アンダンファンデーション (Andan Foundation)、マサチューセッツ工科大学 (Massachusetts Institute of Technology) のMITソルブ (MIT Solve) と共同で、難民支援におけるイノベーション賞を発表


スイス・チューリッヒ発 , July 18, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- スイスを拠点とする人道的非営利団体アンダンファンデーションは、マサチューセッツ工科大学 (MIT) のMITソルブと共同で、難民支援の地域社会において難民の経済的、財政的、政治的包摂を促進する解決策を目指す今年のアンダン賞「難民支援におけるイノベーション賞」(Andan Prize for Innovation in Refugee Inclusion) を発表する。

難民支援におけるイノベーションのためのアンダン賞 (賞金5万ドル(約790万円)) は、難民のニーズと課題に取り組む最も有望な解決策に毎年授与され、避難民の統合、エンパワーメント、持続可能な開発を促進する革新的なアプローチの支援を目的としている。

MITソルブは、最も切迫したグローバルな課題に対する卓越した多様な解決策を、世界中のあらゆるところから公募する。 選ばれたイノベーターは、影響力を拡大し、永続的な変化を推進するため、MITとその支援者コミュニティの支援を受けることができる。

革新的な解決策を促進する共同イニシアチブ

アンダン財団は、次のような解決策を求めている。

  • 経済的包摂および生計:難民や避難民に持続可能な経済的機会を生み出す技術とビジネスモデルを開発する。
  • 財政的包摂:十分なサービスが行き届いていない地域社会に手頃な金融サービスを拡大し、経済成長を促進するための解決策を求める。
  • 政治的包摂:有権者の抑圧や代表権の欠如に対処することで、社会から疎外された地域社会に力を与える解決策を求める。

受賞者は、2024年9月23日にニューヨークで開催される国連総会ウィーク中に行われるソルブ・チャレンジ・ファイナル (Solve Challenge Final) で発表される。

編集者への注

アンダンファンデーションについて

アンダンファンデーションは、クリスチャン・ケーリン博士 (Dr Christian Kaelin) によって設立されたスイスを拠点とする非営利人道財団である。 同財団は、スイス連邦財団監督局 (Swiss Federal Authority for the Supervision of Foundations) の監督下にあり、BDOが毎年監査している。

アンダンは、民間セクターの取り組みを主導して、戦争、国内紛争、気候変動のために自宅から避難している家族を支援している。 難民の自立を促進し、レジリエンスを高め、新しい国への包摂を助長するための、革新的で持続可能な解決策を特定し、開発している。 アンダンは、難民の人々と彼らを受け入れる地域社会の両方の経済的、財政的、政治的な機会を拡大するプロジェクトを優先している。 また、民間セクターと国連機関、政府、NGO、および難民・移民に関わる学術機関との間の提携を助長し、推進している。

Andan.org

MITソルブについて

MITソルブは、マサチューセッツ工科大学 (MIT) による取り組みで、イノベーションと起業家精神を通してグローバルな課題への取り組みを目的としている。 2015年にスタートしたMITソルブは、世界中から多様な技術主導の解決策を集める取り組みを毎年実施している。 この取り組みは、持続可能性、教育、健康、経済的繁栄などの緊急の問題に焦点を当てている。 MITソルブは包括的なアプローチを通じて、社会的起業家に資金提供、指導、影響力のあるパートナーとのつながりを提供している。 この特徴的なモデルは、スケーラブルな解決策を育成し、変革的なアイデアが世界の恵まれない地域社会に明確な効果をもたらすことを可能にする。

solve.mit.edu

報道関係者向けの問い合わせ先

詳細については、以下に問い合わせされたい:

ブシュラ・ザイダン (Bushra Zaidan)

bushra.zaidan@andan.org