スイス、ノイハウゼン, Dec. 13, 2017 (GLOBE NEWSWIRE) -- ジョンソン･コントロールズ (Johnson Controls) の傘下にあるタイコ･リテール･ソリューションズ (Tyco Retail Solutions) は、2年連続で小売企業の持続可能性イニシアチブを推進･サポートするコミットメントを認められた。同社は、持続可能性の測定可能な目標を達成するために顧客を支援するサプライチェーンソリューションやサービスのプロバイダを評価する年次表彰である「サプライ･デマンド･チェーン･エグゼクティブ (Supply & Demand Chain Executive)」の2017年「グリーン･サプライ･チェーン賞 (Green Supply Chain Award)」を受賞した。タイコの2017年の受賞は、ピアッツァ･イタリア (Piazza Italia) などの小売企業の顧客と連携して行われている先駆的グリーンイニシアチブが評価されたものである。
ファッションリーダーとして認められているピアッツァ･イタリアは、サステナビリティへのコミットメントを維持しながら、最新のスタイルを顧客に提供することを重視している。2013年に、同社は強力な視覚的盗難防止と製造元のソースタギングを組み合わせることによって具体的なメリットをもたらすセンサーマティック (Sensormatic) 磁気音響 (AM) 電子物品監視 (EAS) 用ハードタグを使用するソースタギングプログラムを導入した。同社はその後、使い捨てタグから再循環ハードタグに変更し、環境保護と事業の両観点から、使い捨てタグの代わりに環境に優しいタグを使用している。
タイコのグローバル再循環･ソースタギングのイニシアチブは、リサイクルと「小売準備完了」商品を受け取ることによる環境に優しい節約と事業上の効果をもたらす。タグは、戦略的に配置された高効率の再循環センターを介し、世界中でタグをコスト的にも効率良く移動するタイコの高効率サプライチェーンプロセスを介して再循環、再承認、再使用され、ピアッツァ･イタリアなどの小売企業に買戻しインセンティブを提供して所有コストを削減し、有意義な節減を実現している。ハードタグの再循環により、手作業での店舗でのタグ付けが不要になり、タギングのコンプライアンスを改善し、ロスを削減し、売場に出すまでの所要時間を節減する。こうしたことからピアッツァ･イタリアではコスト節減が実現している。
タイコ･リテール･ソリューションズの最高顧客責任者、トニー･ドノフリオ (Tony D’Onofrio) は次のように述べている。「弊社では、環境責任とは、事業上良いことであるだけでなく、社会的義務であると考えています。現在、ピアッツァ･イタリアのような小売企業の顧客にとって持続可能性は重要な注目事項で、店舗では質の高いサービスとセキュリティだけでなく、環境に優しい方法を採用するよう取り組んでいます」
センサーマティックのアパレルタギング再循環プログラムは、このタイプで初の試みであり、2015年には10億個以上のタグをリサイクルし、2010年のプログラム開始以降の累計で70億個をリサイクル、合計約1万6,000トンのプラスチックを節減し、同時に顧客の廃棄物やコストも削減している。現在、センサーマティック･ブランドのラベルの半数以上は、店舗ではなく製品メーカーまたは包装会社によって装着されている。このプログラムには、EASの使い捨てラベルおよび再循環型AM EASおよびRFIDハードタグのソースタギングが含まれている。現在までに50億個以上のアパレルアイテムで実施されてきたソースタギングは、今日の小売環境で競争力を維持しながら環境に優しい事業経営を目指す世界中の小売企業から信頼を受けている。
昨年、メキシコにある同社の製造施設は、エネルギーマネジメントシステムの開発による資源節約の取り組みに対して、2016年S&DCEグリーン賞を受賞した。また、2015年にはメキシコ･マキラドーラ輸出製造全国評議会 (National Council of the Maquiladora and Export Manufacturing Industry of Mexico) から環境賞を受賞し、全国的に認められた。昨年、同施設はISO 50001:2011認証を取得した。
ジョンソン･コントロールズについて
ジョンソン･コントロールズ (Johnson Controls) は、150カ国以上において幅広い顧客にサービスを提供している多角化されたテクノロジーのリーダー企業であり、複数の業界を網羅している。12万人にのぼる従業員は、スマート都市やスマートコミュニティ実現のために、インテリジェントな建物や効率の良いエネルギーソリューション、統合インフラ、次世代の輸送システムを創り出し、それらを互いに円滑に連動させている。持続可能性に対する同社のコミットメントは、同社のルーツとなった電動ルームサーモスタットを発明した1885年にまで遡る。同社は、建物やエネルギーの成長プラットフォームに戦略的重点を置くことで顧客を支援し、全ステークホルダーにより大きな価値を提供することにコミットしている。詳しくは、http://www.johnsoncontrols.comを参照するか、Twitterで@johnsoncontrolsをフォローされたい。
タイコ･リテール･ソリューションズについて
ジョンソン･コントロールズの傘下にあるタイコ･リテール･ソリューションズ (Tyco Retail Solutions) は、分析をもとにした損失防止、在庫管理インテリジェンス、トラフィックインサイトのリーディングプロバイダーである。同社のソリューションはリアルタイムの可視性と予測分析機能を駆使し、小売業者が最大限の事業成果を実現し、顧客体験を向上させるために役立つ。小売市場に150万台を超えるデータ収集機器を導入しており、年間400億回の買物客来店をキャプチャし、数十億もの物品の追跡･保護を行っている。同社の小売業者向けポートフォリオには、最先端のセンサーマティック (Sensormatic®)、ショッパートラック (ShopperTrak®)、トゥルービュー (TrueVUE™) ブランド、並びに各種建物用テクノロジーソリューションが含まれている。詳しくは、TycoRetailSolutions.comを参照するか、LinkedIn、Twitter、YouTubeチャネルで同社をフォローされたい。
問い合わせ先
アン･ラインズ (Anne Lines)
タイコ･リテール･ソリューションズ代理、マター (Matter)
電話番号 +1 978-518-4512
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