ロサンゼルス発, Oct. 06, 2022 (GLOBE NEWSWIRE) -- ライアン・カヴァノー (Ryan Kavanaugh) が、プロキシマ・メディア (Proxima Media) およびライフボート・プロダクション (Lifeboat Productions) のエイミー・キム (Amy Kim) とハイメ・バーク (Jaime Burke) と共に、新しいバナー制作会社「ザ・クアッド (The Quad)」の立ち上げを発表した。マット・ウィーバー (Matt Weaver) とジェイソン・バーイド (Jason Barhydt) は、ホラー、スリラー、アメリカン コメディ、ラブストーリーに焦点を当てた長編映画を専門とする同社のプロデューサーもつとめる。年間スレートは 3 ~ 5 本の映画で構成され、映画一本につき300万ドル~1200万ドルの予算を自己資金で賄う予定。ザ・クアッドは、ライアン・カヴァノーのトップインフルエンサーとの深い親交を利用し、トップインフルエンサーと世界的に有名な俳優や監督による映画を制作する。ザ・クアッドは、チャーリー・ダミリオ (Charlie D'Amelio)、ブライス・ホール (Bryce Hall)、キング・バーチ (King Bach) などのトップタレントと既に契約を結んでいる。
ザ・クアッドは、『スキル・ハウス (原題:SKILL HOUSE)』の完成に続き、今後 12ヵ月間にわたって、4 本の映画の制作を予定している。
パートナーをつとめるライアン・カヴァノーは、以下のように述べている。「ザ・クアッドは、ソーシャルメディア文化と、今日のハリウッドとして知られているものとの間の境界線を壊すことを意図しています。チャーリー・ダミリオ、ブライス・ホール、そしてキング・バーチの演技を大画面でお届けできることを嬉しく思います。彼らの才能には境界がなく、そのデジタルフットプリントで観客を劇場に呼び戻すことができるでしょう。受賞歴のあるプロデューサーであり大御所であるエイミー・キムとハイメ・バーク、そしてベテランのプロデューサーでありエンターテインメントの重役であるマット・ウィーバーと共に、この新しい会社に命を吹き込むことができて興奮しています」
「ライアンのようなベテランプロデューサーと共にこの道のりに出かけることができて光栄です。彼は人々に感化を与える映画製作への愛情と、エンターテイメント業界に新しい空間を作りたいという願いを常に持っています。これらの映画を制作するために集まった人々は、すべての映画ファンに最高品質のエンターテインメントを提供するために、才能の強みを生かし、必ず質の高いプロジェクトにしていくでしょう」と、エイミー・キムおよびハイメ・バークは述べている。
ウィーバーとカヴァノーは、グラミー賞にノミネートされたスティーブ・アオキ (Steve Aoki) についてのドキュメンタリー『I'LL SLEEP WHEN IM DEAD』をNetflixで制作し、メット・ボールについてのドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館 (原題:THE FIRST MONDAY IN MAY)』をアナ・ウィンターと共にマグノリア・ピクチャーズで制作し、ウィーバーがリード プロデューサーおよびゼネラルパートナー、カヴァノーがプロデューサーをつとめ、トミー賞にノミネートされたブロードウェイミュージカル『ロック・オブ・エイジズ (ROCK OF AGES)』、その他、多くのテレビ番組やコンテンツも制作している。
さらに、トリラー (Triller) のジェイソン・バーイドがザ・クアッドでプロデュースを行う。 バーイドは、『インモータルズ -神々の戦い- (原題:IMMORTALS)』 、『リミットレス (原題:LIMITLESS)』、『親愛なるきみへ (原題:DEAR JOHN)』、『ネイビーシールズ (原題:ACT OF VALOR)』、『セイフ ヘイヴン (原題:SAFE HAVEN)』、『ザ・ファイター (原題:THE FIGHTER)』など、最もヒットした映画のいくつかでカヴァノーと共働している。
ザ・クアッドの 3 番目のプロジェクトであり、コメディアンで俳優のキング・バーチが出演する『マイルズ ライダー (原題:MILES RYDER)』は、『ジョン・ウィック (原題:JOHN WICK)』に『ドクター・ストレンジ (原題:DOCTOR STRANGE)』を掛け合わせたようなスタイルのスリラーであり、今年後半に制作が開始される予定。
キング・バーチは、Vineプラットフォームで最もフォローされているソーシャル メディア ユーザーとして最初に登場し、1,100万人を超えるフォロワーを獲得している。キング・バーチ (アンドリュー・バチェラー) は、Vineでの成功から、YouTube、TikTok、Instagramなどのプラットフォームでもフォロワーを得て、後者だけでも2,300万人近くのフォロワーを獲得している。最近では、リック・ローマン・ウォー (Ric Roman Waugh) のスポーツ ドラマ『ナショナル・チャンピオンズ (原題:NATIONAL CHAMPIONS)』や、20世紀スタジオ (20th Century Studio) とブロークン・ロード・プロダクション (Broken Road Productions) のHulu向けヒットコメディ プロダクション『バケーションフレンズ (原題:VACATION FRIENDS)』に出演している。キング・バーチは、『ミンディ・プロジェクト (原題:THE MINDY PROJECT)』、『ハウス・オブ・ライ (原題:HOUSE OF LIES)』、『ブラックジーザス (原題:BLACK JESUS)』、『キーアンドピール (原題:KEY & PEELE)』などのシリーズや、『フィフティ・シェイズ・オブ・ブラック (原題:FIFTY SHADES OF BLACK)』、『ザ・ベビーシッター (原題:THE BABYSITTER)』、『好きだった君へのラブレター (原題:TO ALL THE LOVED I'VE BEFORE)』などの映画にも出演している。彼は、『ナショナル・チャンピオンズ』、『バケーションフレンズ』、『フィフティ・シェイズ・オブ・ブラック』、『好きだった君へのラブレター』、アダルト・スイム (Adult Swim) シリーズ『ブラックジーザス (原題:Black Jesus)』などで、12を超える役を演じている。
ザ・クアッドは現在、ソーシャルメディアとTikTokのスターであるブライス・ホールが主演するR指定ホラー映画フランチャイズの第 1 作で、世界的なヒップホップ アイコンであるカーティス "50 セント" ジャクソン (Curtis "50 Cent" Jackson) のG-ユニット・フィルム&テレビジョン (G-Unit Film & Television) と共同制作された『スキル・ハウス』の制作を終えたところである。この映画では、ベテラン俳優のニール・マクドノー (Neal McDonough) (『イエローストーン (原題:Yellowstone)』、『ARROW/アロー (原題:The Arrow)』、『ザ・フラッシュ (原題:The Flash)』) とリー・パイプス (Leah Pipes) (『オリジナルズ (The Originals)』、『スプラッター・ナイト 新・血塗られた女子寮 (原題:SORORITY ROW)』)と共に、ホールが主演をつとめている。
ザ・クアッドでは、ケイシー・ギルトナー (Casey Giltner) 作の待望のチャーリー・ダミリオ演ずる超常現象スリラー『ホームスクール (原題:HOME SCHOOL)』のプリプロダクションが進行中である。『ホームスクール』の開発を指揮したプロキシマのプロダクション担当上級副社長であるダニエル・ハーザー (Daniel Herther) は、カヴァノー、バーハイト、バーク、キムと共に、カヴァノーのパートナーであるボビー・サルネヴェシュト (Bobby Sarnevesht) と共働してプロデュースを行う。マーク (Marc)、ハイディ (Heidi)、ディクシー・ダミリオ (Dixie D'Amelio) は製作総指揮をつとめる。
「映画制作がどれだけ好きだったか忘れていました。『マイ・ブラザー (原題:BROTHERS)』、『バンク・ジョブ (原題:THE BANK JOB)』、『リミットレス』、『インモータルズ -神々の戦い- (IMMORTALS)』、『親愛なるきみへ (DEAR JOHN)』、『ザ・ファイター (原題:THE FIGHTER)』、その他多くのプロジェクトの制作プロセスに携わっていた自分のルーツに戻って、映画を作ることが好きだったことを思い出しました。初めて、エイミー、ハイメ、マットという最高のパートナーを獲得し、A+ の基準と品質で映画を作ることができます。今回は私たちのやり方でやっています!」とカヴァノーは続けている。
プロキシマ・メディア (Proxima Media) および ライアン・カヴァノー (Ryan Kavanaugh) について
プロキシマ・メディアの創設者であり、トリラーの支配株主のライアン・カヴァノーは、エンタメ業界で最も成功し、多くの作品を手がけ、尊敬を集めているボスの一人である。映画製作の資金調達にインテリジェントモデルを駆使し、映画界で『マネーボール』を地で行くクリエーターと称された。200を超える映画を製作、配信、そのためのストラクチャード・ファイナンスを駆使し、全世界で200億ドル (2,600億円) 以上の興行収入を生み出し、オスカー賞に60回ノミネートされた。史上25番目の興行収入を生み出す映画プロデューサーである。手がけた作品は『ワイルド・スピード (原題:Fast and Furious)』2~6、『300<スリーハンドレッド> (原題:300)』、『ソーシャル・ネットワーク (原題:Social Network)』、『リミットレス(原題:Social Network)』、『ザ・ファイター(原題:Fighter)』、『タラデガ・ナイト オーバルの狼 (原題:Talladega Nights)』、『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟- (原題:Step Brothers)』、『マンマ・ミーア! (原題:Mama Mia!)』など。カヴァノーとプロキシマ・メディアは、倒産したMarvelのために革新的な資金調達取引を行い、スタジオを設立し、ストラクチャード・ファイナンスで、Marvel Cinematic Universeを生み出した。NetflixのSVOD (ストリーミング配信) のカテゴリーを構築し、同社の時価総額を20億ドル (約2,600億円) から100億ドル (約1兆3,000億円) に押し上げた。カヴァノーは、急成長中の3つのソーシャルメディアアプリのうちの1つであるトリラーの共同設立者である。最近では、ソーシャルメディアと音楽アプリの買収、合併、再生を指揮している。
また、現在ではクリティカル・コンテンツ (Critical Content) の名で知られている強力なテレビ会社を設立し、MTVのキャットフィッシュ (Catfish) やCBSの『リミットレス (原題:Limitless』) などのヒット番組を制作し、2億ドル (約250億円) で売却した。売却前に、クリティカル・コンテンツは19のネットワークで40のテレビシリーズを製作した。カヴァノーは、『Variety』誌の「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」、『The Hollywood Reporter』誌の「リーダーシップ賞」、『Fortune』誌の「業界を変える40歳未満の40人」、『Forbes』誌の「フォーチュン400」、『Daily Variety』誌の「10億ドルプロデューサー」、『Vanity Fair』誌の「世界で最も影響力のある100人」など、多くの賞を受賞している。ニール・サッカー (Neil Sacker) がプロキシマ・メディアとカヴァノーの代理人を務めている。
動物への情熱から、カヴァノーはペットフードブランドであるDog for Dogにも積極的に取り組んでいる。これは、犬が安楽死させられるのを防ぐため、購入されたドッグフードが地元および国のシェルターに寄付されるものである。彼はまた、シェリフス・ユース・ファンデーション (Sheriff's Youth Foundation) や シダーズ・シナイ (Cedars-Sinai) の理事会など、いくつかの慈善団体の理事を務め、8年近くアートオブエリシアン (Art of Elysian) の会長を務めた。
ライフボート・プロダクション (Lifeboat Productions) について
エイミー・キムとハイメ・バークは、受賞歴のあるプロデューサーであり、20年以上にわたってさまざまな作品を手がけてきた。すべての主要なストリーマーやスタジオ向けにオリジナルコンテンツを製作し、最近の作品としては、Apple+およびAmazon’s Undone向けに製作した新シリーズ『サーフサイド・ガールズ (Surfside Girls)』などがある。キムは、アカデミー賞を受賞した短編映画『ウエスト・バンク・ストーリー (原題:WEST BANK STORY)』でプロデュースを開始し、バークは 20 世紀フォックスで働き、ライフボート プロダクションズを設立する前にインディーズ映画を制作している。ライフボートは一連のプロジェクトの制作を続け、ザ・クアッドに加えて現在および将来のパートナーと協力していく。
マット・ウィーバー (Matt Weaver) について
マシュー・ウィーバーは、同社のプロジェクトをプロデュースする。以前、ウィーバーとカヴァノーは、はスティーブ・アオキについて取り上げ、グラミー賞にノミネートされたNetflixドキュメンタリー『I'LL SLEEP WHEN IM DEAD』を制作している。彼らはまた、アナ・ウィンター (Anna Wintour) と共同で、マグノリア・ピクチャーズの、メット・ボールについてのドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館 (原題:THE FIRST MONDAY IN MAY)』を制作している。カヴァノーは、トニー賞にノミネートされたブロードウェイ ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ (原題:ROCK OF AGES)』のプロデューサーでもあり、ウィーバーはリード プロデューサーおよびゼネラルパートナーをつとめた。