コヒア (Cohere)、2億7,000万ドル (約377億円) のシリーズCを発表し、企業にジェネレーティブAIを提供へ

この資金調達により、コヒアのリーダーシップ地位がスピードアップし、企業が選択したクラウドプラットフォーム上でAIの力を発揮し、データをプライベートかつ安全に保護できるようになる


サンフランシスコおよびトロント発, June 12, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) --  企業向けAIプラットフォームのリーディングカンパニーであるコヒアは本日、シリーズCファイナンスの一環として2億7,000万ドル (約377億円) の新規資本を調達したことを発表した。イノビア・キャピタル (Inovia Capital) がこのラウンドを主導し、NVIDIA、オラクル (Oracle)、セールスフォース・ベンチャーズ (Salesforce Ventures)、DTCP、ミレーアセット (Mirae Asset)、シュローダー・キャピタル (Schroders Capital)、センチネルワン (SentinelOne)、トムベスト・ベンチャーズ (Thomvest Ventures)、および再度投資を行うインデックス・ベンチャーズ (Index Ventures) など、多様なグローバル機関投資家や戦略的投資家のグループからの追加参加を得ている。このグループは、米国、カナダ、韓国、英国、ドイツの投資家で構成され、世界で最も評価の高いテクノロジー企業も含まれている。

コヒアのCEO兼共同創業者であるエイダン・ゴメス (Aidan Gomez) は次のように述べている。「AIは、次の10年の事業成功の原動力になります。ジェネレーティブAIに関する初期の興奮がビジネスをスピードアップさせる方法へとシフトする中で、企業はテクノロジーの新時代における成功のためにコヒアに期待を寄せています。次段階のAI製品とサービスは事業に革命をもたらすと考えられ、弊社ではその道をリードする準備が整っています。」

NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンセン・ホワング (Jensen Huang) は次のように述べている。「私たちは、加速されたコンピューティングとジェネレーティブAIが主導する新しい時代の幕開けを迎えています。コヒアのチームは、ジェネレーティブAIに根本的に貢献してきました。コヒアのサービスは、世界中の企業がこれらの能力を活用し、自動化と加速を実現するのに役立つでしょう。」

エンタープライズ向けに構築されたAI
コヒアのAIプラットフォームは、企業向けの独自設計となっており、企業の既存のクラウド環境におけるデータセキュアな展開オプション、カスタマイズ、カスタマーサポートを提供している。また、コンサルティングやシステムインテグレーターのパートナーとのエコシステムも備えており、企業がAIを導入する際のあらゆる段階を支援できる。

コヒアのエンタープライズAIスイートは、クラウドにとらわれず、最高レベルの柔軟性とデータプライバシーを提供する。このプラットフォームは、あらゆるクラウドプロバイダーで利用できるように構築されており、顧客の既存のクラウド環境、仮想プライベートクラウド (VPC)、あるいはオンサイトで展開され、データがある場所で企業に対応することができる。このことにより、企業はデータの安全性を確保しながら既存の製品を変革し、次の時代を定義する革新的なソリューションを構築することができるようになる。

イノビア・キャピタルのCTO兼パートナーであるスティーブ・ウッズ (Steve Woods) は次のように述べている。「弊社の存在意義は、世界的に大きな使命と野心を持つ優れた起業家に投資することにあります。社会を根本的に変え、人類にさらなる価値を与えることができるアイデアは、ごくわずかです。これは明らかにそのような機会の一つであり、我々はコヒアと提携してそのことに貢献できることを嬉しく思っています。」

本日のニュースは、事業価値を実現するためのジェネレーティブAIを推進するためにセールスフォース・ベンチャーズと協力することを最近発表したこと、顧客体験を大幅に強化するためにライブパーソン (LivePerson) と関与したこと、そして企業市場からの数々の追加需要や関心といった、数分野におけるコヒアのモメンタムに続くものである。コヒアが業界をリードするテクノロジーを進化させ続ける中で、コヒアのコマンド (Command) モデルは、スタンフォードの最新の言語モデル評価でも、同等のモデルと比較して精度が高く評価されている。また、コヒアは、ネイティブスピーカーによる本物のデータに基づいてトレーニングされた、世界で初めて公開された多言語理解モデルを最近リリースした。このモデルは、世界で最もよく話されている100以上の言語を読み、理解することができるようになっている。

DTCPのマネージングディレクターであるランス・マシューズ (Lance Matthews) は次のように述べている。「コヒアは、一流の人材と最も革新的な技術を兼ね備えており、ジェネレーティブAIとLLMのグローバルエンタープライズの市場機会を捉えるのに最適な立場にあります。弊社のユニークなファンド構造と関係によって、ドイツテレコム (Deutsche Telekom) を含む世界の機関投資家や戦略的投資家を集結させることができ、世界中の企業にこの技術を提供するというコヒアのビジョンを加速させることができます。」

コヒアとその成長中のチームについて詳しくは、cohere.comを参照されたい。

コヒアについて
コヒアは、エンタープライズ向けの主要なAIプラットフォームである。同社の世界一流のAIは、独特な方法で事業のニーズに適合し、これまでにない使いやすさ、アクセシビリティ、データプライバシーを実現している。コヒアのプラットフォームはクラウドにとらわれず、マネージドサービスとしてAPIからアクセスでき、仮想プライベートクラウド (VPC) やオンサイトでも展開できるため、企業のデータの場所に合わせて、最高レベルの柔軟性と制御性を提供している。コヒアは、グーグル・ブレイン (Google Brain) の出身者と、大きな影響力を持ったトランスフォーマー (Transformer) の研究論文の共著者によって設立され、これまで以上に直感的に情報を生成、検索、要約する方法を実現するAIによって、企業とその製品を変革することを使命としている。DTCP、インデックス・ベンチャーズ (Index Ventures)、イノビア・キャピタル (Inovia Capital)、ミレーアセット (Mirae Asset)、NVIDIA、オラクル (Oracle)、ラジカル・ベンチャーズ (Radical Ventures)、セールスフォース・ベンチャーズ (Salesforce Ventures)、セクション32 (Section 32)、タイガーグローバル (Tiger Global) などのグローバルな機関投資家や戦略投資家のほか、ジェフリー・ヒントン (Geoffrey Hinton)、ジェフ・ディーン (Jeff Dean)、フェイ・フェイ・リー (Fei-Fei Li)、ピーター・アビール (Pieter Abbeel)、ラクエル・ウルタスン (Raquel Urtasun) などの著名なAI関係者が同社を支援している。

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