サンフランシスコ, Jan. 24, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- 本日、情報セキュリティイベントで世界的なリーダー地位にあるプロバイダー、ブラック・ハット (Black Hat) が、「ブラック・ハット・アジア (Black Hat Asia)」のプログラムの一環であるブリーフィング (Briefing) の主な内容を発表した。今年再びシンガポールで開催されるこのイベントでは、一般職員、マネージャー、役員レベルまで、すべての情報セキュリティ従事者のニーズに応える内容の、タイムリーなリサーチに関するブリーフィング (Briefing)、実技中心のトレーニング (Training)、一流ソリューションプロバイダの集まるビジネスホール (Business Hall)、さらに特別追加プログラムなどの充実したスケジュールが提供される。
ブラック・ハット・アジアは、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ (Marina Bay Sands) で2018年3月20~23日に開催される。詳細情報および参加登録料金の200シンガポールドル (約16,800円) 割引については、blackhat.com/asia-18/registration.htmlを参照のこと。
ブラック・ハット・アジア2018のプログラム・ハイライト
- iOSおよびOSXプラットフォームに対するリモートランサムウェア攻撃についてのリサーチ。悪名高いWannaCry攻撃からも影響を受けなかったアップル (Apple) のプラットフォームで、おそらく初のランサムウェア攻撃を検出。
- 被害者が知らないうちにスマホを遠隔操作して購入できる脆弱性を利用するモバイル決済システムの攻撃
- 人気のソフトウェアライブラリのハッキング - クローム (Chrome)、アンドロイド (Android)、iOS、ウィンドウズ (Windows) を使用している製品、およびアウディ (Audi) やBMWなどの大手企業が使用しているソフトウェアなど、今後5年間に数十億台ものデバイスに影響する可能性のある脆弱性に注意するよう呼びかける講演など。
- モバイルのハッキング - Android 8.0の脆弱性、eMMCとUFSセキュリティに関連するリサーチ、モバイルプラットフォームのセキュリティと日常的なユーザーのプライバシーに巨大な影響を与える可能性のある最重要でありながら忘れられやすい分野など。
- 日常的に使用されているデバイスに影響する脆弱性 - ワイヤレスキーボードなどの埋め込み型デバイスに対する攻撃による個人データの取得、ウェブカメラやルータなどの全製品を含めたIoTデバイスに対するサイバー攻撃など。また、研究者らは、医療機器、自動車、工業などの重要な装置で使用されているオペレーティングシステムであるQNXに関連する脆弱性についても解説する。
- スリープ状態になっているときにインテルTXT (Intel TXT) を無効にすることによるPC、ラップトップ、サーバなどにおけるセキュリティデバイスの回避、現行のほとんどすべてのアンドロイド・デバイスに存在するARMのトラストゾーン (TrustZone) に関連する脆弱性に関するリサーチ。
2018年の最新のプログラムラインナップおよびプレゼンテーションの要約は、blackhat.com/asia-18/briefings.htmlで参照可能である。
クラスルームスタイルのコース - ブラック・ハット・トレーニング (Black Hat Trainings)
ブラック・ハット・アジアでは、ブリーフィングの前に、業界の最新鋭らがリードする実技中心のテクニカルトレーニングコースが2日間にわたり実施される。今年のトレーニングでは、インフラのハッキング、機械学習、自動車ハッキング、マルウェア分析、その他のトピックを扱う。2018年には、オフェンシブ・セキュリティ (Offensive Security) のリードする4日間にわたる人気のトレーニングコース、「高度なウェブ攻撃と搾取 (Advanced Web Attacks and Exploitation)」が初めてブラック・ハットで提供される。ラインナップについての詳細情報および希望のコースで300シンガポールドル (約25,200円) の割引 (3月16日まで) を利用するには、blackhat.com/asia-18/training/schedule/index.htmlを参照のこと。
ライブ実演 - ブラック・ハット・アーセナル (Black Hat Arsenal) : 間もなくツールを発表!
ブラック・ハット・アーセナル (ブラック・ハットの「兵器」) は、大人気のツール・実演エリアをシンガポールで再び開設し、オープンソースコミュニティの新鋭開発を披露する。アーセナルについての詳細情報および厳選された今年度のツールについては、blackhat.com/asia-18/arsenal-overview.htmlを参照のこと。
ブラック・ハット・アジアのスポンサー
ブラック・ハット・アジア2018のトップ・スポンサー
プラチナ・スポンサー: クオリス (Qualys)、センチネルワン (SentinelOne)
ゴールド・スポンサー: クラウドストライク (CrowdStrike)、ダークトレース (DarkTrace)、マルウェアバイツ (Malwarebytes)、ラピッドセブン (Rapid7)、ソリーダ・システムズ (Solida Systems)
シルバー・スポンサー: ブラック・ダック・ソフトウェア・バイ・シノプシス (Black Duck Software by Synopsys)、チェックマークス (Checkmarx)、ハッカーワン (HackerOne)、イルミノ (Illumino)、インテザール (Intezer)、フィッシュミー (PhishMe)、サービスナウ (ServiceNow)、VMレイ (VMRay)。スポンサーシップについての詳細および全参加企業リストについては、blackhat.com/asia-18/event-sponsors.htmlを参照のこと。
ブラック・ハットのソーシャルメディア (#BlackHat)
ブラック・ハットの今後の日程・イベント
- ブラック・ハットUSA2018 (Black Hat USA 2018)、ネバダ州ラスベガス、8月4~9日
- ブラック・ハット・ヨーロッパ2018 (Black Hat Europe 2018)、英国ロンドン、12月3~6日
ブラック・ハットについて
ブラック・ハットは、20年にわたり情報セキュリティに関するリサーチ、展開、トレンドについての最新の情報を参加者に提供している。これらの名高いグローバルイベントやトレーニングは、セキュリティコミュニティのニーズを主体として開催され、業界の一流人材を結集させている。ブラック・ハットは学術界、世界一流の研究者、官民セクターのリーダーの間における協力と成長を促し、キャリアレベルを問わず専門家を奨励している。ブラック・ハット・ブリーフィングおよびトレーニングは、米国と欧州、アジアで毎年開催されている。詳細については、blackhat.comを参照のこと。ブラック・ハットは、世界最大規模のピュアプレイB2Bイベント企画企業であるUBM plcによって企画されている。20カ国以上にわたる3,750人以上の従業員が、50以上のセクターを対象に活動中である。これらのセクターについての豊かな知識と情熱を駆使して、顧客の成功を実現するために役立つ貴重な体験を生み出している。UBMの最新ニュースおよび詳細情報については、www.ubm.comを参照のこと。
報道関係者向け問い合わせ先
キンバリー・サムラ (Kimberly Samra)
ブラック・ハット広報担当 (Black Hat PR)
415-947-6362
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