トロント発, Feb. 27, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- マルチスタンダード・コネクティビティIPソリューションの世界的リーダーであるアルファウェーブ (Alphawave IP) は本日、芯原微電子 (VeriSilicon、以下「芯原」) と中国市場での複数年独占サブスクリプション再販契約を5,400万ドル (約57億2,400万円) で交渉したことを発表した。今回の契約の下、芯原はアルファウェーブの全IPポートフォリオを対象に、中国市場で独占IP再販業者となる。
アルファウェーブ社長兼CEOのトニー・ピアリス (Tony Pialis) は次のように述べている。「中国で成功を収めるには、芯原のように評判が高く、大規模に展開するパートナーが必要です。芯原のウェイン・ダイ (Wayne Dai) 氏と彼のチームは、中国でASICトップ企業としての地位を確立しています。すでに中国で成功を収めているビジネスを今後も成長させるため、このサブスクリプション契約を通じて芯原との関係をさらに拡大できることを大変うれしく思っています。」
芯原社長兼CEOのウェイン・ダンは次のように述べている。「トニー・ピアリス氏と彼のチームは、最先端のテクノロジーで世界最高のコネクティビティIPを構築しています。当社では、中国ティア1顧客基盤全体でアルファウェーブのコネクティビティ製品に対する需要が高まっているのを確認しています。この協力関係を通じて、最も要求の厳しいお客様のニーズに対応する半導体ソリューションを今後も展開していきます。」
今回の件は、アルファウェーブが堅調な業績をあげた年度に続いて発表された。同社は予約件数、収益、粗利益、EBITDAの財務指標のいずれでも、過去最高の業績を達成した。ピアリスは次のように指摘する。「この契約で最も利益を享受するのは、中国のティア1顧客ベースです。これを通じて、中国の顧客は最先端のプロセステクノロジーで世界トップクラスのコネクティビティIPにアクセスできるとともに、現地の世界トップクラスの設計サービスと芯原などのASIC企業のサポートを受けることができます。」
アルファウェーブについて
アルファウェーブ (Alphawave IP Inc.) は、世界のあらゆるデバイスに対応するマルチスタンダード・コネクティビティIPソリューションの世界的リーダーである。同社は、2017年にカナダのオンタリオ州トロントで設立され、半導体業界で急速に成長し、収益性の高い企業の1社である。詳しくは、http://www.awaveip.comを閲覧されたい。
芯原微電子について
芯原微電子 (VeriSilicon Microelectronics (Shanghai) Co., Ltd.) (VeriSilicon、688521.SH) は、自社の半導体IPを活用したプラットフォームベースのオールラウンドなカスタムシリコンサービスと半導体IPライセンスサービスをワンストップで顧客に提供している。幅広いIPポートフォリオに基づく独自の「シリコンプラットフォームアズアサービス」(SiPaaS) ビジネスモデルの下、芯原は定義からテスト、パッケージ化まで、短期間でシリコン製品の製造に対応し、IDM、ファブレス、システムベンダー (OEM/ODM)、大手インターネット企業などに、高性能でコスト効率の高い半導体代替製品を提供する。芯原の事業は、消費者向け電子機器、自動車用電子機器、コンピュータおよび周辺機器、産業、データ処理、IoTなど、幅広い用途を網羅している。同社は、高精細度ビデオ、ハイデフィニション・オーディオ、高品位音声、車載用インフォテインメント、ビデオ監視、IoTコネクティビティ、データセンターなど、幅広いカスタマイズシリコンソリューションを提供している。さらに、GPU IP、NPU IP、VPU、DSP IP、ISP IPの5種類のプロセッサIP、ならびに1,400以上のアナログおよび混合信号IP/RF IPを自社で取り揃えている。同社は2001年に設立され、中国上海に本社を置くほか、中国と米国に6つの設計および研究開発センター、世界各地に11の営業およびカスタマーサービスオフィスを展開している。芯原は現在、1,000人を超える従業員を擁する。
詳しくは、www.verisilicon.comを閲覧されたい。
問い合わせ先:
アレックス・マン (Alex Mann)
alex.mann@awaveip.com