クラウン・バイオサイエンス、4つの新しい前臨床nashモデルの開発取り組みを発表

- NASH創薬への取り組みを再確認 -


サンディエゴ, June 19, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- 世界的な創薬研究開発サービス企業としてオンコロジー、炎症、心血管、代謝疾患の研究を進歩させるトランスレーショナル・プラットフォームを提供しているクラウン・バイオサイエンス (Crown Bioscience Inc.、以下「クラウンバイオ (CrownBio) 」) は本日、4つの新しい前臨床トランスレーショナルNASHモデルの開発を発表した。

NASHは、全世界で成人人口の最大12%までが罹患する変性肝疾患であり、治療を行わなければ2020年までに肝移植の主因になると予想されている。現在、承認されたNASHの治療薬はない。

クラウンバイオでは、トランスレーション可能な前臨床NASHモデルの継続的な研究開発を通じて、NASHの医薬品開発コミュニティへの取り組みを確固たるものにしている。このターゲットを絞った投資により、今後12ヶ月間で4つの新しいモデルが利用可能になる。

モデルは次のとおりである。

  • 四塩化炭素を用いて化学的に改変されたマウスモデル
  • アミリン、MCD、またはその他のコリン欠乏食など、西洋式の食生活をより厳密に模倣し、線維症を悪化させる修正食モデル
  • 食生活によって発症した加速型マウスモデル
  • 食生活によって発症した加速型NHPモデル

これらのモデルは、MS-NASHモデル (以前の名称はFATZO)、四塩化炭素の投与下で促進されて悪化する肝線維症を示す肥満、代謝拮抗、糖尿病のマウスモデル、およびヒトと同様にNAFLD/NASHを起こす突発的に起こる肥満、代謝拮抗、糖尿病のNHPモデルを含めた一連の既存モデルに追加される。

心血管疾患および代謝疾患研究部のシニアバイスプレジデントであるジム・ワング (Jim Wang) は次のように述べている。「当社は、NASHの新規で有用性の高い前臨床モデルを開発することへの深いコミットメントを引き続き実践しています。これらの新しいモデルの追加は、NASHの創薬を加速するための市場をリードするプラットフォームを確立します。」

「2019年国際NASHの日 (International NASH Day 2019) 」のサポート
NASHの日をサポートするために、クラウンバイオはNASHの前臨床モデリングに関連する課題に対する解決策を提示するウェビナーを開催する。クラウンバイオは、ウェビナー参加者1人当たり、25ドル (約2,700円) を世界肝臓学会 (Global Liver Institute) に寄付する。

https://www.crownbio.com/nash-day-webinarで登録されたい。

新しいNASHリサーチ
クラウンバイオは今週、米国糖尿病学会 (American Diabetes Association) の第79回科学セッションでMS-NASHモデルに関するポスタープレゼンテーションを2件実施した。

クラウン・バイオサイエンスについて

クラウン・バイオサイエンス (Crown Bioscience Inc.) は、JSRライフ・サイエンシズ (JSR Life Sciences) の傘下にあり、オンコロジーおよび代謝疾患の研究を進めるためのトランスレーショナル・プラットフォームを提供する世界的な創薬・開発ソリューション企業である。関連モデルと予測ツールの幅広いポートフォリオを駆使して、顧客企業がより優れた臨床薬候補を提供できるようにしている。

詳しくは、以下を閲覧されたい。

https://www.crownbio.com
https://www.jsrlifesciences.com

報道関係者向けの問い合わせ先
クラウン・バイオサイエンス (Crown Bioscience Inc.)
ジョディ・バーボー (Jody Barbeau)
marketing@crownbio.com