2024年で世界で最も魅力的な投資移住プログラム


ロンドン発, Feb. 27, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- 欧州の投資による居住および市民権プログラムは、グローバルウェルスアドバイザリー企業ヘンリー&パートナーズ (Henley & Partners) が毎年発表する世界で人気のある投資移住プログラムランキングで、引き続き上位を独占している。 マルタは9年連続で2024年世界市民権プログラム指数 (Global Citizenship Program Index)の1位を維持し、ポルトガルゴールデン居住許可プログラム (Portugal Golden Residence Permit Program)グローバル居住プログラム指標 (Global Residence Program Index)の首位を維持している。

この2つの指標 (2024年版投資移住プログラム)レポートに掲載) は、投資プログラムによる世界で最も魅力的な居住市民権の体系的分析と包括的ベンチマークを提供し、この分野のゴールドスタンダードを提供している。 本年度版は、世界中の100以上のプログラムの中から、最も関連性の高い39のプログラムが選出された。 一流の学術研究者、カントリーリスク専門家、エコノミスト、独立専門家である移民・市民権弁護士、その他の専門家を含む独立専門家パネルによって鑑定され、適切な要素を幅広く考慮している。 また、インタラクティブデジタル比較プログラムもあり、グローバル投資家や富裕層が選択肢を検討する際に、何が最も重要かを選択することができる。

クリスチャン・H・カエリン (Christian H. Kaelin) 博士(国際移民・市民権法専門家、ヘンリー&パートナーズ会長)は次のように述べている。「このレポートは、個人顧客や資産管理の専門家だけでなく、より大きな財政自立と経済成長を達成するために投資移民プログラムを管理しようとする政府の政策立案者にとっても重要です。 このグローバルボラティリティが高まっている時代において、国家は、国民や住民の利益のために、国・地域の社会・インフラストラクチャプロジェクトや持続可能性リスクを軽減する開発イニシアティブに資金を提供するための革新的な資金調達手段として、投資移住を利用しています。」

市民権プログラム:マルタが頂点に君臨

グローバル市民権プログラム指数 (Global Citizenship Program Index)は、13のプログラムを格付けし、戦略的立地にある欧州国家マルタは100点中77点を獲得し、再び首位の栄誉に輝いた。 マルタの直接投資による例外的サービスに対する市民権付与制度では、同国の経済発展に貢献する外国人個人とその家族に対し、帰化証明書による市民権付与を認めている。 これは、36か月の居住期間 (または例外的に12か月) 終了後に取得可能となる。 マルタのオリジナル市民権プログラムは、2013~2014年にヘンリー&パートナーズ によって策定され、世界で最も成功した市民権プログラムの一つとなった。

74点で2を維持したのは、オーストリアのプレミアム市民権投資で、これは申請者にオーストリア経済への多大な貢献が求められる。 カリブ諸島国家3カ国が3で並び、それぞれ70点を獲得している。アンティグア・バーブーダ当市市民権プログラム(Antigua and Barbuda Citizenship by Investment Program)グレナダ投資市民権プログラム(Grenada Citizenship by Investment Program)セントルシア投資市民権プログラム(St. Lucia Citizenship by Investment Program)は、いずれも魅力的な不動産連動投資ルートとファンドオプションを提供している。

居住プログラム:ポルトガルがプライムポジションに

2024年グローバル居住プログラム指数 (Global Residence Program Index)でも欧州諸国が上位を占め、欧州大陸のプログラムが上位5位を占めている。 ポルトガルゴールデン居住許可プログラム (Portugal Golden Residence Permit Program)は26プログラム中1で、100点中75点を獲得している。 それぞれ73点を獲得したオーストリア私邸プログラム (Austria Private Residence Program)は、地中海の新星ギリシャゴールデンビザプログラム (Greece Golden Visa Program)と2位を分け合い、僅差で72点のスイス居住プログラム (Swiss Residence Program)が続いた。これは、ヘンリー&パートナーズが開発した、私邸とスイスの税制を組み合わせた投資オプションである。

イタリアの投資居住プログラム (Residence by Investment Program)英国のイノベーター創業者ビザ (Innovator Founder Visa)が4位に並び、それぞれ71点を獲得した。 上位5位の中で唯一欧州以外のプログラムはカナダのスタートアップビザプログラム (Start-Up Visa Program) は69点で、5位を大きな注目を集めているもう一つの欧州の人気プログラム、スペイン投資居住プログラム(Spain Residence by Investment Program)と分け合っている。

居住地の多様化が最優先事項に

Juerg Steffen (ユルグ・シュテフェン) 博士(ヘンリー&パートナーズCEO) は次のように述べている。「代替居住権および/または市民権プログラムを取得することで、柔軟性を高め、世界の主要な経済圏に参加することが可能になり、オプションも選択できるようになります。これは今や、21世紀を生きる家族の保険として欠くことのできないものです。 より多くの国・地域にアクセスできればできるほど、資産は分散され、国・地域・世界のボラティリティへのエクスポージャーは低くなり、長期的な持続可能性は高まります。」

昨年、ヘンリー&パートナーズを通じて代替居住権・市民権オプションを申請した国籍のトップは米国人であり、この傾向は2024年第1四半期に入っても続いている。 また、ヘンリープライベートウェルス移住レポート (Henley Private Wealth Migration Report)によると、今年は大富豪の移住という点でも記録的な年になると予測されており、昨年の12万人を上回る12万8,000人の富裕層が新たな国に移住すると予測され、パンデミック前の最多記録である110,000人を上回る見込みである。

プレスリリース全文を読む

サラ・ニクリン (Sarah Nicklin)
グループ広報部長
sarah.nicklin@henleyglobal.com
携帯電話: +27 72 464 8965