム (29件の取得済みおよび出願中特許) は、AIベースのチップ上の患者 (patient-on-chip) プラットフォームから生成される、クリスAIの高度に予測的な専有データに基づいてトレーニングされた先進的な機械学習および生成AIモデルを通じて、クラス最高の医薬品安全性を実現する。 これにより、医薬品開発は劇的に迅速化し、コストも大幅に削減され、従来の動物実験の大きな盲点となっていた問題も回避できる。
「新薬候補の大半は、臨床試験に至っても失敗に終わってきました。それが、テクノロジーの進歩により、医薬品開発において切望されていた変革が起こりようとしています。」クリスAIの最高経営責任者 (CEO) であるアイザック・ベントウィッチ博士 (Dr. Isaac Bentwich) はこう述べる。 「新薬の安全性を正確に予測することで、医薬品開発と上市までの時間を大幅に短縮させ、同時にリスクと関連コストを大きく削減することができます。今回、ドイツ・ダルムシュタットに拠点を置くメルクと提携することで、私たちは医薬品開発の発展に継続的に貢献していきたいと考えています。」
クリスAIが再構築する医薬品開発プロセスの詳細についてはこの動画、同社のグローバルインパクトの詳細については、最近のNYSE-TVのインタビュー、またはクリスAIの創立インパクトレビュー (ESG/SDG) をご覧ください。
クリスAIについて
世界初のBio-AI臨床予測プラットフォームであるクリスAI (Quris-AI) は、新薬の安全性確保を目的とした事業活動を行っている。 同社は、医薬品開発プロセスを革新し、何千もの新薬候補を「チップ上の患者」で試験する、チップ上での臨床試験を他に先駆けて開発している。 その完全自動化された自己学習型AIプラットフォームは、動物実験を最小限に抑えながら、新薬の臨床安全性と有効性をこれまで以上に迅速かつコスト効率に優れた形で正確に予測する。 米ボストンとイスラエルの2か所に本社を置く同社は、バイオテクノロジーとビッグデータの戦略的投資家を後ろ盾に持ち、AIと医療研究の精鋭からなる実績あるチームによって指揮されている。 詳細は、www.quris.aiを参照されたい。
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