Swift NavigationとKDDI、日本全国でSkylark 高精度測位サービスを開始

センチメートル単位の精密測位で車両の自動運転と産業の自動化を実現する画期的なパートナーシップの節目となるサービス開始


カリフォルニア州サンフランシスコおよび日本東京都, Nov. 20, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- 精密測位技術のグローバルリーダーであるSwift Navigationと、日本の主要なモバイルネットワークオペレーターの一つであるKDDI株式会社(以下KDDI)は、2024年10月8日、日本国内向けにSkylark@高精度測位サービスのメニュー追加を発表しました。SkylarkはKDDIとのパートナーシップにより設計、導入、運用されるキャリアグレードのネットワークサービスになります。Skylarkは、日本およびその周辺の精密測位ニーズに応える、比類のない測位精度を提供します。

Skylarkは、GPSなどの全球測位衛星システム(GNSS)の信号誤差を補正することにより、センチメートルレベルの測位精度を実現するリアルタイムのクラウドベースのGNSS補正サービスです。Skylarkは、大気の乱れ、衛星クロックのズレ、衛星軌道の誤差によって生じる不正確さを軽減し、数メートルの誤差を数センチメートルまで測位精度を飛躍的に向上させることで以下の分野での進化を可能にします。

  • 自動車およびロボティクス: ADAS対応車両および自動運転車、ロボット芝刈機や農業機器などの屋外ロボットの安全で精密な操作を実現
  • サプライチェーンおよび物流: 精度と効率を向上させ、誤配送をなくし、高付加価値商品の盗難や紛失を最小限に抑制
  • インフラ開発: 埋設された電線、配管、ケーブルなどの正確な位置を確保し、建設や地図作成の精密化を実現

「日本の通信ネットワークインフラストラクチャのリーダーとして、KDDIは幅広いお客さまに対してデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています」とKDDI DX・IoTサービス企画部長の星野友紀男氏は述べています。「Swift Navigationとのパートナーシップにより、PPP-RTK技術の日本での展開に成功し、自動運転車、ロボティクス、ドローンなどのアプリケーションに求められる高精度位置測位を提供しています。Swiftの技術の広範なリーチと当社の強力な通信インフラを組み合わせることで、革新的なソリューションを推進し、現実世界への実装を実現することに取り組んでいます。」

Skylarkは、全国で一貫した性能でセンチメートルレベルの測位精度を提供します。これは、ISO 26262:2018によって認証された、一般車両の機能安全の厳格な基準を満たす、同種のリアルタイムクラウドベースサービスとして初めてのものであり、完全な車両自動運転に必要な高信頼性の測位を提供します。先進的な大気モデリングとKDDIおよび他のキャリアパートナーと共同運営されるキャリアグレードのネットワークインフラにより、Skylarkの業界最高水準の信頼性とコスト効率が確保されています。

「KDDIとの協力により日本でSkylarkを商業展開できることは、高精度測位を普遍的に利用可能にするという私たちの使命における重要なマイルストーンです」とSwift Navigationの共同創設者兼CEOであるティム・ハリス氏は述べています。「日本はデジタルイノベーションと製造の卓越した中心地であり、この市場で優れた価値を提供するためにKDDIと協力できることを非常に嬉しく思います。」

Skylarkは現在、北米、ヨーロッパ、アジア全域で利用可能です。詳細については、https://www.swiftnav.com/jp/products/skylarkをご覧ください。

SWIFT NAVIGATIONについて
Swift Navigationは、地球を理解し、ナビゲートする方法を変革しています。Swiftの精密測位ソリューションは、センチメートルレベルの地図作成、追跡、およびナビゲーションを可能にし、車両の自動運転、産業自動化、さまざまな業界でのデジタルイノベーションを実現しています。世界最大級の企業が、Swiftの技術を活用して安全な運転を支援し、自動運転車両および機器を提供し、物流を最適化し、次世代のナビゲーション、労働者の安全、および拡張現実などのモバイルアプリケーションを解き放っています。Swiftがどのようにしてより安全で接続された未来を築いているかについては、swiftnav.com/jp をご覧ください。

KDDI株式会社について
KDDIは、5G通信を中心に、個人のお客さまには「au」、「UQ mobile」、「povo」のマルチブランドで展開し、法人のお客さまには「KDDI BUSINESS」のブランドで国内外に多くのサービスを提供しています。

また当社は、2022年5月にKDDI VISION 2030「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を策定しました。このVISIONのもと、中期経営戦略(2022-25年度)では「新サテライトグロース戦略」を推進しています。「新サテライトグロース戦略」は5G通信とデータドリブン、生成AIをコア事業とし、成長を牽引する事業領域「Orbit1(DX/金融/エネルギー)」と、新たな成長に挑戦する事業領域「Orbit2(モビリティ/宇宙/ヘルスケア/Web3・メタバース/スポーツ・エンタメ)」に取り組み、さらなる事業拡大を推進します。

KDDIはサステナビリティ経営を根幹に「新サテライトグロース戦略」とそれを支える経営基盤の強化を通じて、パートナーの皆さまと共に、社会の持続的成長と企業価値の向上を目指していきます。

詳細については、www.kddi.com

この発表に関する写真はこちらで入手可能: https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/1e942adc-3506-41c9-854a-cb69caf962df/ja

 
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