バージニア州マクリーン及びニューヨーク, Oct. 25, 2016 (GLOBE NEWSWIRE) -- テクノロジーを活用するeディスカバリー・サービス・プロバイダであるLディスカバリー (LDiscovery, LLC) 及び多様なリスク・情報サービスのグローバルリーダーでクロール・オントラック (Kroll Ontrack) の親会社であるコーポレート・リスク・ホールディングス (Corporate Risk Holdings, LLC) は本日、Lディスカバリーが約4億1,000万ドル (約425億7,645万円) の全額現金取引でクロール・オントラックを買収する正式買収契約を締結したと発表した。Lディスカバリーはザ・カーライル・グループ (The Carlyle Group) 及びレボリューション・グロース (Revolution Growth) のポートフォリオ・カンパニーである。
世界最大規模の金融機関、フォーチュン1000社、米国法律事務所100社の一部など、世界の12,000社にのぼる顧客を擁する合併後組織は、19カ国に事務所を構え、世界中に約1,300人の従業員を有することになる。
Lディスカバリーの最高経営責任者クリス・ワイラー (Chris Weiler) 氏は「クロール・オントラックは、多数の市場セグメントを網羅したベストインクラスのeディスカバリーとデータリカバリーソリューションを提供することで、優れたプラットフォーム、忠実な顧客ベース、強力なリーダーシップの地位を築いてきました。クロール・オントラックの従業員の皆さんをLディスカバリーのファミリーに迎えられることを大変うれしく思っています。私たちの専門能力と組み合わせて活用し、お客さまに画期的なeディスカバリー・ソリューションと優れたクライアントサービスを提供できることを楽しみにしています。この組み合わせにより、Lディスカバリーのお客さまはクロール・オントラックのグローバルフットプリント、同社独自のレビュープラットフォーム、世界中で最も優れたデータリカバリーサービスにアクセスできるようになり、同時に、クロール・オントラックのお客さまはLディスカバリーのリモートコレクションツール、ESIプロセッシング・プラットフォーム、eDirect365™、賞に輝くレラティビティ (Relativity) インテグレーションをはじめとする一連のLディスカバリー独自のeディスカバリーテクノロジーを活用し、また、eディスカバリー業界で最も先進的で信頼性の高いホスティングインフラも活用できるようになります。これからは、統合会社の従業員やお客様に大いに期待していただけるものがたくさんあります」と述べた。ワイラー氏は、合併会社の最高経営責任者に就任予定である。
コーポレート・リスク・ホールディングスの最高経営責任者であるデイヴィッド・ R・フォンテーン (David R. Fontaine) 氏は「本日の発表は、コーポレート・リスク・ホールディングスの継続的な変革におけるもう一つのマイルストーンとなりました。Lディスカバリーとのパートナーシップにより、クロール・オントラックの最高経営責任者マーク・ウィリアムズ (Mark Williams) とそのチーム全体は、事業を発展・成長させ続け、お客さまのご期待に沿った品質と模範的なクライアントサービスに対するたゆまぬ取り組みを引き続き前進させてまいります。私たちのクロール事業は引き続きクロール・オントラックと密接に協力して現在および今後のお客さまのニーズを満たし、各組織の中心的長所と能力を活用していきます」と語った。
合併会社の社長兼最高運営責任者に就任するマーク・ウィリアムズ氏は、「今回の統合は、クロール・オントラック、その従業員、さらに重要なことには、クライアントにとって新たでエキサイティングな一章となります。統合会社はお客さま第一のサービスでグローバルリーダーとなり、業界で最も優秀で聡明な人材を集結させ、比類ない独自のソフトウェアに裏付けされシームレスなeディスカバリー及びデータリカバリー体験を両社のグローバルな顧客ベースにお届けします。私たちはLディスカバリーのチームに加わるのをとてもうれしく思っています」と述べている。
通常の契約内容の本取引は、2016年代4四半期に完結する予定である。
Lディスカバリー、ザ・カーライル・グループ及びレボリューション・グロースの法務アドバイザーをレイサム&ワトキンスLLP (Latham & Watkins LLP) が、M&AアドバイザーをRBCキャピタルマーケッツ (RBC Capital Markets) が務め、本取引を支援するため、Lディスカバリーにデットファイナンスを確約している。
フーリハン・ローキー・キャピタル (Houlihan Lokey Capital, Inc.) が本取引のファイナンシャルアドバイザーを務め、エバーコアLLC (Evercore LLC) はコーポレート・リスク・ホールディングスの補助アドバイザーを務めている。シンプソン・サッチャー・アンド・バートレットLLP (Simpson Thacher & Bartlett LLP) がコーポレート・リスク・ホールディングスの法務アドバイザーを務めている。
Lディスカバリーについて
2005年に設立され、バージニア州マクリーンに本社を構えるLディスカバリーは、法律事務所、企業、政府機関に各種法務・テクノロジーコンサルティングサービスを提供している。弁護士、エンジニア、コンピュータフォレンジックのエキスパート、訴訟サポート専門家で構成されるLディスカバリーは、顧客の訴訟、規制コンプライアンス及び社内調査のニーズに応えるベストインクラスのエンドツーエンドeディスカバリー・ソリューションの大手プロバイダである。Lディスカバリーはデータ収集、フォレンジック調査、早期事例評価、電子情報のディスカバリー及びデータプロセッシング、ウェブベースのドキュメントレビュー用のアプリケーションソフトウェアやデータホスティング、マネージド法務レビューサービスを提供している。LディスカバリーはInc.誌のInc. 5000及びデロイト (Deloitte) のデロイト・テクノロジー・ファスト500で北米の急成長企業の一社であると評価されており、同社の社長クリス・ワイラーは、2014年度アーンスト・アンド・ヤング年間事業家賞 (2014 Ernst & Young Entrepreneur of the Year™) を受賞している。さらに、Lディスカバリーはオレンジレベルのサービスパートナーのレラティビティ・ベスト (Relativity Best in Service Partner) 及びレラティビティ・プレミアム・ホスティング・パートナー (Relativity Premium Hosting Partner) であり、そのデータセンターはISO/IEC 27001の認証を受けている。詳しくは、info@ldiscovery.comにメールを送信するか、www.ldiscovery.comを参照のこと。
コーポレート・リスク・ホールディングスについて
コーポレート・リスク・ホールディングスは、多様なリスク及び情報サービスを提供するグローバルリーダーであり、ニューヨークに本社を構える。同社は以下の各社の親会社である。雇用身元・履歴スクリーニング及び資格確認ソリューションにおけるリーディンググローバルプロバイダであるハイアーライト (HireRight)、顧客のビジネスリスク識別、修正及びモニタリングを支援する多様な調査及びアドバイザリーソリューションのリーディンググローバルプロバイダであるクロール (Kroll)、データを効率よくかつコストパフォーマンスの良い方法で管理、復旧、検索、分析、作成及び提示するよう顧客を支援する、テクノロジー主体のサービス及びソリューションのリーディンググローバルプロバイダであるクロール・オントラック (Kroll Ontrack)。
レボリューション・グロースについて
スティーヴ・ケース (Steve Case)、テッド・レオンシス (Ted Leonsis)、ドン・デイヴィス (Donn Davis) が創設し、経営するレボリューション・グロースは、世界を変貌させることのできる会社に投資している。その目標は消費者の生活により多くの選択肢、利便性、コントロールを提供する破壊的で画期的な事業を構築することである。レボリューション・グロースでは、長期的な視点で取り組み、事業家や経営陣と真の実務パートナーシップを展開することにより、重要性の高い企業への投資及びその拡張において独特な戦略や情熱をもたらしている。詳しくはwww.revolution.com/growthを参照のこと。
ザ・カーライル・グループ (The Carlyle Group) について
ザ・カーライル・グループ (NASDAQ:CG) は、2016年6月30日時点で128のファンドおよび170のファンドオブファンズ・ビークルで総額1760億ドル (約18兆2837億円) にのぼる運用資産を持つグローバル・オルタナティブアセットマネージャである。カーライルの目的は賢く投資して投資家のために価値を生み出すことである。同社の投資家の多くは公的年金である。カーライルはコーポレートプライベートエクイティ、不動産資産、グローバル市場戦略、投資ソリューションの4分野で、アフリカ、アジア、オーストラリア、欧州、中東、北米、南米において投資を行っている。カーライルでは、航空宇宙、防衛、政府サービス、消費者・リテール、エネルギー、金融サービス、医療、産業、不動産、テクノロジー、ビジネスサービス、テレコミュニケーション及びメディア、輸送を含めた多様な業種におけるノウハウを備えている。ザ・カーライル・グループでは6大陸、35カ所の事務所に1,650人の従業員を擁している。www.carlyle.comを参照のこと。
将来予測に関する記述
本プレスリリースには、「将来予測に関する記述」が含まれる場合がある。将来予測に関する記述には、将来的な情報が含まれている。重要な要因により、実際の結果が将来予測に関する記述の記載とは大きく異なる場合もある。一部の場合には、将来予測に関する記述は「予想する」、「考える」、「かもしれない」、「推定する」、「予測する」、「意図する」、「可能性がある」、「計画する」、「予期する」、「潜在性」、「...はずである」、「将来...を行う」、「...を行うであろう」やその否定形やその変異形で識別できることがある。今後の優先事項、目標、戦略、事業成績を向上させるための対処、市場の成長についての仮定や予想、今後の事業機会、資本出費、金融関係のニーズ、経済的立場、過去の情報以外のその他の情報について述べていたり、その他の「将来予測」である情報を述べていたりする可能性があるため、これらの言葉を含んでいる記述は注意深く読むべきである。将来予測に関する記述は、将来の成績や結果を保証するものとして解釈すべきではなく、そのような成績や結果が達成される時期や期限を正確に示すものであるとは限らない。将来予測に関する情報は、その辞典で入手可能な情報に基づいているか、又はその後の出来事に対する経営陣の誠実な考えに基づいており、実際の成績や結果がこれらの記述で表明されているものとは重大に異なる原因となるリスクや不確実性の対象になる。将来予測に関する記述は、その記述が行われた時点のみの視点から記述されている。該当する証券法で義務づけられている範囲以外は、実際の結果、仮定の変更、将来予測に関する情報に影響するそのための要因の変化について、将来予測に関する記述を更新する義務はない。将来予測に関する記述を1つ又はそれ以上更新した場合であっても、それについてさらなる更新を行ったり、その他の将来予測に関する記述を更新したりすると示唆するものではない。