ロンドン発, June 05, 2018 (GLOBE NEWSWIRE) -- グローバル決済プロバイダーの大手、ペイセーフ (Paysafe) は本日、最新の代替的決済ソリューションである「Paysafecash (ペイセーフキャッシュ) 」を世界規模で展開することを発表した。この先駆的で安全性の高いオンライン現金決済オプションは、依然として現金による決済を好む多数のオンラインショッパーに対応するために作成された。最近のデータによると、多くの場面で電子決済が目覚ましい勢いで普及しているにもかかわらず、多数のオンラインショッパーは、オンラインショッピングにより金融詐欺や情報漏洩が多発していることにますます懸念を募らせている。
Paysafecashは、賞を受賞したプリペイド・キャッシュ・ソリューションであり、オンライン・プリペイド決済業界で世界をリードする「paysafecard」の開発チームと同じメンバーが開発した。Paysafecashの開始は、全世界において比類のない、安全で煩わしさのない適切な決済商品を実現するペイセーフの破壊的戦略の一端である。
ペイセーフでは、この新たなキャッシュ商品の開発にあたり、金融業界の調査と自社独自の調査の両方を参考にした。オンライン上のすべての商品はクレジットカード、デビットカード、またはその他のデジタル決済によって購入されていると一般に信じられているのに反して、市場データによると世界では約20億人iの成人が現在も銀行口座を持っていない。欧州連合 (EU) のような先進地域でさえ、5,700万人超iiの成人が銀行口座を持っておらず、取引の68%iiiは現在も現金を使用して決済されている。例えば、英国では、ペイメンツUK (Payments UK) とイングランド銀行 (Bank of England) のデータによると、非接触型決済が広範囲にわたって利用されているにもかかわらず、ほぼ全面的に現金を利用する人の数が過去2年間で50万人増えて270万人に跳ね上がっている。詐欺に関する懸念とデータセキュリティが、銀行口座やクレジットカード / デビットカードの詳細情報をオンラインで共有したくない主な理由として挙げられる。
Paysafecashは、現在市場に出ている他のオンライン・キャッシュ・ソリューションとは異なり、多くの比類ない独自の利点を提供している。これは、ペイセーフ自社の人気のあるデジタルウォレット、スクリル (Skrill) およびネッテラー (NETELLER) を含むデジタルウォレットへの入金に使用できる初めてのオンライン・キャッシュ・ソリューションである。つまり、ペイセーフは、必要とする消費者に対して、銀行口座を保有したり、財務データをオンラインで提供する必要性を完全になくし、現金によって機能する完全な決済エコシステムを提供することが可能である。
さらに、Paysafecashを利用することで、買い物客は、オンライン小売業者が今まで提供してきた唯一の現金オプションに通常見られる固定のバウチャー金額に購入金額を切り上げるということをせずに、購入品に対して正確な金額を支払うことができる。
Paysafecashによって決済がいかに容易に済むかを以下に紹介する。
1. バーコードを作成
顧客はオンラインショップで決済方法として「Paysafecash」を選択し、作成したQRまたはバーコードを自身のウォレットに登録し、それを自身の携帯電話に送信するかまたは印刷する。
2. 決済拠点を確認
検索機能を使用して、顧客は最寄りのPaysafecash決済拠点を確認する。
3. スキャンして決済
顧客は、決済拠点で販売員にQRまたはバーコードをスキャンしてもらい、支払うべき金額を支払う。オンラインショップは支払いの直後に注文の処理を行う。
また、この商品の開始は、最近リニューアルされたペイセーフのウェブサイトに記載されている通り、グローバル決済業界において「新たな大手」となるという同社の新規のブランド・ポジショニング、および同社の「プラグ・イントゥ・ペイセーフ (Plug into Paysafe) 」のグローバル・マーケティング・キャンペーンと連動している。「プラグ・イントゥ・ペイセーフ」キャンペーンの一環として、決済プロバイダーは今週、最新の国際的調査である「Lost in Transaction: Payment Trends 2018 (ロスト・イン・トランザクション: 決済動向2018) 」の新バージョンを発表する。この最新の調査では、消費者の63%が自身の財務情報を提供しない決済方法によってオンラインで購入する方がより安心感を覚えると述べている。サイバーコープ (CyberCorp) によるさらに詳細な調査では、クレジットカードの他に4つ以上の決済方法を提示しているウェブサイトは、代替的手段を一つだけ提示しているオンライン小売業者より、コンバージョン率が12%高いというデータを示している。
この商品を支えるペイセーフのCEOであるウド・ミュラー (Udo Müller) によると、ペイセーフはオンラインショッパーが切望してきた新たな決済オプションを提供することに注力している。ミュラーは、Paysafecashには、何百万人ものオンライン上の新たな買い物客をデジタルショッピングやオンライン小売業者にとっての真の成長要因へと導く可能性があると考えている。
ミュラーは次のように述べている。「私たちが目にするニュースでは毎日、詐欺やデータ漏洩が取り上げられており、有名かつ有力なオンライン小売業者も頻繁に影響を受けていることから、オンラインで自身の口座やカードのデータを共有するリスクに影響を受けない人は誰一人いません。それに加えて、世界の人口の大部分が現在も銀行口座を持っておらず、いかなる種類の決済カードも保有していません。当社は消費者と小売業者の両方がこのハードルを乗り越えることを支援する上で、柔軟で安全なオンライン・キャッシュ・ソリューションが大いに必要とされていることを認識しています。」
続けてミュラーは「Paysafecashを開発するにあたり、当社では市場にある他のデジタル決済商品に挑む、先駆的なキャッシュ・ソリューションを構築したいと考えました。Paysafecashはデジタルウォレットに入金ができる唯一のキャッシュ・ソリューションであるなど、いくつかの独自の機能を提供しています。これはペイセーフにとって新たな「業界初」であり、消費者と小売業者の両方にとって満たされていない決済ニーズに対応するために現状に挑む当社の実績を強固にするものです」と述べている。
Paysafecashはすでに実用されており、オーストリア、スペイン、イタリア、ポルトガル、ハンガリー、英国、カナダを含む14ヵ国のショッパーの間で好評を博している。年末までに米国を含む32の新市場で利用可能にするべく計画が進行中である。
Paysafecashに関する詳細については、www.paysafecash.comを参照のこと。
編集者への注記
出所:
i World Bank Report, 2015
ii Welfare Society Territory, 2013
iii Fungglobalretailtech.com
アムステルダム (オランダ) で開催される「マネー20/20」にペイセーフが出展
- Paysafecashを支えるチームがアムステルダムで開催される展示会「マネー20/20 (Money 20/20) 」で新しいソリューションを紹介する。デモンストレーションを見たり、詳細を知りたい方はブースE70に立ち寄られたい。
- ペイセーフはマネー20/20の第3日目に「Lost in Transaction: Payment Trends 2018」を発表する。
ペイセーフについて
ペイセーフ (Paysafe) は、エンドツーエンドの決済ソリューションで最先端を行くグローバルプロバイダーであり、決済処理、デジタルウォレット、オンライン・キャッシュ・ソリューションにおいて業界をリードする機能を介して、企業と消費者がシームレスにつながり、取引ができるようにすることを目指している。統合プラットフォームにより生まれたペイセーフのソリューションは、モバイルで開始された取引、リアルタイム分析、ブリックアンドモルタルとオンラインの決済の融合を対象としている。ペイセーフは、オンライン決済で20年に及ぶ経験を持ち、2017年の合計取扱高は560億米ドル (約6兆1,500億円) に上り、世界各地12ヵ所に2,600名超のスタッフを擁している。ペイセーフは世界中で40超の通貨による200の決済方法を通して企業と消費者をつないでいる。詳細についてはwww.paysafe.comを参照のこと。Twitter / LinkedIn / Google + / stories.paysafe.comでPaysafeをフォローのこと。
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