ジェフリー・サックス教授、コロンビアで開催される第1回「ワールド・コーヒー生産者フォーラム」の開会講演を行う


40ヶ国以上のコーヒー農家や業界関係者が、共同責任の姿勢からコーヒーバリューチェーンにおける持続可能性の課題について取り組む。

ICOエグゼクティブディレクター、コロンビア大統領、コロンビアコーヒー生産者連合会 (FNC) CEOも、アフリカ、アジア、ラテンアメリカのコーヒー生産者と共に開会式に参加。

ボゴタ (コロンビア) , June 16, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- (FNC報道室コロンビアのメデジンで7月10日から12日に開催される第1回ワールド・コーヒー生産者フォーラム (World Coffee Producers Forum) は、持続可能な開発の専門家であり第一人者のジェフリー・D・サックス教授 (Professor Jeffrey D. Sachs) による基調講演で開会する。

第1回ワールド・コーヒー生産者フォーラムのプログラムは、国際的に評価の高い講演者やアナリスト、ゲストを迎え、コーヒー業界全体に影響する課題を扱い、同業界の関係者にとって必須のイベントとなる。

世界的に著名な経済学者、国連のシニアアドバイザー、ベストセラー著者であるサックス教授は現在、持続可能開発センター (Center for Sustainable Development、コロンビア大学) および国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク (Sustainable Development Solutions Network) のディレクターを務めている。

国際コーヒー機関 (International Coffee Organization、ICO) のエグゼクティブディレクター、ホセ・セッテ (José Sette)、コロンビア大統領フアン・マヌエル・サントス (Juan Manuel Santos)、コロンビアコーヒー生産者連合会 (Colombian Coffee Growers Federation、FNC) のCEO、ロベルト・ベレス (Roberto Velez) も、アフリカ、アジア、ラテンアメリカのコーヒー生産者と共に開会式に参加する。

第1回ワールド・コーヒー生産者フォーラムの目的は、より公平な収入分配など、将来的に持続可能なバリューチェーンを阻んでしまう可能性のある課題に、関係者全員の共同責任という姿勢から取り組むことである。

コーヒー生産者とグローバルな業界の主要関係者が集う機会

同フォーラムの学術的議題では、業界全体に脅威をもたらす、全コーヒー生産国に共通する課題に取り組む。課題には、コーヒー生産者の経済的持続可能性、農村開発、社会経済指標、気候変動への対応、生産性、価格の不安定性、世代の交代、労働力などが含まれる。

テーマ別のワーキンググループやパネルがコーヒー生産や貿易における課題を分析し、対応策を推奨する。

スペシャルティコーヒー協会 (Specialty Coffee Association、SCA) のエグゼクティブディレクター兼CEO、リック・ラインハート (Ric Rhinehart)、インター・アフリカ・コーヒー組織 (Inter-African Coffee Organization、IACO) の理事長フレッド・カウマ (Fred Kawuma)、ブラジル全国コーヒー協議会 (National Coffee Council、NCC) のエグゼクティブ・プレジデント、シラス・ブラジレイロ (Silas Brasileiro)、グローバル・コーヒー・プラットフォーム (Global Coffee Platform) のエグゼクティブディレクター、アネット・ペンセル (Annette Pensel) をはじめとした国際的な業界要人も、モデレーターや講演者としてフォーラムに参加する。

また、コスタリカ・コーヒー機関 (Costa Rica's Coffee Institute、Icafé) のエグゼクティブディレクター、ロナルド・ぺテルス (Ronald Peters)、プロムカフェ (Promecafé) のエグゼクティブセクレタリー、ルネ・レオン (René León)、アフリカファインコーヒー協会 (African Fine Coffees Association、AFCA) のウガンダ支所プレジデント兼取締役会会長、イシャク・ルケンジ (Ishak Lukenge)、ブラジル・スペシャルティコーヒー協会 (Brazil Specialty Coffee Association、BSCA) のエグゼクティブディレクター、バヌシア・ノグエイラ (Vanusia Nogueira) もモデレーターまたはパネルメンバーとしてフォーラムに参加する。

スターバックス (Starbucks) などのグローバル企業の他に、ネスレ (Nestlé) のグリーンコーヒー開発責任者 (Head of Green Coffee Development)、マルセロ・ブリティ (Marcelo Burity)、イリーカフェ (Illycaffè) 会長アンドレア・イリー (Andrea Illy) なども、講演者やパネリストとして参加する。

会議全体にわたり、各生産国からのコーヒーを味見し、フォーラムに参加することができる。

このイベント (コロンビア中央部のコーヒー地域への2日間の視察旅行を含む) には大きな関心が集まっており、参加者の人数制限があるため、関心のある企業は以下から登録のこと。

http://www.worldcoffeeproducersforum.com/es
http://www.worldcoffeeproducersforum.com/

FNCについて
1927年に創設されたコロンビアコーヒー生産者連合会 (Colombian Coffee Growers Federation、FNC、Federación Nacional de Cafeteros) は、560,000以上のコロンビアのコーヒー生産者を代表している。環境、経済、社会の持続可能性を重視している同連合会のミッションは、コロンビアのコーヒー生産者とその家族のウェルビーイングを守ることである。製品やサービスを一般にも提供し、バリューチェーンにおける地位を高め、生活の質を向上させる具体的なプログラムや戦略を開発している。


            

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