ミネアポリス発, June 24, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- ADXラボ (ADX Labs, Inc.) は、COVID-19ワクチン開発を促進する目的で、CEPI (Coalition for Epidemic Preparedness Innovations: 感染症流行対策イノベーション連合) に10万ドル (約1,070万円) の寄付を行った。この寄付は、ADXラボの慈善部門であるADX基金から供出された。
ネイチャー (Nature) 誌が「パンデミックを引き起こす可能性のあるウイルスに対する現時点で最大のワクチン開発イニシャティブ」と呼んでいるCEPIは、COVID-19のパンデミックにも即座に対応してきた。現在まで、CEPIはCOVID-19に対する9種類の有望なワクチン開発のための資金を調達し、今後12～18か月を目途に、安全で効果が高く、世界中に行き渡るワクチンの開発を目指している。成功の可能性を高めるため、CEPIは先ごろ、より迅速に開発できてグローバルで大量生産も可能な新たなワクチン候補に焦点を絞った、新規の資金調達も開始した。
ADXラボの創設者兼CEOであり、ADX基金の会長でもあるスティーブン･M･レンナー (Steven M. Renner) は次のように語っている。「ADXはテクノロジーの力を通して、世界中で新しい取り組みを行っています。CEPIについては、イノベーションを土台として来るべき事態に備えるという点で、同じ志を共有する組織と認識しています。COVID-19に対するワクチン開発をスピードアップするためのCEPIの新たな呼びかけ (Call for Proposals) はとても期待度の高いイニシャティブであり、CEPIのワクチン開発パートナーが成功の可能性を高めるお手伝いをできることは、ADXラボにとっても光栄です。」
CEPIのCEO、リチャード･ハチェット博士 (Dr. Richard Hatchett) は次のように応えている。「効果の高いCOVID-19ワクチン開発の取り組みへの、ADXラボによる寄付には本当に感謝しています。今回の世界的なパンデミックは、多くの貴重な生命を奪うだけでなく、社会の分断を生み、経済に大きな打撃を与えています。ワクチンやその他の科学的イノベーションへの投資は、今回のパンデミックに終止符を打つためには、とても大きな意味を持っています。この度、ADXの協力を得ることができ、本当に喜んでいます。」
レンナーは次のように締めくくった。「ADXラボは、世界中の人々の命を守るための基礎テクノロジーに関して確実な成果を上げています。2013年以来、ADX基金は子どもとコミュニティ、そして社会的正義のために多くの投資を行ってきました。現在では、効果の高いCOVID-19ワクチンおよびその大規模な製造に関するCEPIの研究に対するサポートこそ、私たちにできる最高の支援だと考えています。」
報道関係者向けの問い合わせ先: サイモン･カズンズ (Simon Cousins)、scousins@adxnet.com
ADXラボについて
ADXラボ (ADX Labs, Inc.) は、個人、家庭向けビジネス、中小規模の企業向け市場を対象として、革新的な製品やサービスを幅広く提供するテクノロジー企業である。ADXは、2013年から子どもとコミュニティ、社会的正義の分野に投資を行う登録済み非営利慈善団体であるADX基金への資金を個別に提供している。詳細については、http://adxlabs.comを閲覧されたい。
CEPI (Coalition for Epidemic Preparedness Innovations) について
CEPIとは、感染症によるパンデミックを防止するワクチン開発に取り組む公的機関、民間組織、慈善組織、および市民グループ間の連携を促進するパートナーシップである。COVID-19以前、CEPIが積極的に取り組んできた感染症には、エボラ出血熱、ラッサ熱、MERS (中東呼吸器症候群)、ニパウイルス、リフトバレー熱、チクングニア熱、その他の未知の病原体 (感染症X) などがある。詳細については、http://cepi.netを閲覧されたい。
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