InnovaHealthパートナーズ、前立腺がんの診断・治療の大手、コエリスに投資


ニューヨーク, Sept. 17, 2019 (GLOBE NEWSWIRE) -- コエリスSAS (Koelis SAS、以下「コエリス」または「同社」) とInnovaHealthパートナーズLP (InnovaHealth Partners, LP、以下「InnovaHealth」) はMedeviceパートナーズ (Medevice Partners、以下「Medevice」) と共に本日、InnovaHealthがコエリスに対しグロースエクイティ投資を行い、同社の株式の過半数を取得したことを発表した。

コエリスは、前立腺がんの診断・治療のための画像誘導システムの市場において先進的イノベーターである。同社の製品は規制当局による認可を受けており、米国、欧州、および大半のアジアの市場で製品化されている。「コエリス・トリニティ・システム (Koelis Trinity™ System) 」は、フュージョンイメージング、臓器トラッキング、ロボットによる支援、局所治療など、市場をリードする機能を提供する。コエリスのシステムは重要な新技術であり、これにより泌尿器科医はより正確に前立腺がんを診断できるようになり、患者に対してはより低侵襲な非根治治療の選択肢を提供することができる。同社はフランスのグルノーブルと米国マサチューセッツ州ボストンに本拠を置き、香港に事務所を構えている。

コエリスの最高経営責任者 (CEO) のアントワーヌ・ルロワ (Antoine Leroy) は次のように述べている。「当社はInnovaHealthと提携できることを大変うれしく思っています。InnovaHealthは医療機器を専門としており、当社の価値を大幅に引き上げることになるでしょう。そのポートフォリオにおいて価値を創出してきた実績がありますので、InnovaHealthは当社のグローバルな事業成長を支援する理想的なパートナーと言えます。InnovaHealthの戦略的関係や世界規模の臨床医ネットワーク、資本は、今後何年も当社を支えることになるでしょう。」

Medeviceの社長兼CEOのセシル・レアル (Cécile Real) は、「2012年からコエリスの運営面と財務面のパートナーを務めてきた企業として、当社はルロワ氏の喜びをともに味わっており、InnovaHealthのチームを歓迎し、そろってコエリスの成長と価値創出の新たな段階へ進んでいきます」と述べている。

InnovaHealthの社長兼CEOのモーティマー・“ティム”バーコウィッツIII (Mortimer “Tim” Berkowitz III) は、「前立腺がんの診断や治療法が変化するにあたり、世界での規模が25億ドル (約2,700億円) に上り、多くの対処されていない臨床ニーズに対応する市場において、コエリスの差別化された技術には大きな拡大の可能性があります」と述べている。米国に本拠を置くInnovaHealthは、医療機器を専門とする大手グロース・プライベート・エクイティ企業である。InnovaHealthのチームは約2億ドル (約220億円) を運用しており、世界の医療機器市場への投資において100年超の経験を有している。



            

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