トロント発, Oct. 21, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- アルファウェーブ (Alphawave) は、高速SerDes IP (High-Speed SerDes IP) が評価され、TSMCから2020年度OIP Partner of the Yearアワードを授与されたことを発表した。OIP Partner of the Yearアワードは、昨年に次世代システム・オン・チップ (SoC: System-on-chip) および3DIC設計における卓越性を示した、アルファウェーブなどのTSMC Open Innovation Platform® (OIP) エコシステムパートナー会社を表彰するものである。
アルファウェーブは、半導体設計コミュニティにおけるイノベーションを加速するためのTSMC Open Innovation Platform® (OIP) の一環として、2019年3月にTSMC IP Allianceプログラムに参加した。2020年度TSMC OIP Partner of the Yearアワードは、TSMC 7nmおよび5nmプロセステクノロジーにおいて顧客が利用できるアルファウェーブのマルチスタンダードSerializer-Deserializer (MSS) テクノロジーを評価してアルファウェーブに授与された。
アルファウェーブの社長兼CEOであるトニー・ピアリス (Tony Pialis) は次のように述べている。「高速SerDes IPにより、TSMC OIP Partner of the Yearアワードを受賞したことは、私自身、そしてアルファウェーブ全社にとって名誉なことです。当社は設立からわずか3年で、TSMCのプロセスとその顧客向けに高速インターフェイスIPの魅力的なポートフォリオを構築しました。OIP Partner of the Yearアワードの受賞は、TSMC 7nmプロセスと5nmプロセス両方における顧客の多大なる成功を実証するものです。5nm以降でも、TSMCと共にポートフォリオを革新および拡大し、両社の世界中の顧客に可能性を提供することを楽しみにしています。顧客がシリコンにおいて成功できるよう支援する取り組みに参加できることを誇りに思います。」
TSMCの設計インフラストラクチャ管理部門のシニアディレクターであるスーク・リー (Suk Lee) は、次のように述べている。「アルファウェーブが、高速SerDes IPで2020年度TSMC OIP Partner of the Yearアワードを受賞したことを祝福します。両社の継続的なパートナーシップにより、顧客の設計課題に対処し、HPC、自動車、AI/MLアプリケーション向けのPPAに最適化された設計プラットフォーム開発を促進することを楽しみにしています。」
OIP Partner of the Yearアワードは、最高水準の設計、開発、および技術実装によりシリコンのイノベーション促進を実現したパートナー企業に授与される。アルファウェーブは引き続きTSMCと協力し、TSMCの最新テクノロジーを使用したお墨付きのソリューションとサービスにより、次世代のSoCおよび3DIC設計を可能にする。
詳細は、TSMCプレスセンターで入手可能: https://www.tsmc.com/tsmcdotcom/PRListingNewsAction.do?action=detail&language=E&newsid=PGGOISPGTH。
アルファウェーブについて
アルファウェーブ (Alphawave IP Inc.) は、電子デバイス向けのマルチスタンダード・コネクティビティIPソリューションの大手プロバイダーである。同社は、2017年にカナダのオンタリオ州トロントで設立され、半導体業界で急速に成長し、収益性の高い企業の1社である。詳しくは、http://www.awaveip.comを閲覧されたい。