カリフォルニア州サンノゼ発, May 24, 2023 (GLOBE NEWSWIRE) -- 新世代のウェアラブル製品、ヒアラブル製品、IoTデバイスのための固体リチウムマイクロバッテリーのリーディングプロバイダーであるエンサージ･マイクロパワー (Ensurge Micropower) (OSE: ENSU、OTCIQ: ENMPY) は本日、高性能で製造フローが改善されたパッケージ型リチウム固体マイクロバッテリーの安定した生産を達成したことを発表した。この進展に加え、エンサージ (Ensurge) では、10ミクロンのステンレス鋼基板に基づく革新的で同社独自のアーキテクチャを用いた高容量多層固体リチウムマイクロバッテリーの、見本品として適量の生産を開始した。今回の業界初のマイルストーン達成は、エンサージ (Ensurge) の固体マイクロバッテリー製品の量産化に向けた大きな一歩となっている。
エンサージ (Ensurge) のCEOであるマーク･ニューマン (Mark Newman) は次のように述べている。「これら2つのマイルストーンは、市場を変貌させる固体リチウムマイクロバッテリーの生産規模を拡大する準備を進めているエンサージ (Ensurge) にとって、非常に重要なものです。弊社のバッテリーは、次世代製品の設計方法に革命をもたらし、機能･性能の向上を可能にします。エンサージ (Ensurge) の技術チームとオペレーションチームは、1～100ミリアンペア時 (mAh) の容量を持つ世界初の高エネルギー密度マイクロバッテリーの実現に向けて、過去6ヶ月間にわたり大幅な進歩を遂げ、素晴らしい仕事をしてくれました。」
エンサージ (Ensurge) の固体リチウムマイクロバッテリーは、同容量のリチウムイオン (Li-ion) マイクロバッテリーの3倍、競合の固体マイクロバッテリーの最大10倍にあたる、1リットルあたり650～750ワット時 (Wh/L) の体積エネルギー密度 (VED) を持つ。VEDのこの飛躍的進歩により、エンサージ (Ensurge) のマイクロバッテリーは、最終製品の形状に合わせてカスタマイズ可能な小さなフォームファクターに、より多くの容量を詰め込むことができるようになった。また、リチウムイオンマイクロバッテリーは充電に最長2時間かかるのに対し、この固体リチウムマイクロバッテリーは20分でバッテリー容量の80%まで充電できるなど、VEDの進化以外にもメリットがある。また、エンサージ (Ensurge) のマイクロバッテリーは、最少でも5Cの高い放電パルスをサポートしており、ヒアラブルやウェアラブルのユーザーが接続性の向上を求める中で、多くの無線通信チップセットやその他の電流負荷過渡現象に対応することができる。さらに、標準的な表面実装技術 (SMT) プロセスでマイクロバッテリーを組み立てできるため、製造コストを削減し、同時に生産量を上げることができる。
エンサージ (Ensurge) は、デジタルヘルス市場のイノベーター向けに開発した、同社のマイクロバッテリーのカスタマイズ版の生産規模を拡大する準備を同時に進めている。この顧客は、2022年12月にこの製品を150,000個注文した。
エンサージ (Ensurge) では、過去10ヶ月間にわたり、複数の見込み顧客や戦略的パートナーにユニットセルの見本品やパッケージ化されたマイクロバッテリーの見本品を出荷するなど、マイクロバッテリーの市場投入に向けて着実に前進している。同社は、このような開発段階を経て、ヒアラブルやウェアラブルのサプライヤーが代替バッテリー技術では提供することができない機能を持つ製品を生み出せるようにする、固体リチウムバッテリーの化学的性質とパッケージングの主要な要素を検証してきた。
エンサージ (Ensurge) のマイクロバッテリー技術について詳しくは、同社のウェブサイトwww.ensurge.comを参照されたい。
エンサージ･マイクロパワー (Ensurge Micropower) について
エンサージ (Ensurge) は、超薄型で柔軟性、信頼性、根本的な安全性を備えた、ウェアラブル機器やコネクテッドセンサーなどの1～100ミリアンペア時 (mAh) クラスのための初の固体リチウムマイクロバッテリーで、イノベーションのパワーアップ (Energizing Innovation™) を実現している。同社の革新的なエンサージ･マクロバッテリー (Ensurge Microbattery) は、ヒアラブル（補聴器やワイヤレスヘッドフォン）、デジタルおよびヘルスウェアラブル、スポーツ･フィットネス機器、エネルギーハーベスティングを利用して日用品を駆動するIoTセンサーソリューションなど、フォームファクターに制約がある用途に最適なエネルギー密度の充電式製品を実現している。シリコンバレーの中心地にある最先端の製造施設では、特許取得済みのプロセス技術や材料の革新と、ロールツーロール方式の生産規模を組み合わせ、既存市場および拡張中の市場に同社の技術の利点を提供している。
本情報は、ノルウェー証券取引法 (Norwegian Securities Trading Act) 第5条の12に基づく開示義務の対象である。
問い合わせ先
シャノン･フォーグル (Shannon Fogle)
人事･事務担当ヴァイスプレジデント
メール: shannon.fogle@ensurge.com
