カリフォルニア州サンタクララ発, March 01, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- プログラマブル製品プラットフォームとテクノロジーのイノベータ企業、エフィニックス (Efinix™) は本日、トライオン (Trion™) プログラマブルプラットフォームのリリースを発表した。トライオン･プラットフォームは、ロジック、ルーティング、組み込み型メモリ、DSPブロックで構成されるエフィニックスのクオンタム (Quantum™) プログラマブルテクノロジーを使用して構築されている。トライオン･プラットフォームの最初の8件のFPGAは、SMIC (セミコンダクター･マニュファクチャリング･インターナショナル･コーポレーション、Semiconductor Manufacturing International Corporation) の40nmプロセス上で構築された。製品には4Kから150Kのロジックエレメント (LE) が含まれ、GPIO、PLL、オシレータ、MIPI、DDR、LVDSなどの標準インターフェイスに対応している。トライオン･プラットフォームは、エフィニックスのエフィニティ (Efinity™) 統合型設計環境 (IDE) によって完全にサポートされている。
エフィニックスの共同創業者兼CTO兼エンジニアリング担当シニアVPのトニー・ンガイ (Tony Ngai) は次のように述べている。「これらの最初のトライオン製品は、クオンタムによってアクセラレーションを実現したFPGAの当社初の実装のショーケースです。既存のFPGAは電力消費量が大きく、また高価でプログラミングが難しい場合がありますが、トライオンFPGAでは、使いやすさ、お客様のシステムへの迅速な商品化、低電力消費、適価の量産など、FPGAの当初のメリットを復活させることができます」
エフィニックスに投資しているザイリンクス (Xilinx) の元専務副社長･取締役会メンバー、リッチ･セブチク (Rich Sevcik) は次のように述べている。「FPGAアーキテクチャのイノベーションにおける斬新なアイデアが、本格的な製品プラットフォームになったことをとても嬉しく思っています。エフィニックスで、SMICから物理設計キット (PDK) を入手してからほんの10ヵ月間で最初の製品を実現できたことはとても素晴らしいと思います。特に、既にFPGA製品の消費量が最大になっている中国市場にトライオン･プラットフォームを導入するにあたり、量産向けのトップファウンドリである中国のSMICとの提携がエフィニックスに良い効果をもたらすと思われます」
トライオンFPGAは、クオンタム･プログラマブルテクノロジーの強力なメリットを活用して、他のFPGAと比較して4倍ものPPA (パワー/パフォーマンス/エリア) の優位性を実現している。トライオンの製品はモバイル、IoT、コンシューマ製品、産業用、医療用などの一般用途向けFPGA市場で競争力を持つ。これらのFPGAは、コンピューティングアクセラレーション、アナリティクス、ディープラーニング推論、カスタムロジックなどを、エッジデバイスを介して組み合わせるエッジコンピューティングなどの急成長中市場でも優れた成績を示すことが予想される。トライオン･プラットフォームについて詳しくは、www.efinixinc.com/trionを参照のこと。
エフィニックスの共同創業者、CEO兼社長のサミー･チュン (Sammy Cheung) は次のように述べている。「FPGA業界で初の製品である当社の最初のトライオンFPGAに対して、事前にお支払い頂きお待ちくださっていたお客様に感謝しています。トライオン製品は競争力が高く、システムの量産用オプションとしてお客様にご期待いただいています。さらに、低電力消費、小型のパッケージタイプなどの特長も備えたトライオンFPGAは、従来のFPGAでは対応不可能な、新しいイノベーションやアプリケーションに取り組んでいるお客様を魅了することをお約束します。」
エフィニックスについて
エフィニックスは、プログラマブル製品プラットフォームとテクノロジーのイノベータである。同社のクオンタム･プログラマブル･テクノロジーは、ASIC、ASSP、FPGAセグメントにおける高度なプログラマブルシリコン製品を実現している。エフィニックスの製品では、クオンタムのPPA (パワー/パフォーマンス/エリア) の優位性を活用して、カスタムロジック、コンピューティングアクセラレーション、ディープラーニングの用途において、大量、低電力消費、小型のパッケージタイプの製品のニーズに応えている。エフィニックスの共同開発活動では、インフラ、データセンター、先進シリコンプロセスに注目し、プログラマブル業界における同社のリーダーシップを強化している。
詳しくは、http://www.efinixinc.comを参照のこと。
問い合わせ先
スティーブ･ストラッツ (Steve Stratz)
リレバンズ･パブリック･リレーションズ (Relevanz Public Relations) エフィニックス担当
206.300.9134
steve@relevanzpr.com
エフィニックスのトライオンFPGA
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