キング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センター (KFSHRC) が5,000件以上の腎移植を成功させる


サウジアラビア・リヤド発, July 02, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- キング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センター (King Faisal Specialist Hospital and Research Centre、KFSHRC) は、1981年の移植プログラム開始以来、5,000件の腎移植を成功させており、このマイルストーンを達成した世界有数のグローバル医療センターの仲間入りを果たした。 去年だけで、 KFSHRCは、 80件の小児腎移植を実施したが、それは1年間での小児腎移植の件数でどの病院をも上回っている。 この功績により、KFSHRCの腎移植プログラムは、米国や欧州の医療センターに勝る最大規模のものとなった。

過去10年間で、このプログラムは大きな成長を遂げ、2010年以来3,000件以上の移植が行われ、過去3年間だけでも約1,250件の移植が行われた。

さらに、ドナー交換腎移植 (KPD) プログラムの確立は、患者とドナー間の適合性という課題に取り組むことで、移植の状況に大きな変革をもたらした。 このプログラムは、従来は適切な相手を見つけるのにかなりの障害に直面する患者を支援している。 対象のレシピエントと血液型や組織が一致しないドナーの交換を促進することで、KFSHRCは、米国や欧州のどの医療センターよりも、ドナー交換移植で先を行っている。

さらに、先進技術を導入することで、同センターは現在、ロボット支援によるドナーからの腎臓摘出を含む低侵襲手術に全面的に依存している。 外科医は、ロボット手術によって、選ばれた患者グループの腎臓を移植することもできる。 この低侵襲手術により、精度と安全性が向上する。

腎臓と患者の1年生存率が97%から99%であることに注意しなくてはならない。 この功績は、組織内に一流の移植センターが設立されたことを裏付けている。 このセンターは、通常の腎移植にとどまらず、異なる血液型、低体重の小児患者、ドナー交換、肥満指数の高い患者を含む複雑な症例を専門としている。

KFSHRCは2年連続で中東・アフリカの主要機関としての地位を維持しており、世界の学術医療センター上位250位の中で世界第20位にランクされている。 また、『ブランドファイナンス』誌では2024年に王国と中東で最も価値のあるヘルスケアブランドとしても認められており、 さらに、『ニューズウィーク』誌では世界のトップ250病院にランクされている。

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