スーモロジック(Sumo Logic)、Reliability Managementでイノベーション推進向け完成予想図を提供

Sumo Logic Reliability Managementは、ビジネスリーダーに対して、サービス信頼性によってイノベーションスピードのバランスをとるために重要なデータを提供する


カリフォルニア州レッドウッドシティ発, Sept. 14, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- 信頼性の高い、安全なクラウドネイティブアプリケーションを実現するSaaS型分析プラットフォームを提供するSumo Logic(NASDAQ: SUMO)は本日、Sumo Logic Reliability ManagementのGA版の提供開始を発表した。Reliability Managementを使えば、開発者、SRE、DevOps チームが、サービス レベル目標(SLO)手法を採用することによって、ミッションクリティカルアプリの信頼性を管理することが可能になる。今回の発表は、9月13~14日にオンライン開催された同社の第6回年次Illuminate 2022 ユーザー会議で公表された。

Reliability Managementとは、Sumo Logic Observabilityの新機能のことであり、組織が分散アプリケーションの信頼性を測定・改善する目的で、根本的に優れたアプローチを導入する上で役立つ。このアプローチは、応答に関連する全インフラストラクチャ、サービス、アプリケーションコンポーネント全体に、監視・警告を行なう代わりに、エンドユーザーの視点から、アプリケーションの信頼性に焦点を当てている。

「Sumo Logic Reliability Managementは、基盤となる技術コンポーネントからユーザーエクスペリエンスへと、信頼性の焦点をシフトさせます。これにより、ビジネス上の懸案をテクノロジーを使った動作に結び付けることが可能になります。アプリ所有者と開発者間で整合性を促進することによって、Reliability Managementは、ビジネスレベル対シグナルレベルでの管理に必要なマスタープランとして本質的に機能します。」と、Sumo LogicのProduct Development for Observability(可観測性製品開発)部の副社長、エリザ・バラク(Erez Barak)氏は述べた。「今こそ組織が、サービス信頼性によってイノベーションスピードのバランスをとり、お客様へのパフォーマンス誓約を果たすために、SLOメトリクスを実用的なインサイトに変換し、最適なリズムを見出すことが可能になります。」

ブログを参照: Rethinking Reliability Management: How Aligning Technology Performance With Business Outcomes Drives Better Decision-Making

(信頼性管理の再考:テクノロジーパフォーマンスとビジネス成果の整合性をとることが、いかにより良い意思決定を促進するか)

SLOにカスタマーフォーカス
Medidata Solutionsは、ライフサイエンス業界におけるデジタルトランスフォーメーションを牽引する臨床開発、商業、リアルワールドデータ向けのプラットフォームである。300種類以上のサービスと 2,000件の顧客とパートナーとつながる同社には、増加するアラート数、分断されたデータ収集、サイロ化されたチームを処理する上で役立つ、より優れたソリューションが必要であった。

Medidata Solutionsのスタッフ・アーキテクトであるジョディ・ポロ・カレ(Jordi Polo Carres)は、Sumo Logic Reliability ManagementによるSLOに焦点を当てることで、アラートを標準化・合理化した。「毎日ログするデータ量が多いので、アラートや手作業に追われて、チームのコラボレーションに負担がかかっていました。」と Carres 氏は述べている。「Reliability Managementのおかげで、計画プロセスとイノベーションの中核にSLOを位置づけることや、もっと競争力を高めて、新しいチャンスを生み出すことが可能になっています。同時にデータソース全体で収集されたゴールデンシグナルに基づいた潜在的な信頼性における課題をより正確に可視化することで、顧客に対して、一貫したカスタマーエクスペリエンスを継続的に提供できるのです。」

「顧客の一部は、クラウドへの移行をサポートし、変革のリスクをより良く理解するためにSLOを使用しています。現在、Sumo Logicからこの詳細レベルによって組織は、インフラストラクチャのどこに負担がかかっているを理解できるだけでなく、全体の状況も把握できるようになります。」とEMAリサーチ(EMA Research)のマネージングリサーチディレクター、トルステン・ヴォルク(Torsten Volk)氏は述べている。「Kubernetesノードの誤動作について、自社ユーザーに何の影響も与えないのであれば、重視する必要がなくなります。自社のシステムを外部で監視することが可能になります。こうしてチームは、重要なことに集中して燃え尽き症候群を回避できます。真の可観測性を手に入れるため、本当に不可欠な部分なんです。」

スタートからオープンスタンダード

Simo Logic Reliability Managementは、slogen初の商業利用でもある。slogen は、OpenSLO 標準に基づいて構築されており、SLOを測定し設定するのに必要な労力を最小化するオートメーションを採用している。Sumo Logicの顧客は、オープンソース仕様またはSumo Logicのいずれかで、SLOを定義する選択肢が可能になる。

「弊社が改めてスタンダードを発明しているわけではありません。OpenSLO標準を支持していますし、このコミュニティ向けの標準を開発するよう投資を継続しています。」とBarak氏は言葉を続けた。「サービスレベル管理向けオープンソリューションがあれば、組織がSLOの将来性を考えることが可能になります。」

Sumo Logic Reliability Managementは、以下の事柄によって、組織がデジタルサービスを提供する際に、より積極的になれるよう支援する:

  • リーダーがサービスの信頼性によってイノベーションのバランスをとることを可能にする: :Sumo Logic Reliability Managementは、リアルタイムの信頼性とパフォーマンスメトリクスを提供し、データ駆動型の意思決定を促進する。同時にリーダーは、SLOとエラー予算の消費に関するプロアクティブなアラートも取得する。
  • サービスレベル管理への簡単でオープン、安全なアプローチの提供: :OpenSLO標準に基づいて構築されたReliability Managementを使えば、チームは既存のSumo Logicクエリに基づいてSLIの監視が可能になる。Terraform サポートと組み合わせれば、SRE は、数多くの製品・サービスチーム全体において、バージョン管理されて反復可能な方法で、コードとしてのサービスレベルを効果的に管理できる。
  • 優れたSREプラクティスの実現: SREチームが、SLI、SLO、SLA、エラー予算などの概念を一様に採用し、信頼性管理というビジネス上の問題にそれらの要素を適用できるようになる。同時にデータ収集と分析を自動化することで、チームはさまざまな製品やサービス全体で、SLOと信頼性の一貫したビューを取得する。

Sumo Logic Observabilityは、開発ライフサイクル全体にわたって、ログ、メトリクス、イベント、トレースを含む全アプリケーションデータのフルスタックのオブザーバビリティ(可観測性)により、ダウンタイムを短縮し、顧客に影響を与える問題をより迅速に解決する上で役立つ。

Reliability Managementを始める:

Gartnerの免責宣言文:
GartnerおよびMagic Quadrantは、米国およびその他の国におけるGartner, Inc.やその関連会社の登録商標であり、許可を得て本書で使用されている。転載禁止。

Sumo Logicについて
Sumo Logic, Inc.(NASDAQ:SUMO)は、最新のデジタルビジネスを推進する人々に力を与える。Sumo Logicは、SaaS分析プラットフォームを通じて顧客に対して、信頼性の高い、安全なクラウドネイティブアプリケーションの提供を可能にする。Sumo LogicのCotinuous Intelligence Platform™は、企業と開発者がアプリケーションの信頼性を確保し、現代のセキュリティ脅威からの防御を可能にし、クラウドインフラストラクチャ関連のインサイトを得る上で役立つ。クラウドネイティブアプリケーションの可観測性およびセキュリティソリューション全体で、強力なリアルタイムの分析とインサイトを得るために、世界中の顧客がSumo Logicを信頼し、活用している。詳細については、www.sumologic.comを参照のこと。

Sumo Logic は、米国および海外の国におけるSumo Logicの商標または登録商標である。その他すべての会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標である可能性がある。

発売日を含む、製品、アップデート、機能、またはその他の修正に関する情報は、予告なく変更されることがある。本書に記載される製品、アップデート、機能、または修正に関する開発、発売、およびタイミングについては、Sumo Logicの独自の判断によるものであり、購入の決定を行う際に、また将来において特定の製品、アップデート、機能、または修正を提供する表明、保証、または誓約として依存すべきものではない。

メディア問い合わせ先
カルメン・ハリス(Carmen Harris), Sumo Logic
charris@sumologic.com

ジェンナ・シコフ(Jenna Shikoff), RH Strategic
SumoLogicPR@RHStrategic.com

今回の発表時に撮影された写真は、以下から閲覧可能。https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/b4426308-86a6-4c4d-94ed-59cf3dafb003
AP PhotoExpressでも写真の閲覧可能