スペイン・バルセロナ発, April 04, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- 食品・飲料、ケータリングおよびホスピタリティ業界を代表するイベントであるアリメンテリア&ホステルコ2024 (Alimentaria & Hostelco 2024) では、オメガ3豊富に含まれたカツレツ、ベーコンや野菜のラム肉、アルベキーナ産オリーブから作られたジン、糖尿病対策食材、レストランを管理してパーソナライズされた顧客サービスを提供するためのロボットから人工知能に至るまで、イノベーションから生まれた製品が展示された。 これら数百もの製品が、3月18日から21日にかけてバルセロナ (スペイン) で開催された同イベントで展示された。
フィラ・デ・バルセロナ (Fira de Barcelona) のグランビア (Gran Via) 会場で開催された同イベントは、未来の食品およびホスピタリティ業界を提示する機会となった。 3,200社が最も革新的な製品を展示したが、そのほとんどは健康と幸福に対する消費者の関心に応えて作られたものである。
その中には、コキュース (Cocuus) の3Dテクノロジーにより、コレステロールを含まず、オメガ3、ビタミンD、マグネシウムを含む、植物性脂肪を「プリント」した赤身の肉で作られたカツレツである「アップグレードされた肉 (Upgrated meat)」も含まれる。 他の例としては、コラーゲンとビタミンBを強化したヴィッキーフーズ (Vicky Foods) のオーガニック・フルーツ・スムージーや、豊富なタンパク質を含む調味料、パン、調理済みの食事やシャルキュトリなどの+プロテイン製品などが含まれる。 球状のユーロキャビアのフルーツ、アルベキーナ産オリーブとコリアンダーシードで職人技により作られたジンや、口の中で弾けるフルーツゼリーの泡が入ったタピオカ緑茶など、新しいフレーバーやフォーマットの製品も展示された。
アリメンテリア&ホステルコでは、HORECA (Hotel (ホテル)、Restaurant (レストラン)、Catering (ケータリング)) セクターに革命をもたらすと期待されるAIを備えた協働ロボットも展示され、これには、統合ソリューションに接続されたロボットウェイター、掃除機、ホテルやレストランの倉庫での物流効率を向上させるインテリジェントトロリーなどが含まれる。 レストランの予約登録から発注、厨房での生産までAIを応用したマルチチャネルシステムの展示も行われた。
さらに、同イベントでは、健康を改善するための成分やプロセスの持続可能性を促進する技術的ソリューションの提案により、この分野に革命を起こしている14の新興企業に焦点を当てた。
フィラ・デ・バルセロナの企業であるアリメンテリア・エキシビションズ (Alimentaria Exhibitions) が主催するアリメンテリア&ホステルコは、約3,200社の出展企業と108,000人の専門来場者を迎えたが、そのうち25%は海外からであり、ビジネス、国際化、ネットワーキングの主要なプラットフォームとしてのリーダーシップを再確認する形となった。 900社を超える外国企業が参加した今回は、これまでに開催された中で最も国際的なイベントとなった。