アポロファンド、先進車載技術の大手グローバルサプライヤーであるパナソニック オートモーティブシステムズとの戦略的パートナーシップを発表


パナソニック ホールディングス株式会社は重要な少数株主持分を維持し、アポロファンドとともにパナソニックオートモーティブの成長を加速させる方針

アポロファンドの日本におけるPE投資は、これが4件目となる

ニューヨーク州ニューヨーク, March 29, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- アポロ(ニューヨーク証券取引所:APO)は、本日、アポロの関連会社の管理するファンド(以下「アポロファンド」)が、パナソニック ホールディングス株式会社(東京証券取引所:6752)(以下「パナソニック」)から、コックピット統合ソリューションや車載エレクトロニクスなどの先進的なオートモーティブソリューションのグローバルリーダーであるパナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(以下「パナソニックオートモーティブ」または「同社」)の株式の過半数を取得する内容の最終契約を締結したと発表しました。取引金額は企業価値総額3,110億円の評価に基づき、クロージングにおける一定の調整が行われることを前提とします。パナソニックは、同社の少数株の保有を継続し、同社とパナソニックグループとの戦略的関係を維持していく方針です。

パナソニックオートモーティブは、大手自動車メーカー向けに先進的なインフォテインメントシステムをはじめとする車載ソリューションを設計・製造する世界有数のTier 1サプライヤーです。同社には長年にわたる技術革新やものづくり革新の実績があり、何十年にも及ぶ顧客関係により核となるいくつものセグメントで強力な市場ポジションを獲得しています。

アポロの日本代表パートナーである岡本哲士氏は、本件に関し次のように述べています。「事業の成長を加速することに向け、パナソニックオートモーティブ様と提携することを大変嬉しく思います。本取引は、日本大手事業会社の戦略的パートナーとしての弊社の確かな実績を礎としており、弊社が強みを有するセクターと経営の実績を大いに活用できる機会になるものと考えております。パナソニックオートモーティブ様は、先進的な技術力と優れた品質を有しており、その成長潜在性を最大限に引き出すために、同社と協働することを大変楽しみにしております。」

アポロのパートナーであるマイケル・リース氏は、本件に関し次のように述べています。「アポロは、自動車部品サプライヤーへの投資や成長支援において豊富な経験を有しており、パナソニックオートモーティブ様が次の成長フェーズに邁進する支援ができるのを楽しみにしております。パナソニックオートモーティブ様は、自動車部品のグローバルサプライチェーンが交差する重要な領域で事業を展開しており、同社が主要Tier 1サプライヤーとして世界中の顧客やパートナーと強力な関係を維持できるように、弊社は全力で取り組んで参ります。」

パナソニックの代表取締役社長執行役員である楠見雄規氏は、本件に関し次のように述べています。「アポロはパナソニックオートモーティブがこれまで大切にしてきたお客様や従業員、経営に対する考え方を尊重してくれるパートナーであり、今回のパートナーシップにより、パナソニックオートモーティブはグローバルなトッププレーヤーとしてより一層飛躍することができると考えています。パナソニックオートモーティブは今後もパナソニックグループの一員として、グループの調達力や基礎研究の分野などで連携しながら、モビリティ社会の進化における重要なプレーヤーとして、お役立ちを果たしてまいります。」

パナソニックオートモーティブの代表取締役社長執行役員である永易正吏氏は、本件に関し次のように述べています。「車載の知見や見識、お客様との強固な関係、素晴しい人財、パナソニックオートモーティブには、100年に一度と言われるこの変革期を勝ち抜けるだけのポテンシャルがあります。アポロとのパートナーシップを活かして、当社のポテンシャルを最大限に発揮することで、オートモーティブ・エレクトロニクス業界のグローバルトッププレーヤーとなり、お客様と共に、クルマと移動体験に新しい価値を提供してまいります。」

規制当局の承認など一般的なクロージングの条件が充足された場合、本取引は2025年の第一四半期までに完了する予定です。

アポロについて
アポロは、高成長を続けるグローバルなオルタナティブ資産運用会社です。イールド、ハイブリッド、エクイティの3つの投資戦略に焦点を当て、投資適格からプライベート・エクイティまでリスク・リターンスペクトラムのあらゆる分野で超過収益を創出することを目指しています。アポロは30 年以上にわたり、統一されたプラットフォームを活用した専門知識によって顧客のニーズに応え、且つ投資先企業の成長を支援する革新的な資本ソリューションを提供してきました。また、リタイヤメント・サービス事業であるアテネは、退職貯蓄サービスのソリューション・プロバイダーとして、顧客の経済的な安定の実現を支援しています。アポロの投資アプローチは、顧客、投資先企業、従業員、コミュニティとのアライメントを有しています。2023年12月31日現在、アポロの運用資産額は約6,510億ドルとなっています。
URL: https://www.apollo.com/
URL: https://www.apollo.com/japan   

パナソニック オートモーティブ システムズについて
2022年4月1日に設立され、国内外の自動車メーカーにTier1としてインフォテインメントシステムをはじめとする先進技術を提供し、快適で安全・安心な車づくりに貢献しています。2022年度の売上高は1兆2,975億円、世界22の国と地域で事業を展開する、従業員約3万人のグローバル企業です。
URL:https://automotive.panasonic.com/

パナソニックグループについて
1918年に松下幸之助が松下電気器具製作所を設立・創業。株式会社組織となった1935年以降、松下電器産業株式会社、パナソニック株式会社への社名・体制変更を経て、2022年4月1日にパナソニック ホールディングス株式会社を持株会社とする事業会社制(持株会社制)へ移行しました。2022年度のグループ連結売上高は8兆3,789億円で、グローバルに事業を展開しています。
URL:https://holdings.panasonic/jp/corporate/about.html

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