カリフォルニア州サニーベール発, June 06, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- (グローブニューズワイヤ) -- クラウドデータ保護および管理のリーダーであるドゥルーバ (Druva) は本日、アマゾン・ウェブ・サービス (Amazon Web Services: AWS) のバックアップおよび災害復旧 (DR) ソリューションプロバイダであるクラウドレンジャー (CloudRanger) を買収したことを発表した。この買収により、「ドゥルーバ・クラウド・プラットフォーム (Druva Cloud Platform) 」のデータ保護機能が大幅に拡張され、オンプレミス環境およびAWSやマイクロソフト・オフィス365 (Microsoft Office 365) などのクラウド環境の両方を網羅するデータ保護と管理を扱うクラウドネイティブの統合カバレッジを提供する唯一の企業になった。
アイルランドに本社を構えるクラウドレンジャーは、AWSで動作するエンタープライズワークロードのライフサイクル管理を調整する複雑性に伴われる管理を簡素化し、コストを削減する。クラウドレンジャーは、ナスカー (NASCAR)、ロックウェル・コリンズ (Rockwell Collins)、バンダービルト大学 (Vanderbilt University) など、数多くの業界のエンタープライズクライアントを有する、市場で最も急速に成長中のクラウドネイティブ「サービス型」プロバイダの一社である。同社の顧客数は300社以上にのぼり、1年間で売上高が300%伸びた。
企業がワークロードをクラウドに移行させ続けている中、ストレージの場所とクラウドサービスの幅が拡がることによって、データの管理が複雑になり、データ保護のサービスレベル契約 (SLA) を遵守し、レジリエンスを提供し、ビジネス継続性を確保するための災害復旧を自動化することが困難になる。クラウドレンジャーの買収により、データの所在地にかかわらず単一の管理および方針マネジメントソリューションを実現し、その環境におけるデータ保護の複雑性を大幅に削減することができる。
ドゥルーバの創業者兼CEOであるジャスプリート・シング (Jaspreet Singh) は次のように述べている。「クラウドレンジャーの買収により、今日の市場では他に類を見ない網羅範囲をドゥルーバ・クラウド・プラットフォームで実現することができます。このことは、ワークロードをクラウドに移行するために必要な道程において、お客様が直面している課題を解決できるソリューションを提供するという当社のビジョンを実現するために重要な一歩です。クラウドレンジャーと共に、お客様に求められている、従来のクラウドインフラと最新のクラウドインフラのデータ管理の間に橋渡しをする、包括的なエンドツーエンドソリューションを提供します。クラウドレンジャーとドゥルーバはクラウドネイティブアーキテクチャを採用しているため、既に業界をリードしているバックアップと災害復旧のための統合型プラットフォームを即座に組み込んで強化することができます。」
クラウドレンジャーの創業者兼CEOであるデイビッド・ギルデア (David Gildea) は次のように述べている。「グローバルオンデマンド保護、大幅なコスト節減、使いやすさは、ITリーダーの方々からの重要な要求事項です。AWSデータ管理の課題の解決というクラウドレンジャーの注力事項を、ドゥルーバのクラウド・プラットフォームと組み合わせることで、パートナーと顧客の両方にこれらの要求すべてに対応する強力な価値提案を提供できます。」
セコイア・キャピタル・インド (Sequoia Capital India) のマネージングディレクターであるシャイレンドラ・シング (Shailendra Singh) は次のように述べている。「クラウドレンジャーの買収により、ユーザーに世界規模で利益をもたらすことができる真のSaaS (サービス型ソフトウェア) プロバイダであるドゥルーバのビジョンを加速させられます。9年間にわたりドゥルーバに投資してきた当社は、ドゥルーバが、適切なミッションと文化、熟練した経営陣、そして永続的なグローバル企業になるために必要なビジネスモデルを持っていると確信しています。」
主要な動向が業界を変貌させている中、市場では成長が見込まれる
市場調査会社ガートナー (Gartner) の最新情報によると、クラウドネイティブのバックアップリカバリオプションの需要が大幅に増加しているという。ガートナーは、2018年にパブリッククラウドサービスの支出が22.9%増加して1,869億ドル (約20兆5,000億円) になると予測している1。クラウドソリューションに対するこの爆発的な需要のために、企業がこれらのミッションクリティカルなアプリケーションのデータ保護に対処する必要が生じる。
2017年8月に、ドゥルーバは8,000万ドル (約87億8,000万円) の成長資本調達を発表し、総市場資金調達額を2億ドル (約219億円) に引き上げ、クラウドデータ保護および管理の市場における機会の拡大を裏付けた。
クラウドレンジャーについて
クラウドレンジャー (CloudRanger) は、企業、マネージドサービスプロバイダー (MSP)、および企業向けのクラウドサーバ管理ソフトウェアを提供している。使いやすいグラフィカルインターフェイスにより、ユーザのスケジューリングとバックアップポリシー管理が可能になり、時間とコストを節約できる。サーバシステムを全体的に見られるため、災害復旧管理を強化しながら、ユーザがクラウドを最大限にコントロールできる。クラウドレンジャーは、AWSアドバンスト・テクノロジー・パートナー (AWS Advanced Technology Partner) である。詳しくは、www.cloudranger.comを閲覧されたい。
ドゥルーバについて
ドゥルーバ (Druva) の業界をリードするサービス型データ管理プラットフォームは、エンタープライズデータ全体のデータ保護、ガバナンス、インテリジェンスを統合し、エンタープライズレベルのスケーラビリティとセキュリティを提供しながら、コストと複雑性を削減している。ドゥルーバは4,000社以上の企業から信頼を受け、世界中で100PBを超えるデータを保護および管理している。Druvaを閲覧し、@druvaincをフォローされたい。
Druva、Druva Cloud Platform、Druva inSync、Druva Phoenixは、Druva, Inc.の商標である。その他の商標および著作権は各所有者に帰属する。
1 Gartner, Forecast: Public Cloud Services, Worldwide, 2016-2022, 1Q18 Update. 発行日: 2018年4月13日。
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ドゥルーバ (Druva, Inc.)
コミュニケーション担当ディレクター
マイク・ウォン (Mike Wong)
mike.wong@druva.com
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この発表に付随する写真は以下から入手可能である。http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/87e464b8-0880-47ad-9f65-62d158e9eb10