シンガポール発, June 11, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- ゼロトラストのセキュアアクセスソリューションの世界的プロバイダーであるパルスセキュア (Pulse Secure)は本日、在宅勤務 (WFH) イニシアティブを促進する顧客企業を支援し、新たなオンラインビジネスサービスを強化する目的で、同社のサービスを拡張することを発表した。2020年9月30日まで提供されるPulse Caresプログラムは、新型コロナウイルスCOVID-19の世界的なパンデミックによってデジタルワークプレイス機能の拡充を目指す組織を対象として、柔軟なライセンスシステムを提供し、ビジネス継続性を維持するための迅速な展開および機能強化を可能にする。
Pulse Caresプログラムは、セールスおよびサービス対応力を早めて、お客様のビジネスレジリエンシーを確保する目的で開発されている。パルスセキュアは、今年初頭の同プログラムの発表以来、永続ライセンスの調達までの期間、導入の遅延を解消するための迅速な支援を必要としていた企業アカウント1,500社以上に対して、一時ライセンスの提供を行ってきた。
多くの企業が現在、パンデミックがもたらすビジネスへの経済的影響を埋め合わせるためデジタルサービスの拡充を加速している。エンタープライズ･マネジメント･アソシエイツ (Enterprise Management Associates) の最新レポート「クラウドに積極的な企業向けのアプリケーション配信インフラストラクチャ (Application Delivery Infrastructure for Cloud-Forward Enterprises)」によると、40%の組織が、増加する在宅勤務のワークロードをサポートするためにアプリケーションインフラストラクチャを増強する必要があった。さらに、35%の組織は、自動化への投資を増やし、新型コロナウイルスによる在宅勤務へのシフトをサポートするためにパブリッククラウドサービスを追加した。
エンタープライズ･マネジメント･アソシエイツのリサーチ責任者であるシェイマス･マクギリカディ (Shamus McGillicuddy) は次のように語っている。「今回の世界的な感染症危機に伴い、企業は大規模なワークロードトラフィックの増大に直面しています。彼らはIT組織に対して、そうした需要に応えられるようにアプリケーションパフォーマンスを増強したり、そのデリバリーインフラストラクチャが拡張性やレジリエンシーを備えているかどうかを確認したりするように求めています。パルスセキュアのソリューションなど、バーチャルなクラウド管理の柔軟性を提供する最新のアプリケーションデリバリーコントローラー (ADC) ソリューションによって、組織は迅速なスケールアップを実現しつつ、コスト面での効率化を図ることが可能になります。」
Pulse Caresプログラムは現在、最大90日間のPulse vADC一時ライセンスの提供を予定している。これによって企業は、在宅勤務の生産性を高めたり、新たなオンラインアプリケーションやオンラインサービスを開始したりするのに十分なアプリケーションパフォーマンスを手にすることが可能となる。
パルスセキュアの最高経営責任者スダカー･ラマクリシュナ (Sudhakar Ramakrishna) は次のように述べている。「今回、当社とパートナーとがしっかりと連携して、緊急事態に陥ったお客様をサポートし、ビジネスの継続性および生産性のニーズに応えられたことを誇りに思います。私たちはこれからも、コミュニティ、従業員、そしてお客様がこの困難な時を無事乗り越えられるよう、サービス提供に取り組んでいきます。当社のSecure Accessソリューションは、お客様が新しいワークスタイルイニシアティブに適応し、デジタルトランスフォーメーション、ハイブリッドITトランスフォーメーションを推進するほどに、その重要性を増していくことでしょう。」
世界的なリモートワークシフト支援における2020年度累計売上高の大幅な増加
パルスセキュアは、新型コロナウイルスのパンデミックの中、ビジネス継続性を維持し、さらには大規模な従業員の在宅勤務へのシフトを実現しつつ、生産性とセキュリティの強化を目指すお客様を支援した結果として大幅な売上増を記録することとなった。2020年1～4月のパルスセキュアの業績は次の通り:
- 人気のリモートアクセスソリューションPulse Connect Secureは数百万のエンドユーザーライセンスを販売。これは、2019年の年間ユーザーライセンスの約250%増に相当する。
- 24,000社以上の企業およびサービスプロバイダー、2,000万エンドユーザーがインストール済みのところに、新規顧客350社以上を追加。
- すべての地域でビジネスが拡大する中、とくにアジア太平洋地域のライセンス数は前年比300%増加。
- サブスクリプションについても、2019年の年間購入数の10倍以上に増加。
電通イージス･ネットワーク (Dentsu Aegis Network) のアジア太平洋地域最高技術責任者レオ･リュウ (Leo Liu) は次のように述べている。「Pulse Connect Secureは、当社の社員が在宅のまま、コンピューターやスマートフォンを使って、いつでもどこからでも安全に会社のリソースにアクセスすることを可能にする技術的手段を提供してくれました。当社の社員に対してこうした勤務モデルの選択肢を可能する能力は、今のような時代の変わり目においてはとても大きな意味を持ちます。感染症に対する予防手段をもたらしただけでなく、お客様に不便を感じさせることなく、通常どおりのビジネスの運用を可能にしてくれます。」
新たな潮流となることが予想される柔軟な在宅勤務
より柔軟かつ永続的な在宅勤務へのシフトはさらに長期的なトレンドとなり、私たちの将来の生活様式や働き方を変えていくと予想されます。サイバーセキュリティインサイダース (Cybersecurity Insiders) が作成した『2020年度リモートWFHサイバーセキュリティ報告書 (2020 Remote WFH Cybersecurity Report)』によると、84%の組織は今後も在宅勤務能力を強化し、54%の組織はユーザーワークフローおよびアプリのクラウドベースアプリケーションへの移行を加速する計画中であることが指摘されている。
フリップカート･プライベート･リミテッド (Flipkart Private Limited) のIT部門バイスプレジデント、レディ･グッデティ (Reddy Guddeti) は次のように語っている。「危機に直面している他の組織同様、私たちもビジネス継続性の確保に力を入れました。当社の場合、パルスセキュアのおかげで、社員に対して安全なリモートアクセス能力および容量を提供することができました。」
パルスセキュアは、リモートワークや在宅勤務のアクセス拡大のための迅速かつ柔軟な導入オプションの提供に伴い、仮想およびクラウドアプライアンスの売上も大幅に伸ばすこととなった。2020年1～4月の期間に、3,100台以上の新しいPulse Secure Applianceが販売され、その40%以上は仮想またはクラウドベースであった。
Pulse Application Delivery Controller (vADC) は、拡張可能な仮想およびクラウドベースのアプリケーショントラフィック管理や、複数の地域別Pulse Connect Secureクラスターを対象としたOptimal Gateway Selectionテクノロジーなど、アプリの反応性やレジリエンシーを確保するための可用性を企業に対してもたらす。
エシロール･グループ (Essilor Group) のインフラストラクチャシェアードサービス部門上級ディレクターのスコット･コーラー (Scott Kollar) は次のように語る。「今回の新型コロナウイルスは、ビジネスを継続しつつ、必要な安全対策を維持するために従業員をどのように配置すべきかについて、再考を促す要因となりました。パルスセキュアは、当社が「オフィス」から「在宅勤務」へのシームレスな移行を実現するために不可欠だった、柔軟性を備えた答えを提供してくれました。」
Optimal Gateway Selectionテクノロジー搭載のvADCの詳細については、https://www.pulsesecure.net/trynow/ogs/の「Try Now」を参照のこと。
拡張されたPulse Caresプログラムに申し込むには、https://www.pulsesecure.net/pulse-cares/を参照こと。
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パルスセキュアについて
パルスセキュア (Pulse Secure) は、お客様の可視性、保護能力、生産性を向上するユーザー、デバイス、製品およびサービス向けの簡単かつ総合的なソフトウェア主導のセキュアアクセスソリューションを提供している。当社のスイートは、クラウド、モバイル、アプリケーション、およびネットワークアクセスを独自に統合することで、ゼロトラスト社会にハイブリッドITの可能性を作り出す。あらゆる業種にまたがる24,000社以上の企業およびサービスプロバイダーが、パルスセキュアを採用することで、モバイルを利用する従業員がデータセンターのアプリケーションや情報に安全にアクセスできるようにし、ビジネス上のコンプライアンス維持に取り組んでいる。詳細については、www.pulsesecure.netを閲覧されたい。
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