スペイン・バルセロナ発, Nov. 15, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- ブルーエコノミーが社会の発展に重要な役割を果たす未来への道筋が、第3回トゥモローブルーエコノミー国際会議 (Tomorrow.Blue Economy World Congress) (TBEWC) の開催によりさらに近づいた。 このイベントでは、世界中から集まった250名を超える専門家が、イノベーションと持続可能性を通じて、海と海洋の並外れた潜在力を経済の原動力として発展させる方法について洞察を提供した。 ハイライトとなったのは、バルセロナ港が主催した「スマートポート:未来の埠頭 (Smart Ports: Piers of the Future)」フォーラム、都市でこれらの戦略的インフラが直面する主要な課題に取り組むことを目的とした世界海洋評議会 (WOC) の会議と、海洋汚染を削減するための道筋をそれぞれ示した会議である。
TBEWCは、バルセロナのグラン・ビア (Gran Via) 会場で11月5日から7日まで開催され、バルセロナ市議会とバルセロナ・アクティバ (Barcelona Activa)、バルセロナ港、海洋開発委員会の協力を得てフィラ・デ・バルセロナ (Fira de Barcelona) が主催した。持続可能な海上経済の分野における主要な国際ビジネス組織である WOC、およびバルセロナ港湾局の取り組みである「スマートポート:未来の埠頭」など、さまざまな会議が行われた。
会議では、海洋資源の重要性と可能性、およびその保全について議論され、250名を超える国内外の専門家が参加し、40を超えるセッションを含む会議プログラムが実施された。
これに沿って、11月5日と6日には、バルセロナ港が主催する「スマートポート:未来の埠頭」の第6回が開催され、世界中の当局が参加した。 これらのセッションのパネルには、ハンブルク港湾局のCFOである ティノ・クレム (Tino Klemm)、バルセロナ港湾局のゼネラルディレクターであるホセ・アルベルト・カルボネル (José Alberto Carbonell)、ロサンゼルス港湾のマーケティングおよび顧客関係担当副エグゼクティブディレクターであるマイケル・ディベルナルド (Michael DiBernardo) など、60名を超える講演者が登壇した。
港湾活動におけるドローンの使用、麻薬密売や組織犯罪との闘い、プラスチックによる海洋汚染を最小限に抑える取り組み、港湾インフラ管理に対する人工知能の影響などのトピックが議論された。 このイベントは、アントワープ・ブルージュ、バルセロナ、釜山、ヨーテボリ、ハンブルク、ロサンゼルス、モントリオール、ロッテルダムの港湾連合の支援を受け、港湾のデジタル化と持続可能な変革を促進することを目的としている。
さらに、トゥモローブルーエコノミー国際会議では、持続可能海洋サミット (Sustainable Ocean Summit)(11月5~6日) とグローバルブルーファイナンスサミット (Global Blue Finance Summit)(11月7日) が主催された。どちらのフォーラムも、ブルーエコノミーの成長を促進するために、ビジネスコラボレーションを促進し、革新的な金融ソリューションを開発するためにWOCが主催したものである。
トゥモローブルーエコノミー国際会議、トゥモローモビリティー国際会議 (Tomorrow.Mobility World Congress)、トゥモロービルディング国際会議 (Tomorrow.Building World Congress) は、都市と都市イノベーションに関する世界最大のイベントであり、今年は、850都市、140ヵ国から1,100を超える出展者と代表者が参加したスマートシティ国際会議2024 (Smart City Expo World Congress 2024) と並行して開催された。 3日間のイベントの後、フィラ・デ・バルセロナのグラン・ビア会場に集まった参加者は、130ヵ国以上、25,771人を超えるものとなった。
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