オーストラリア、ダーウィン発, Aug. 04, 2021 (GLOBE NEWSWIRE) -- ダーウィン･アボリジナル･アートフェア (DAAF: Darwin Aboriginal Art Fair) は、最先端のデジタル･プラットフォームを介して、オーストラリアのアボリジニおよびトレス海峡諸島民のアーティストと世界中の視聴者をつなぎ、8月6日から開催される。
ダーウィン･アボリジナル･アートフェア財団 (DAAFF: Darwin Aboriginal Art Fair Foundation) が開催するダーウィン･アボリジナル･アートフェア･プログラムは、今年で15年目を迎え、8月6日～11日まで行われる。このプログラムの見どころは、待望のデジタルアートフェアとオンライン･パブリック･プログラムであり、オンライン･パブリック･プログラムでは、アーティストによるマスタークラスや講演会などが行われる。
DAAFFはまた、毎年恒例の先住民族ファッションアワード (NIFA: National Indigenous Fashion Awards) など、先住民族のファッション･イベントを2つ開催する。受賞者の発表は、8月3日にオーストラリアのダーウィン･コンベンション･センターからNITVのソーシャルメディアチャンネルでライブストリーミングされる。華やかなカントリー･トゥ･クチュール (Country to Couture) ランウェイも8月4日に行われる。
DAAFは、世界的にも有名なプログラムであり、世界で最も古い生活文化に敬意を表している。オーストラリア国内の遠隔地にいるアーティスト、パフォーマー、アートセンターと、見事な作品を求める国内外のオーディエンスを結び付ける唯一のイベントとなっている。
DAAFFのエグゼクティブディレクター、クレア･サマーズ (Claire Summers) によると、このプログラムは、オーストラリアの先住民コミュニティに大きな波及効果をもたらし、各作品の売上の100%がアートセンター、アーティスト、コミュニティに還元されるという。
サマーズは次のように述べている。「先住民が所有する70以上のアートセンターを紹介し、これらの芸術作品の背景にある豊かなストーリーテリング、文化、歴史を伝えられることを光栄に思います。」
物理的なイベントからオンライン戦略へと転換するという決定について、サマーズは次のように付け加えた。「すでにパブリック･プログラムに多大な関心が寄せられており、多くのワークショップは定員に達しています。昨年は、デジタル開催のおかげで、これまでで最高人数の視聴者が世界各地から参加してくれました。」
DAAFは、オーストラリア先住民族の活気ある伝統を祝うユニークなイベントを通じて、アートや文化に関心を持つ先住民と非先住民のオーディエンスをつなぎ、アーティストやデザイナーが希望する方法でストーリーや伝統を共有できる重要なイベントである。
DAAFプログラムの一部は次のとおりである。
- 8月3日 (火) | 先住民族ファッションアワード (NIFA)
- 8月4日 (水) | カントリー･トゥ･クチュール
- 8月6日～11日 | 第15回ダーウィン･アボリジナル･アートフェア (DAAF)
ダーウィン･アボリジナル･アートフェアにアクセスするには、こちら (daaf.com.au/art-fair-2021) から登録。
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