東京およびサンフランシスコ発, Feb. 25, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- 独立系キャリア決済の世界大手であるボク(Boku Inc.)(AIM: BOKU)は、AWA株式会社(AWA Co. Ltd.)の優先パートナーとなり、AWAの顧客が月々の料金を携帯電話料金とまとめて支払えるようになるキャリア決済を支援することを発表した。
ボクはこの合意によって、AWAのサブスクライバーにAWAのウェブサイトおよびモバイルアプリを介してキャリア決済を提供する。ボクが提供するトークン決済機能やサブスクリプション管理機能によって、AWAの顧客が無料のトライアル期間から有料のサブスクリプションにスムーズに移行できるようにすると同時に、多くの企業がネイティブのサブスクリプション管理エンジンを構築する際に直面する運用上の負担を軽減する。
この両社のパートナーシップは、日本市場において消費者が「キャリア決済」によってデジタル商品やサービスをオンラインで購入する傾向が強まっていることが背景にある。
「日本はモバイル決済の採択や活用において世界的に最も先進的な市場の1つです。また、AWA社は顧客のために決済をできるだけ簡素化するために最先端の技術を採用しています」とボクのCEOであるジョン・プリドー(Jon Prideaux)述べ、さらに「当社は、大勢の人々に音楽を届けるというAWAのミッションを支援できることをたいへん喜んでいて、今後も協力を深めていけることを楽しみにしています」と続けた。
一方、AWA株式会社のCEOである小野哲太郎は次のように述べている。「ボクは当社の信頼できるパートナーとしての実績を誇っていて、当社が今後も新規の有料ユーザーを獲得し続けるだけでなく、既存のお客様に便利で信頼性の高い決済方法を確実に利用していただくことができます」
ボクについて
ボク社 (Boku Inc.)(AIM: BOKU)は、キャリア決済およびモバイルIDソリューションの世界大手である。ボクの技術プラットフォームは、世界170以上のモバイル通信業者とリンクし、ユーザーIDの検証、決済の処理、新規サービスの提供を行い、消費者とデジタル企業の間のモバイルによる日常のやりとりを簡素化している。
ボクの技術プラットフォームは、2019年には59ヵ国以上において8億1,500万回以上のトランザクションで利用され、50億ドルの規模のデジタル経済に寄与した。現在、ボクの技術プラットフォームを採用して、サインアップの簡素化、新規有料ユーザーの獲得、不正行為の防止を行っている企業には、Apple、Discover、Experian、Facebook、Fiserv、Google、Microsoft、Netflix、PayPal、Sony、Spotify、Uber、Western Unionなどのグローバル大手企業が含まれる。
ボクは2008年に設立され、英国のロンドンを本拠として、米国、ムンバイ、ミュンヘン、北京、パリ、サンパウロ、シンガポール、台北、東京など、世界各地にオフィスを構える。
ボクについての詳細情報はウェブサイト(https://www.boku.com)を閲覧されたい。
AWAについて
「AWA」は、株式会社サイバーエージェント(CyberAgent, Inc.)とエイベックス・デジタル株式会社(Avex Digital Inc.)の共同出資によるAWA株式会社(AWA Inc.)が提供するサブスクリプション型(定額制)の音楽ストリーミングサービスである。サービスは2015年5月に開始された。配信する楽曲数は5,500曲、著名人やユーザーによって作成されたプレイリストの数はおよそ1,100万件である。2016年11月には、新しい「Freeプラン」が発表され、ユーザーは「オフライン再生」以外のすべての機能を月額無料で利用できる。また、新機能「ハイライト再生」も追加され、楽曲のショートバージョンのクロスフェード再生が可能である。ダウンロード数の合計は1,900万件を超えた(2019年7月13日現在)。さらに、Google Playが2017年12月に発表した日本版「ベストオブ2017」では、アプリの第1位「2017年ベストアプリ」に選ばれた。2018年11月には、ショートムービープラットフォームのTikTokと音楽事業において業務提携を結んだ。「AWA」は、名実ともに日本で最大の音楽ストリーミングサービスに成長している。
問い合わせ先
ティム・メトカーフ(Tim Metcalfe)
IFCアドバイザリー、マネージングディレクターinvestor-relations@boku.com
AWAパブリックリレーションズ
press@awa.fm