新しいfNIR技術が、強力なイメージング装置で実世界の状況における脳の活動に焦点を当てる

このシステムは、研究所や自宅、実社会において被験者を測定するための快適さとモビリティを提供する


日カリフォルニア州ゴリータ発 , Jan. 04, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- バイオパック・システムズ (BIOPAC Systems, Inc.) (以下、「バイオパック」) は、最新世代の機能的近赤外 (fNIR) システムの発売を発表した。新しい高密度イメージングシステムは、fMRIによる高額の費用をかけずに脳の活動を理解しようとしている生理学研究者のために、研究室や実世界において認知機能評価を実現している。

超軽量センサーは前頭前野の脳活動のプロキシとして、オキシヘモグロビンまたはデオキシヘモグロビンの相対的変化をモニタリングするために、頭部の額の位置に快適にフィットする。被験者は研究所の環境で検査することも、新しいモバイル型fNIRシステムを使って自然な環境で活動することも可能である。

新しいNIRSシステムは、3つの強力なイメージング装置を提供する。fNIR 2000Cは、最大18個のオプトードからデータを収集する据え置き型の装置である。fNIR 2000Mは、最大18個のオプトードからデータを収集する無線型モバイルイメージング装置であり、被験者が研究所や実世界で作業を行っているときに使用できる。fNIR 2000Sは、最大3人の被験者を同時に記録できる高度な機能を備えた54オプトード対応のイメージング装置である。

髪の上から付けられる新しいセンサーにより、研究者は運動野や視覚野など、脳の他の領域を評価することができる。脳のさまざまな部分を追加すると、fMRIの問題を伴わずに脳活動についての理解を深めることができる。

すべてのシステムには、データ収集と分析のためのfNIRSoftおよびCOBIソフトウェアが付属している。EEG、EDA、ECG、BP、およびその他の重要な生理的信号を含む生理反応を完全に理解するために、データをアクナリッジ・ソフトウェア (AcqKnowledge Software) と同期させてインポートすることができる。

バイオパックのCEOであるフレイザー・フィンドレイ (Frazer Findlay) は次のように述べている。「このモバイルテクノロジーを使用すると、より高度な実験の設計を実現でき、被験者が日常生活を続けるなかで、研究者がデータを収集することができます。モバイルイメージングはそのような研究にも価値を付加することができますが、被験者が慣れた環境や快適な環境にいる状態で研究を行えるため、被験者が子供や家族の場合に特に重要です。」

fNIRデバイス (fNIR Devices) のCEOであるダヴード・タシャヨッド (Davood Tashayyod) は次のように述べている。「fNIRデバイスを設計・製造した際、バッテリーや余分な電子機器で被験者の頭に重荷を掛けないように配慮しました。その結果、無線型イメージング装置を含めた当社のイメージング装置は、脳の血液動態を最低限の重量と最大限の快適さで測定できるようになっています。fNIRデバイスのシステムは、設定が非常に容易で、被験者にとって極めて快適です。被験者が快適ならばデータの質も向上し、短期と長期の研究に参加を促せるようになります。」

fNIRおよびNIRイメージングは、132,000件以上の文献で引用されている。NIRアプリケーションには、ブレイン・コンピュータ・インターフェース (Brain Computer Interface)、ヒューマン・パフォーマンス・アセスメント (Human Performance Assessment)、神経リハビリテーション (Neurorehabilitation)、麻酔深度モニタリング (Depth of Anesthesia Monitoring) など、多くのものがある。また、fNIR技術は筋肉の血中酸素濃度を理解するためにも使用できる。

実世界の状況における運動状態の被験者の測定、研究所における静止状態での測定、または教育環境で学生に教えるためなどのfNIR技術の使用に関して詳しくは、バイオパックに問い合わせされたい。

バイオパックについて

バイオパック・システムズ (BIOPAC Systems, Inc.) は1985年に創設され、ライフサイエンスのハードウェアとソフトウェアの一流の選択肢として世界中で認められている。同社のシステムは、世界中のトップ100校の大学やグローバル・フォーチュン500 (Global Fortune 500) 企業の99%のライフサイエンスの研究・教育システムのニーズに応えている。バイオパックでは、生理学的測定と解釈のための高品質の科学的ツールを生産している。同社はまた、教育ソリューションから研究室、実世界、バーチャルリアリティの研究環境で使用する最先端のデバイスまで、幅広いソリューションを取り揃えている。バイオパックの製品について詳しくは、www.biopac.comを閲覧されたい。

fNIRデバイスについて

fNIRデバイス (fNIR Devices, LLC) は2009年に創業され、研究およびその他の非臨床用途のための連続光機能的近赤外 (fNIR) 分光イメージングシステムの主要サプライヤである。fNIRデバイスは、脳の血液動態を監視するための堅牢かつ細心の注意を払って作成されたシステムを生理学研究者に提供し、研究所の環境と自然環境の両方において被験者の認知状態を理解することができる。

本発表に付随する写真は、下記から入手可能である。http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/ea24834a-8a45-4d6c-a5d8-46271fa5f249

問い合わせ先
バイオパック・システムズ
マーケティングマネジャー
ブレンダ・デンティンガー (Brenda Dentinger)
brendad@biopac.com