カナダ運輸省、ボンバルディアQ400型航空機の90席の客席構成を認証


  • ローンチカスタマーであるインドのスパイスジェット (SpiceJet) は、客席数が増強された同ターボプロペラ機を運航する初の航空会社となる

トロント発, Aug. 02, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフト (Bombardier Commercial Aircraft) は本日、同社のQ400型機に対して、カナダ運輸省 (Transport Canada) から旅客用座席数90席構成の認証を取得したことを発表した。生産中の民間ターボプロペラ機でこの収容人数を達成したのは同機が初めてである。

ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフトのQシリーズ型機プログラム責任者であるのトッド・ヤング (Todd Young) は次のように述べている。「ターボプロペラ機市場では1便当たりの旅客数が増加していますが、旅客用座席数を増強し、以前の標準型Q400と比較して1席当たりのコストを15%削減できたため、航空会社の収益性を上げるために役立つことができることをうれしく思っています。この大きな進歩に値する認証は、Q400ターボプロペラ機の柔軟性と、同プログラムの進化に対する当社の継続したコミットメントを実証しています。

2017年に最大50機の注文をいただいたローンチカスタマーであるスパイスジェットには、本年中にデリバリーが予定されており、90席構成のQ400型機の収益性が高く、効率の良い運航を活用する最初の航空会社となります。」

Q400型機は特に速度の柔軟性に優れ、運航スケジュールの効率を高めるために役立っているが、そのような特性と新しいセグメントのソリューションを組み合わせることで、大きな需要のあるターボプロペラ機市場向けに最適化し、小都市と主要ハブを結ぶ経済性の良いフライトをさらに強化できる。

90席構成は、旅客需要の拡大と顧客の収益性向上に対応するための、ボンバルディアのQ400型機の継続した改善への取り組みの次段階である。現在開発中の改善には、積載荷重の2,000ポンド (約906kg) の増強、AチェックとCチェックの間隔を飛行時間600/6,000時間から800/8,000時間に延長することなどが含まれている。

ボンバルディアについて
ボンバルディア (Bombardier) は、4分野の事業セグメントで69,500人以上の従業員を抱える輸送業界の世界的リーダーであり、業界を変貌させる革新的な航空機や鉄道車両を作り出している。同社の製品とサービスは、乗客の快適さ、エネルギー効率、信頼性、安全性における新基準を打ち立て、世界一流の輸送経験を提供している。

ボンバルディアはカナダのモントリオールに本社を構え、輸送、ビジネス航空機、民間航空機、機体構造、エンジニアリングサービスの分野で28カ国に生産およびエンジニアリングサイトを有している。ボンバルディアの株式は、トロント証券取引所 (BBD) で取引されている。2017年12月31日までの事業年度において、ボンバルディアでは162億ドル (約1兆8,100億円) の収益を計上した。ニュースおよび情報は、bombardier.comで閲覧可能である。または、Twitterで@Bombardierをフォローされたい。

編集者への注記
本発表に付随するQ400型航空機の画像は、www.bombardier.comに掲載されている。

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